群馬県内の花の名所《春~夏》その2(沼田市、富岡市、中之条町、嬬恋村、草津町、みなかみ町、東吾妻町、片品村)
更新日: 2024年05月30日
水と緑が豊かで自然に恵まれた群馬県には、花の名所が数多くあります。今回は春から夏に見ごろを迎えるおすすめのスポットをご紹介。普段なかなか鑑賞することのできない貴重な高山の花は一見の価値があります。
《沼田市》
1.たんばらラベンダーパーク
「たんばらラベンダーパーク」は、7月から8月の最高気温が平均25℃の避暑地。標高約1,300mのスキー場のゲレンデに、 関東最大規模約5万株のラベンダーが咲きそろいます。最盛期の7月中旬~8月中旬には、紫色のじゅうたんを敷き詰めたように、色鮮やかな光景が一面に広がります。夏山リフトが運行しているので、斜面の移動もスムーズ。体力に自信のない人でも安心です。
たんばらラベンダーパーク
住所:沼田市上発知町350-1
問い合わせ先:沼田市経済部観光交流課
電話:0278-23-2111
2.老神温泉のポピー畑
老神温泉街の湯之上集会所近くの約5,200平方メートルの畑には、例年5月下旬ごろになると赤や白、ピンクの約50万本のポピーが咲き乱れます。一面に咲く愛らしい花を背景に記念写真が楽しむ人の姿が多く見られます。見ごろに合わせて「ポピーまつり」が開催され、ポピーの摘み取り体験や農産加工品の販売などが行われます。
老神温泉
住所:沼田市利根町老神(老神温泉 湯之上集会所近くの広場)
問い合わせ先:沼田市経済部観光交流課
電話:0278-23-2111
3.沼田公園(チューリップ・オミナエシ・センニチコウ)
サクラの名所で知られる沼田公園は、ほかにも四季折々の花を楽しむことができます。4月になると、赤や黄色のチューリップが咲き、秋の七草の一つであるオミナエシは、公園のシンボルの鐘楼の前にある花壇にて7月から9月上旬頃まで見ごろを迎えます。鮮やかな黄色と鐘楼とのコントラストはまるで一枚の絵画のようだと称されています。秋には紫色のセンニチコウが園内を彩ります。
沼田公園
住所:沼田市西倉内町594
問い合わせ先:沼田市経済部観光交流課
電話:0278-23-2111
《富岡市》
4.富岡しゃくやく園
小高い丘の上の約5,000平方メートルの敷地に、50種、 5,000株の色とりどりのシャクヤクが香り豊かに大輪の花を咲かせます。例年5月中旬から5月下旬にかけて見ごろを迎えます。令和6年度は、5月7日(火)より営業。 種類により苗や切り花の販売も行っています。気候の良い5月の観光に最適なレジャースポットです。
富岡しゃくやく園
住所:富岡市上黒岩1021-1
問い合わせ先:(一社)富岡市観光協会
電話:0274-62-6001
5.丹生のひまわり畑
丹生(にゅう)湖畔の小高い丘に、約11万本のヒマワリが大輪の花を咲かせます。種まきの時期を数回に分けることで、長い期間にわたって美しい花を楽しめるように工夫しているそう。見ごろは7月下旬から8月中旬にかけて、丘一面に広がるヒマワリ畑は夏の青空によく映えます。
丹生のひまわり畑
住所:富岡市下丹生459-2付近
問い合わせ先:(一社)富岡市観光協会
電話:0274-62-6001
《中之条町》
6.中之条花楽の里(旧山の上庭園)
自然環境をそのまま生かした、国内でも珍しい本格的な大規模ナチュラルガーデン。標高約1,000メートルの園内には季節ごとに200種類以上の色とりどりの花やハーブが咲き、ウッドチップを敷き詰めた遊歩道が整備されています。春の訪れは5月。ジューンベリーやユキヤナギ、ハナモモ、オオヤマザクラと開花が続き、6月中旬からは、高山植物として有名なエーデルワイスやコマクサの咲く花壇が見ものです。
中之条花楽の里(旧山の上庭園)
住所:吾妻郡中之条町入山4046-2
問い合わせ先:中之条山の上庭園
電話:0279-80-7123
7.中之条ガーデンズ(ハナモモ・バラ)
2月のクリスマスローズを皮切りに、4月上旬は春の花が咲き乱れ、なかでもハナモモが見事。12万平方メートルの広大な敷地には、約400種類のバラが植えられているローズガーデン、草花を渦巻き状に植栽したスパイラルガーデン、色とりどりのハーブや多年草が自然のままに生い茂るナチュラルガーデンなど、全部で7つの庭園とファームエリアで構成されています。プロのガーデナーたちが手がけており、洗練された風景が楽しめます。
中之条ガーデンズ
住所:吾妻郡中之条町大字折田2411
問い合わせ先:中之条町観光商工課
電話:0279-26-7727
8.野反湖(ノゾリキスゲ・シラネアオイほか)
標高1,500メートルの高地に位置する周囲12キロメートルの野反湖は、県境の山々に囲まれた「天空の湖」と呼ばれるダム湖です。 湖畔にはノゾリキスゲ(ニッコウキスゲ)やシラネアオイ、レンゲツツジ、ヤナギラン、エゾリンドウ、コマクサなど300種類以上の高山植物が生息。 初夏から初秋にかけて、湖畔を彩るお花畑をぬうようにハイキングが楽しめます。
野反湖
住所:吾妻郡中之条町大字入山国有林223林班
問い合わせ先:六合振興課
電話:0279-95-3111
《嬬恋村》
9.浅間高原シャクナゲ園
嬬恋村のシンボルでもある広大なキャベツ畑の奥、 浅間山の麓に広がるシャクナゲ園は標高1,500mに位置し、秘境「天空の花畑」とも呼ばれています。例年5月中旬から6月上旬にかけて見ごろを迎えると、およそ15万株の大輪のシャクナゲが咲き乱れます。園内には複数の散策コースが設けられており、シャクナゲを鑑賞しながらの散策におすすめです。駐車場からすぐにシャクナゲ畑が広がっており、気軽にシャクナゲを楽しむこともできます。
浅間高原シャクナゲ園
住所:吾妻郡嬬恋村浅間高原 シャクナゲ園
問い合わせ先:嬬恋村観光商工課
電話:0279-82-1293
《草津町》
10.白根神社のシャクナゲ
湯畑の北側にある日本武尊を祀る白根神社。草津温泉の町を静かに見守るようにひっそりたたずんでいます。境内にシャクナゲの咲く隠れた名所として知られ、例年5月上旬にかけてシャクナゲが見ごろを迎えると、囲山公園を含めた広々とした境内をゆっくり散策することができます。
白根神社
住所:吾妻郡草津町大字草津538
問い合わせ先:草津町観光課
電話:0279-88-7188
《みなかみ町》
11.ノルンみなかみフラワーガーデン
北関東最大級の「すいせん園」で、90種、100万株のスイセンを観賞することができます。「すいせん祭り」の期間中はスキーシーズン用のリフトが運行され、ゲレンデいっぱいに咲き誇る黄色いスイセンのじゅうたんを目下に空中散歩を楽しめます。スイセン以外にもチューリップやムスカリ、マリーゴールドなどさまざまな花が咲いています。爽やかな風を感じながら高原の春を満喫できます。
<イベント>
すいせん祭り
4月19日(金)~5月19日(日)
ノルンみなかみフラワーガーデン
住所:利根郡みなかみ町寺間479-139
問い合わせ先:みなかみ町観光商工課
電話:0278-25-5017
《東吾妻町》
12.岩井親水公園のラッパスイセン
全国でも有数のラッパスイセンの名所として知られる東吾妻町。 4月上旬から中旬にかけて、町内のあちこちでスイセンの花が咲き誇り、爽やかな香りがあたり一帯を包み込みます。 岩井親水公園の隣に広がる畑では、鮮やかな黄色や白のラッパスイセンが毎年約30万本ほど開花。 スイセン畑に沿うように、すぐ脇に続く約1kmにおよぶサクラの並木道とともに春爛漫が満喫できます。 4月上旬には「東吾妻町すいせん祭り」が開催されます。
岩井親水公園
住所:東吾妻町大字植栗
問い合わせ先:東吾妻町まちづくり推進課
電話:0279-68-2111
《片品村》
13.水芭蕉の森
村の花として制定されるミズバショウ。越本地区にある「水芭蕉の森」は片品でいち早くミズバショウが鑑賞できるスポットです。豊かな自然に囲まれた湿原に約1万5000株のミズバショウが群生し、4月下旬から5月上旬にかけて見ごろを迎えます。木道が整備されているから気軽に散策を楽しめるのが魅力。見ごろの期間には夜間ライトアップも実施されます。
水芭蕉の森
住所:利根郡片品村越本
問い合わせ先:片品村むらづくり観光課
電話:0278-58-2112
14.丸沼高原ロックガーデン(シラネアオイ・コマクサなど)
標高2000メートル、日光白根山ロープウェイ山頂駅にある「ロックガーデン」は、丸沼高原の自然を満喫できるおすすめのスポット。毎年6月上旬から見ごろを迎えるシラネアオイやコマクサ、8月下旬にはエゾリンドウなどが開花し、季節ごとに貴重な高山植物の花を楽しめます。
丸沼高原ロックガーデン
住所:利根郡片品村東小川4658-58
問い合わせ先:片品村むらづくり観光課
電話:0278-58-2112