妙義山を巡る美しきパワースポット
更新日: 2023年12月20日
■古代から続く山岳信仰「妙義山」
荒々しい岩峰や奇岩が立ち並び、日本三奇勝のひとつに名を連ねる妙義山。白雲山・金洞山・金鶏山の「表妙義」、谷急山・丁須の頭・御岳等の「裏妙義」からなり、独特な山の形から「不思議な力が宿る神の山」として縄文時代から信仰を集めてきました。強力なエネルギーを放つ妙義山周辺には古社・妙義神社をはじめとするパワースポットが点在しています。自然や歴史に触れながら運気をアップさせる、パワースポット巡りはいかがでしょう。
画像提供 富岡市
■豪華絢爛な重要文化財。エネルギーに満ちた「妙義神社」
約1500年という長い歴史を誇り、妙義山信仰の中心となっている妙義神社。幽玄な雰囲気が漂う境内には、国の重要文化財に指定されている鮮やかな朱色の総門や黒漆塗の社殿など、歴史的に価値の高い建造物がたくさん。美しい装飾や彩色、繊細な彫刻が施されており見応え十分です。一番のパワースポットとして注目されているのが、銅鳥居の側に立つ樹齢500年の大きな3本杉。3本杉に囲まれた三角形の空間に立てば、未知なるパワーを感じられるかもしれません。
富岡市観光協会
■轟岩と大黒様からパワー注入「中之嶽神社」
「やる気・元気が出るパワースポット」として知られる中之嶽神社。赤い鳥居をくぐると、“日本一のだいこくさま”と称される黄金に輝く大黒様が出迎えてくれます。高さ20メートル、重さは8.5トンもあり、小槌ではなく剣を持っているのが特徴的。病や悪縁など悪いものを切り福を招いてくれます。参道は妙義山登山道の入り口でもあり、社殿へは145段の険しい石段を登っていきます。石段の脇には「大国神社」があり、開運・厄除けにご利益があるといわれています。
■中之嶽神社のご神体「轟岩」
中之嶽神社は妙義山南麓にある轟岩をご神体としており、本殿を持たず拝殿・幣殿のみで構成される珍しい神社です。拝殿の背後にそそり立つ轟岩は迫力満点。自然のエネルギーが感じられます。轟岩には登ることも可能。社殿に向かって左手を進み15分ほどで頂上にたどり着きますが、鎖場やハシゴを登る箇所があるので動きやすい靴や服装で。高所が苦手な人は足がすくむかもしれませんが、山々が連なる絶景パノラマは一見の価値ありです。
下仁田町観光協会
※2023年12月時点の情報です。
※この記事は、公益財団法人群馬県観光物産国際協会noteに掲載していたものを再掲しました。