建築・アート・グルメ好きが注目！五感を刺激する「白井屋ホテル」

《トップ写真：白井屋ホテル「ザ・ラウンジ」(c)Katsumasa Tanaka》

 

■江戸時代創業の老舗旅館を再生

今、アンテナの高い人たちの間で話題になっている注目のスポットが、前橋のまちなかにあります。創業300年の老舗旅館「白井屋」を大胆にリノベーションし、2020年に開業した「白井屋ホテル（SHIROIYA HOTEL）」。前橋の市街地活性化を目的に、世界的な建築家・藤本壮介氏をはじめ国内外のアーティストやデザイナーが集結して作り上げたアーティスティックなホテルは、イギリスの人気トラベル雑誌で「2021年世界のベストホテル39」に選ばれるなど、海外からも注目を集めています。

 

《写真：白井屋ホテル「グリーンタワー」(c)Shinya Kigure》

 

■ホテル全体がアート

旧白井屋を改修した「ヘリテージタワー」、利根川の土手をイメージして新築した「グリーンタワー」の2棟で構成されたホテルは、外観からしてユニーク。レセプションやラウンジなど至るところに現代アートが飾られ、ホテル全体がまるで美術館のようです。目に入るものすべてがアートといっても過言ではありません。25部屋ある客室もすべて間取りやデザインが異なるというから驚き！　建築や内装を眺めているだけで時間が過ぎていきます。 

 

《写真：白井屋ホテル「ザ･レストラン」(c)Shinya Kigure》

群馬の郷土料理と同じ食材を使いながら麺をパウダーアイスにして、おっきりこみを再構築

 

■群馬の食材を使った美食を堪能

ホテルならではのハイクォリティなグルメも見逃せません。メインダイニング「ザ・レストラン」で提供されるのは、群馬の郷土料理をフレンチの技法で華やかにアレンジした “上州キュイジーヌ”。オールデイダイニングの「ザ・ラウンジ」は、緑溢れる吹き抜け空間で地元食材を使った創作料理がいただけます。ホテル北側の馬場川通り沿いにはハード系パンが人気の「ザ・ベーカリー」、フルーツタルト専門店「ザ・パティスリー」、地方初出店となる「ブルーボトルコーヒー　白井屋カフェ」など話題のお店がずらり。すべて宿泊者以外も気軽に利用できます。

 

《写真：白井屋ホテル「ジャスパー・モリソン・ルーム」(c)Shinya Kigure》

 

■群馬観光の拠点に

他にも本格的なフィンランド式サウナや、客室のようなベットルームサウナや週末のみ営業のバーなど、個性あふれる施設があり、非日常の宿泊体験が楽しめます。JR前橋駅が徒歩圏内にあり、前橋ICまで車で15分とアクセスも良好。群馬観光の拠点としてもぴったりです。このホテルが起爆剤となって盛り上がりつつある前橋のまちなかを、じっくり散策するのもいいでしょう。

 

《インフォメーション》

白井屋ホテル

前橋市本町2-2-15

027-231-4618

▼観光ぐんまでチェック

https://gunma-kanko.jp/spots/1378

 

《写真提供：すべて白井屋ホテル　上から》

白井屋ホテル「ザ・ラウンジ」(c)Katsumasa Tanaka

白井屋ホテル「グリーンタワー」(c)Shinya Kigure

白井屋ホテル「ザ･レストラン」(c)Shinya Kigure

白井屋ホテル「ジャスパー・モリソン・ルーム」(c)Shinya Kigure

 

※2023年12月時点の情報です。

※この記事は、公益財団法人群馬県観光物産国際協会noteに掲載していたものを再掲しました。