午年は馬の神社・駒形神社へ!群馬のパワースポットで開運祈願【ぐんま観光県民ライター(ぐん記者)】

馬の神社・駒形神社

更新日: 2026年01月09日

午年のスタートに訪れたい、群馬県前橋市にある「馬の神社」——駒形神社。ここは源頼朝の愛馬「磨墨(するすみ)」の蹄がご神体として祀られ、馬との深い縁で知られています。馬の神様に守られながら、力強く駆ける一年のスタートを切りに、駒形神社を訪れてみませんか。

馬好きだけじゃない!午年こそ訪れたい駒形神社のご利益

駒形神社

<駒形神社・本殿>

 

閑静な住宅街の中にある駒形神社は、源頼朝の愛馬・磨墨の蹄をご神体とした神社です。足腰健脚・武運長久など、馬にまつわるご利益への信仰が今も受け継がれています。

 

御祭神は食物と命を司る保食命(うけもちのみこと)。明治40年には近隣の神社を合祀し、八坂社・稲荷社・秋葉社・琴平社なども祀られるようになりました。商売繁盛や厄除け、学業成就といった幅広いご利益があるとされています。

 

<本殿の北側には合祀した神社が並ぶ>

 

「歴史や伝承に興味がある方、馬が好きな方や競馬ファンなど、県内外から参拝にお越しいただいています」

 

と話すのは駒形神社の宮司、駒木さん。特に春祭りと秋祭りは多くの参拝者が訪れ、にぎわいます。

野馬信仰の地、駒形で。源頼朝と愛馬・磨墨がつなぐ神社の歴史

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<鳥居をくぐって参拝へ>

 

駒形神社がある駒形の地は、源頼朝が草津へ向かう道中に立ち寄ったとされる場所です。愛馬・磨墨もこの辺りで最期を迎えたという伝承が残り、その蹄が駒形神社のご神体として祀られるようになったと伝えられています。

 

神社の創建は1570年(元亀元年)とされますが、それ以前から駒形の地では馬を守護する信仰があったと考えられてきました。境内の形が馬蹄形だと言われていることも、馬との縁を物語ります。

 

<本殿前には馬の石像がある>

 

宮司の駒木さんは「馬は昔から人と共に生きてきた存在です。農耕などさまざまな場面で人と共に暮らしてきました」と語ります。江戸時代には寺としても機能していましたが、明治維新後の神仏分離により駒形神社として独立しました。1905年(明治38年)建立の社殿は、今も美しく守られています。

馬の神社ならでは!駒形神社の境内に宿る馬の姿に出会う

花手水

<フォトスポットで人気の花手水>

 

境内に足を踏み入れると、馬を描いた灯籠や季節ごとに彩られる花手水が迎えてくれます。中央には馬の像が置かれ、季節の花々や木の実とともに美しく飾られています。

 

拝殿前には躍動感あふれる馬の石像が立ち、午年の参拝にぴったりです。また、ご祈祷などで境内に上がる機会があれば、ぜひ天井を見上げてみてください。天井を埋め尽くす72枚の馬の絵は、明治38年から受け継がれてきたもの。異なる動きの馬たちが躍動感あふれて描かれています。

 

<天井に描かれた72枚の馬の絵>

 

境内には1752年に建てられた旧社殿(現・駒形伏見稲荷神社)も残り、参拝しながら歴史に触れられるスポットです。

 

<駒形伏見稲荷神社>

駒形神社で授かる福。午年限定の御朱印や授与品に願いを込めて

午年限定の御朱印や授与品

<初詣の御朱印>

 

特に注目は午年限定の御朱印。和紙に美しい馬の刺繍があしらわれています。社務所には馬蹄ストラップや馬モチーフのお守り、開運の馬のぬいぐるみなど、馬にちなんだ授与品が並びます。午年生まれの方はもちろん、馬のご利益を授かりたい人へのお守りにもぴったりです。馬の姿を描いた絵馬も多く奉納され、参拝者の願いが境内を彩っていました。

 

<馬に関連した授与品>

 

御朱印の対応時間は10時から15時までです。出張祭典などで不在の場合もあるため、参拝前に公式サイトで最新情報を確認してから訪れましょう。

駒形神社の参拝後に訪れたい周辺スポットと福巡り

源頼朝の伝説「鏡田」

<源頼朝の伝説「鏡田」>

 

駒形神社の参拝後は、神社から車で2分の「鏡田」を訪れてみましょう。鏡田には源頼朝が自分の姿を田んぼに映したという伝説が残っています。現地には白い看板が立ち、伝説の由来が記されています。のどかな田園風景の中で、歴史に思いを馳せられるスポットです。

 

<『前橋の伝説百話』に頼朝と駒形の話が載っている>

 

さらに前橋十一社福めぐりで、前橋市内の神社を巡るのもおすすめです。それぞれの神社で異なる御朱印を集めながら、前橋の魅力をより深く感じられます。

 

駒形周辺には頼朝伝説が多く残っています。神社の参拝と合わせて、市内の歴史散策もぜひ楽しんでみてください。

 

駒形神社は源頼朝の愛馬伝説、馬の像がある花手水、72枚の天井絵など、馬にまつわる見どころがあふれるスポットです。

 

代々神社を守ってきた宮司の駒木さんは「午年は大自然と人馬一体となり、元気よく年を過ごしていただければと思います」と参拝者に願いを込めます。

 

馬に思いを馳せながら、新しい一年を力強く駆け出しましょう。

 

 

<参考文献>

前橋市観光協会 (1974).『前橋の伝説百話』,前橋市観光協会

 

インフォメーション

上野國前橋鎮座 駒形神社

 

住所:群馬県前橋市駒形町710

電話:027-266-3858

営業時間:10:00〜15:00

定休日:なし

駐車場: 無料(神社向かいのグレー色の倉庫前)

 

HP:https://www.komagata-jinja.net/

X:https://x.com/m_komagatajinja

 

杜澤こさゆ様

杜澤こさゆ

群馬県に住んで19年。うどんやお蕎麦などおいしい地元の食材を食べ、温泉に入ってゆったりするのが最高の瞬間です。趣味はハイキングや登山。山頂からの景色に癒されています。