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片品村「村民オススメ」日帰り温泉 【ぐんま観光県民ライター(ぐん記者)】

片品村(日帰り温泉)

更新日: 2024年12月19日

旅先でふらっと立ち寄りたい日帰り温泉。特にウインタースポーツや山歩きの後など、ゆったり温泉につかりホッと一息ついてから帰路につきたいものです。片品村にはいくつも温泉がありますが、今回は村民オススメの「日帰り限定温泉」をご紹介します。

料金、営業時間等は202411月の情報です。

山々の景色やオーガニックガーデンも楽しめる「花咲の湯」

花咲の湯(露天風呂)

露天風呂からの雄大な景色とガーデンが人気の「花咲の湯」。季節を問わず県内外から多くの人が訪れる温泉施設です。内風呂、サウナ、露天風呂、じんわり温まる岩盤浴もあり、地元食材をふんだんに使ったレストランやえごまやとうもろこし等のジェラート、美味しいコーヒーも人気。敷地内の「月の庭」がテーマのオーガニックガーデンを手がけたのはオーガニックガーデンデザイナーの神田隆氏。夏にワインレッドの花をつけるプルヌスブロンズは国内でも希少な西洋桜です。温泉だけでなく植生豊かな回遊式ガーデンを巡ってみたり、時間を気にせずファミリーやお仲間とゆっくり過ごせそうです。

 

<レストランではガーデンを眺めながら片品村産の食材を使った食事を楽しめます>

 

<雄大な自然と片品村の植生を生かしたガーデンのコラボレーション>

 

<広々とした内湯にはサウナも完備されています>

 

<お天気の良い日にはお風呂上りハンモックに揺られてみては?>

 

<直売所には毎日朝採りの片品村産の野菜が並びます(※季節により種類が変わります)>

 

<「花咲の湯は広くて子連れでも行きやすい温泉」と教えてくれたのは、片品村で120年以上続くお店、千明千三郎商店のご夫妻>

 

誰もが気軽に立ち寄ることができるアットホームな雰囲気の「ほっこりの湯」

ほっこりの湯(入口)

「ほっこりの湯」は地元片品村で古くから愛されてきた温泉。「大崖の湯」と呼ばれる源泉でアルカリ性単純温泉です。初めて訪れたという県内からのご夫妻は「『ほっこり』という名前を聞いてなるほどぴったりだな、と思える温泉でした。」「休憩所からの景色がいいですねぇ。」などとお話くださいました。片品村の中心部にあり、バスタオルのレンタルやフェイスタオルの販売があるので、行楽帰りやウインタースポーツ帰りに気軽に立ち寄ることができそうです。

 

<夕方は「こんばんはー」と自然に挨拶が交わされる和やかな雰囲気の温泉>

 

<お風呂上りは景色を眺めてゆったりとくつろげます>

 

<休憩所から片品川や田園風景に癒されます>

 

<片品村のお土産品やスタッフ手作りのお風呂バッグも>

 

<「ほっこりの湯は日常的に気軽に行けるお風呂」と紹介してくださったのは片品村で代々農家を営むフルーツガーデン花音心(かねこ)の金子さん>

 

とうもろこし街道沿いの「薬師の湯」は昭和にタイムスリップした気分

薬師の湯(片品村)

国道120号、通称とうもろこし街道沿いにある「薬師の湯」。少し熱めの内風呂と緑に囲まれた露天風呂。天然源泉のかけ流しで、無色透明の単純温泉。神経痛、筋肉痛や疲労回復に効くそう。茨城県から旅行に来られたというカヌー帰りのご家族は「国道沿いにあり立ち寄りやすいです。お湯の温度もちょうどよく、気持ちの良い温泉でした。」と話されていました。日本家屋で趣のある佇まい、中に入るとタイムスリップしいたようなレトロな雰囲気にどこか懐かしさを感じる方もいるかもしれません。

 

<国道に面した趣のある外観が目をひきます>

 

<弱アルカリ性の単純温泉で疲労回復>

 

<緑に囲まれた露天風呂は癒されます>

 

<お風呂上りは昭和レトロな雰囲気でゆったり>

 

<山に囲まれ季節の移り変わりを楽しめる温泉の1つ>

 

<「ウインタースポーツ帰りに薬師の湯で疲れをとってほしい」とご紹介くださったのは、首都圏からUターンされてきた菓子工房Lammin(ラミン)のご夫妻>

 

ウインタースポーツ後に直行できる丸沼高原スキー場敷地内の「座禅温泉」

座禅温泉(丸沼高原スキー場内)

丸沼高原スキー場敷地内にある「座禅温泉」は、疲れた体をゆっくり回復させてくれるお湯。山歩きでよく片品村を訪れるという愛知県から来られた方は、「初めて寄ってみたけれどじんわり温まる感じのお湯で良かった」と話されていました。温泉を訪れる際には、ぜひロープウェイで標高2000mの景色も楽しんでいただきたいです。「ロープウェイからの景色は想像以上に良かった」と神奈川県から来られたというご家族。タオルのレンタルもあるので、ウインタースポーツ帰りはもちろん、グリーンシーズンにも立ち寄りやすい温泉です。

 

<2階チケットセンターすぐ右側が温泉入口です>

 

<ナトリウム・カルシウム‐硫酸塩温泉は冷え性や皮膚の乾燥症に効くそう>

 

<冬季は雪景色を見ながら、体の芯までじんわり温まります>

 

<温泉の横から出発するロープウェイで標高2,000mまで、絶景を楽しめます>

 

<「座禅温泉は体の芯から温まります」と自然豊かな片品村に魅かれ首都圏から移住されてきた片品基地(レストラン)のみなさん>

 

尾瀬の玄関口にある「尾瀬ぷらり館・戸倉の湯」

尾瀬ぷらり館・戸倉の湯(片品村)

尾瀬ヶ原の玄関口にある「尾瀬ぷらり館・戸倉の湯」源泉かけ流しのアルカリ性単純硫黄泉で、神経痛、筋肉痛、間接痛、冷え性、疲労回復に効くのだとか。駐車場入り口にも近く、山歩き帰りには疲れをとって帰る方も多いそう。館内の尾瀬ネイチャーセンターは、コンパクトながらも尾瀬の大事な情報がギュッと詰まったスペース。トレッキング初心者向けの情報から、何度も尾瀬を訪れている方にも楽しめる展示がたくさんあります。10月後半から12月までは閉館期間があるので、開館日をチェックしてからぜひ立ち寄ってみてください。

 

<尾瀬の玄関口にあり、駐車場やバス乗り場もすぐ近くです>

 

<ぜひ入ってほしい!とスタッフオススメのお湯はアルカリ性単純硫黄泉>

 

<コンパクトに尾瀬の知識がギュッと詰まった尾瀬ネイチャーセンター>

 

<リアルな尾瀬情報も掲示されているのが嬉しいです>

 

<子どもも楽しい足跡スタンプ、尾瀬エリアで実際に見ることができるかも>

 

<尾瀬高校の自然環境学科の生徒による尾瀬の水芭蕉やヤマネの研究>

 

<「尾瀬ぷらり館はトレッキング帰りにオススメ」日々と珈琲の平山さんは都内から移住されて11年、尾瀬ガイドやスキー場のお仕事など片品村での生活を満喫中>

 

片品村で暮らす方々と温泉。取材して村の皆さんの温かさや優しさに心も体もホッと癒されました。小さな村ですが一度訪れるとまた行きたくなる場所。温泉や大自然はもちろん「またきらっしゃい(またいらっしゃい)」という地元の皆さんの懐の広さがそう思わせてくれるのかもしれません。四季折々の景色を楽しみつつ、ぜひ片品村の日帰り温泉へ。

 

インフォメーション

花咲の湯

住所:群馬県利根郡片品村花咲1113
電話:0278-20-7111
営業時間:10:00~20:00
定休日:金曜日(祝日、行楽シーズンは営業)
料金:大人1,000円、小人650円(平日大人900円、小人600円)

HP:https://oze-katashina.info/hanasakunoyu/

 

ほっこりの湯

住所:群馬県利根郡片品村鎌田4078-1
電話:0278-58-4568
営業時間:13:00~20:00
料金:大人650円、小人450円

HP:https://oze-katashina.info/kanko/103/

 

薬師の湯

住所:群馬県利根郡片品村大字東小川赤沢4467
電話:0278-58-4126
営業時間:10:00~18:00(受付は終了30分前まで)
料金:大人1,000円、小学生以下500円

HP:なし

 

座禅温泉

住所:群馬県利根郡片品村東側4658-58
電話:0278-58-2211(丸沼高原総合案内)
営業時間 夏期 13:00~18:00(17:00最終受付 )、冬季13:00~17:30(16:30最終受付)
料金:大人800円、小人600円

HP:https://www.marunuma.jp/green/spa/

 

尾瀬ぷらり館・戸倉の湯

住所:群馬県利根郡片品村戸倉736-1
電話:0278-58-7263
営業時間:10:00~18:00(冬季は12:00~19:00)
営業期間:おおよそ5月頃~10月、12月末~3月末(詳細は尾瀬戸倉観光協会HP)
料金:大人600円、小人300円    

HP:https://oze-katashina.info/kanko/104/

 

※料金、営業時間等は2024年11月の情報です。

シーズンにより異なる場合がありますので、詳細は各HPをご確認ください。

 

ぐんま観光県民ライター(ぐん記者)

Aya

大阪府出身。子どもの進学に伴い片品村に移住。これまでは教育関係に従事。現在はNPO活動の傍ら観光業などに携わる。片品村の自然や美味しい農作物、村民の気さくな人柄にすっかり魅了されている。