冬にオススメ 白鳥と青空が映えるまち 館林編【ぐんま観光県民ライター(ぐん記者)】
城沼と多々良沼の白鳥
城沼と多々良沼にはオオハクチョウ、コハクチョウなど約200羽の白鳥が、例年11月中旬から3月上旬にかけて飛来しています。城沼で観察するならば、朝。多々良沼で観察するならば午後がおすすめです。給餌時間がそれぞれあるので、ぜひその時間を目指して訪ねてみてください。(目安として城沼の給餌時間は午前6:30〜6:40、多々良沼の給餌時間は日によっては午前9:00と午後3:00〜)
館林から見える富士山
ここが多々良沼の富士山ポイント
「夕日の小径」という名前が付けられているこの場所。夕日も綺麗に見ることができる場所ですが、朝もおススメです。県立多々良沼公園管理事務所に車を停めることができ、この小径を多々良沼農村公園の方向に歩いていくと橋が見えてきます。多々良富士見橋を渡る手前から、浮島弁財天がある赤い鳥居の方向を見ると、天気の良い日は富士山が見えます。また近くには館林市や群馬県ゆかりの作家の作品が38点展示されている「彫刻の小径」もあります。
茂林寺
歴史と食とARTにふれる時間
「分福茶釜」伝説の舞台になった茂林寺は茂林寺沼の近くに実在しています。そのため館林ではいたるところでタヌキの像を見かけます。館林のブランド小麦「百年小麦」はご存知でしょうか?「百年小麦」はうどん、ラーメン和菓子などにも使われており、館林は食のまちとしてさらに魅力的になりました。。「うどん天下一決定戦」において、3連覇を果たした老舗の「花山うどん」では、タヌキの器で料理がでてくることでも有名です。
2月の花めぐり
ウェルビーイングな自然の中をウォーキング
2月は黄色の蝋梅(ロウバイ)や紅白の梅の花が満開を迎え、3月には桜の季節がやってきます。城沼近くのつつじが岡公園には愛犬を連れてお散歩にやってくる人も多く見られます。季節の変わり目を、美しい花々や自然に触れることで感じることができるのも嬉しいことです。広い公園や安心してお散歩をする場所があるのは、子育てを館林でして良かったな!と思うことの一つでもありますし、清々しい空気をたくさん吸うことで、リフレッシュもできます。つつじが岡公園近くにある東屋から眺める城沼、雲の動きがよく見える公園の空、そこを飛んでいく白鳥たち。冬の青い空に白鳥の白さが加わりとても美しいです。
つつじが岡公園にあるカフェ
城沼近くのおすすめカフェ
ウォーキングの後にはゆったりと落ち着いたカフェで一息つきたいなと思うのではないでしょうか。城沼近くのつつじが岡公園内にある「SUGAR HILL CAFE」ではハンバーガーや淹れたてのコーヒー、「つつじソフト」が楽しめます。また、年間いつでも手ぶらでバーベキューを楽しむことができるのも魅力です食材も豊富で、幹事さん思いのバーベキューパーティーができます。散歩の休憩やレジャーで利用する人のほか、仕事をしている人、食事を楽しむ親子連れなど、さまざまな人にとって、このカフェは憩いのスペースになっています。
城沼と白鳥
まとめ
豊かな自然や沼辺とともに文化が育まれてきた館林。特急電車を利用すれば都内から約1時間。県外から車を利用して観光に訪れる時は東北自動車道、北関東自動車道を利用すれば、とても便利な場所にあります。四季折々の表情豊かな館林を是非見ていただきたいと思います。
インフォメーション
SUGAR HILL CAFE
住所:群馬県館林市花山町3181
電話:0276-52-8306
営業時間:平日11:00〜18:00
土日祝11:00〜20:00
(月曜、年末年始除く)
篠原久美子