みなかみスキー場コンシェルジュ【ぐんま観光県民ライター(ぐん記者)】

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更新日: 2024年04月10日

群馬県の魅力をぐんま観光県民ライター(ぐん記者)がお伝えします!

群馬県が誇るスノーエリアみなかみ町。その地に住む私が、どのスキー場に行こうか迷っている方にぴったりなスキー場をご紹介してまいります。アクセス重視、家族におすすめ、雪質重視、アクティビティなど、バラエティあふれるゲレンデの中から、あなたの好みに合ったゲレンデがきっと見つかります。

とにかく滑る時間を長くとりたい!アクセス抜群「ノルンみなかみスキー場」

「スキー場は山奥だから遠い」そんな固定観念を覆すスキー場が、関越自動車道水上ICからわずか車で5分の所にある「ノルンみなかみスキー場」です。東京練馬ICから約95分とアクセスが良く、そのうえ最長24時までナイター営業を行うこのスキー場なら「移動時間がもったいない」「滑る時間を長くとりたい」という方にぴったりです。鉄道でお越しの場合でも、新幹線の上毛高原駅からは予約制の無料シャトルバスが、JR上越線の水上駅からは予約不要の無料シャトルバスが毎日運行しているので、電車で来る方も安心です!ゲレンデ内には11種のパークアイテムもあり、ディガースタッフによるパークレッスンも開講しているのでフリースタイルを練習したい人にもおすすめのゲレンデとなっております。

<ラクダをイメージキャラクターにしたポスターはインパクト大>
写真提供:ノルンみなかみスキー場

<パークアイテムの数は充実の11アイテム>
写真引用:ノルンみなかみスキー場HP

ノルンみなかみスキー場
住所:群馬県利根郡みなかみ町寺間479-139
電話:0278-72-6688 
営業時間:8:30~16:30 ※その他ナイター営業あり
料金:リフト1日券大人5,200円、小学生3,900円(ナイター券大人3,000円、小学生2,200円)

オール融雪道路で安心!!「奥利根スノーパーク」

スキー場へ出かけてみたいけど、雪道の運転に不安を抱えている方には「奥利根スノーパーク」がおすすめです。関越自動車道水上ICからは、安心のオール融雪道路。このオール融雪道路でアクセスできるスキー場は、みなかみエリアではこの奥利根スノーパークのみとなっております。登り坂もほとんどないというのも、とても安心できますよね。鉄道でお越しの方も、JR上越線水上駅から毎日無料でシャトルバスが出ています。
また、スキー場のリフト券は未就学児までが無料というスキー場が多い中、奥利根スノーパークでは小学6年生までリフト券が無料となっており、スキーやスノーボードをするファミリーにとってはお財布に嬉しいポイントですね。お子様のレベルアップに、こちらのスキー場を活用されてみてはいかがでしょうか。なお、ナイターは平日は22時、週末は24時まで営業しています。

<関越自動車道水上ICからスキー場までの道路には、すべて融雪装置が備わっている>

<リフトを降りるとみなかみ町が誇る、名峰「谷川岳」を眺められる>

奥利根スノーパーク
住所:群馬県利根郡みなかみ町向山39
電話:0278-72-8101
営業時間:8:00~22:00 ※土日祝6:00~24:00曜日により変動
料金:リフト1日券大人5,500円、小学生以下無料(ナイター券大人3,000円、小学生以下無料)

ねらい目はプレミアムパウダーデイ!「ホワイトバレースキー場」

それほど遠くない距離でパウダーを楽しみたい方におすすめしたいのが、関越自動車道水上ICより車で15分の所にある「ホワイトバレースキー場」です。しっかりとした降雪があった翌日は、ゲレンデエリアの90%というほぼすべてを非圧雪コースとするため、スキー場がパウダー天国となります。比較的小さめなゲレンデではありますが、ひとつひとつのエリアが広くとられていて、自由度が高く地形遊びも楽しめます。ほかのスキー場と比較してリフト待ちが少なく、一般的なゲレンデに飽きてきたスキーヤー、スノーボーダーで自分の滑りを追求したい人におすすめのスキー場です。また、途中の道沿いには日帰り入浴施設があったり、コンビニやスーパーがあったりと、寄り道も楽しいですね。

<プレミアムパウダーデイでは90%のエリアが非圧雪に>

<コース幅はとても広く自由度が高い>

ホワイトバレースキー場
住所:群馬県利根郡みなかみ町谷川温泉国有林内 ロッヂホワイトバレー
電話:0278-72-5094
営業時間:9:00~16:00 (土日祝は8:30~16:00)
料金:リフト1日券大人4,700円、小学生2,700円

キッズランドの遊具種類は県内最多!子ども連れなら「藤原スキー場」

子どもの雪遊びやスキーのデビューをする家族におすすめしたいのが「藤原スキー場」です。ゲレンデコースはほかのスキー場に比べて短く、コース幅がとても広いのが特徴。だから、滑っている途中で子どもが疲れることもないですし「今日はリフトに○回乗ったよ!」という達成感にも繋がります。リフト券料金も、みなかみエリアでは最安値なのでお財布にも優しいですね。そして一番の魅力は、併設しているキッズランドです。小学生以下1日1500円で、付き添いの大人は子ども1人に対して何人でも無料!ここではソリはもちろん、スノーストライダーやチュービング、雪玉づくりやかまくらスコップなども追加料金なしで自由に使い放題。毎週日曜日はソリリンピック(滑走距離大会)や雪玉アイスタワー選手権などのイベントも開催しています。

<遊べる雪遊びアイテム(そり、スコップなど)は県内最多種>

<毎週日曜日はイベントを開催(画像は雪玉アイスタワー選手権)>

藤原スキー場
住所:群馬県利根郡みなかみ町藤原4957-1
電話:0278-75-2321
営業時間:8:30~16:45
料金:リフト1日券大人3,800円、小学生2,500円

スキー、スノーボードをしない人でも楽しめる!「水上高原スキーリゾート」

まず注目すべきは、スキー、スノーボード以外に楽しめるアクティビティの豊富さ!その中の1つであるスノーラフティングを実際に体験してみました。
広大な敷地を誇る「水上高原スキーリゾート」ならではのロングコースは「どこまで行くの!?」って思うほどのロングトリップを楽しめます。ボートのスピードもスタッフが調節してくれますので、怖がりな人でも大丈夫です。
そして、スキー場での食事というとラーメンやカレーなどが定番ですが、ホテル仕込みのランチバイキングのレストランがあるのは嬉しいポイントです。和惣菜、中華、サラダ、デザートまで楽しめ、座席の間隔にもゆとりがあって、隣りの人との席が近くて窮屈に感じるようなこともありません。時間も75分制としっかり確保されているので、ゆっくり食事を楽しめます。

<スタート地のホテル(画像奥)が小さく見えるほどのロングライド>

<スキー場のお昼ごはんとは思えないほどゆっくりと過ごせる>
画像提供:水上高原スキーリゾート(※画像はイメージ)

水上高原スキーリゾート
住所:群馬県利根郡みなかみ町藤原6152-1
電話:0278-75-2222
営業時間:8:00~16:30 (土曜日8:00~17:00)
料金:リフト1日券大人4,800円、小学生3,000円

エリア最大のゲレンデといえばここ!「群馬みなかみほうだいぎスキー場」

「群馬みなかみほうだいぎスキー場」の魅力はなんといっても、リフトの数が6本、コース数が16コースという、圧倒的なゲレンデのスケールです!標高も高いのでパウダースノーが楽しめ、初級者コースからでもみなかみの雄大な山並みを望みながら滑走を楽しめます。また上級者用の第9リフトを降りた先にある山頂からの景色は、まさに非日常といえます。
お腹が空いた時のレストランも充実していて、直営のカレーショップのほか、ラーメン、丼、洋食、ケバブ、コーヒーなどの専門店があり、本格的な味わいでお腹を満たすことができます。
スキー、スノーボードのレッスンは4つのスクール団体が開校しており、それぞれが指導にこだわりを持って、初めての方から上級者までのレッスンに対応しています。

<みなかみエリア最大の16コースがありビギナーからプロレベルの方まですべての人が楽しめる>
写真引用:群馬ほうだいぎみなかみスキー場HP

<レストランには専門店が多数出店していて、どこも本格的な味が楽しめる>

群馬みなかみ ほうだいぎスキー場
住所:群馬県利根郡みなかみ町藤原3839-1
電話:0278-75-2557
営業時間:8:30~16:30
料金:リフト1日券大人5,500円、小学生4,000円

まとめ

いかがだったでしょうか。群馬が誇るゲレンデ王国のみなかみ町。初めての方から上級者の方、子ども連れのご家族や雪道の運転が不安な方、移動手段が電車の方まで、この記事を読んでいただいた方が「あ、私にはこのスキー場がいいかも!」という気持ちになっていただけたら嬉しいです。

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高草木徳行

群馬県伊勢崎市出身。大学卒業後は高崎市、山梨県と移り住み現在は群馬県みなかみ町に一軒家を建て、妻と子どもと暮らしている。星空案内人®『星のソムリエ』のガイド資格を有し、町内の星空イベントや学校団体へ楽しくわかる星空教室をおこなっている。