赤城エリア注目スポット「ほぼの駅 AKAGI」の楽しみ方 【ぐんま観光県民ライター(ぐん記者)】
更新日: 2026年07月02日
赤城山に、またひとつ話題のスポットができました。2025年11月1日にαオープン(試験営業)し、2026年4月24日にグランドオープンした「ほぼの駅 AKAGI」は、赤城山の絶景を楽しみながら、食事や買い物、ゆったりとした時間を過ごせる施設。地元食材を使ったグルメや遊び心のあるおみやげが並び、訪れる人の心をくすぐります。鳥居峠ならではの開放感あふれる景色も魅力で、ドライブ途中の立ち寄りにもぴったり。今回は、そんな「ほぼの駅 AKAGI」の楽しみ方をご紹介します。
旧駅舎をリノベーション!「ほぼの駅 AKAGI」とは?
「ほぼの駅 AKAGI」は、群馬県・赤城山の鳥居峠にある、旧赤城山鋼索鉄道(ケーブルカー)の駅舎をリノベーションして2026年4月24日にグランドオープンした施設です。前橋市出身の糸井重里さんが代表を務める「ほぼ日」が運営していることから、「ほぼの駅」と名付けられました。かつて終着駅だったこの場所には、「ここから行きたい場所へ進んでいけるように」という「希望への出発の駅」という願いも込められています。
施設内は、ヨーロッパの「どこかにある駅」をイメージした造りになっていて、改札やホームの椅子、伝言板があるなど、至る所で駅を感じます。この建物は2018年に登録有形文化財に指定されています。「ほぼの駅 AKAGI」が引き継ぎ、良いものを残しつつ新しいものを作り、未来に繋げてくれました。

靴を脱いで一段上がった空間にはソファが置いてあり、リラックスして次に行きたい場所をゆっくり考えられそう。うたた寝をしてしまいそうな居心地の良さ。

赤城山の絶景を一望!鳥居峠ならではのロケーション
関東平野を見渡せる景色は圧巻です。空気がおいしいのはもちろん、新緑がきれいなこの時期は特に赤城の自然を感じることができます。平地より10℃くらい涼しい印象です。外のデッキからコーヒー片手に絶景を眺めるのもおすすめです。

<雲海の様子 写真提供:「ほぼの駅 AKAGI」>
雲海を見ることができるのも貴重。ホームページには雲海カメラをリアルタイムで視聴するページがあり、「ヤッホーボタン」や「UFOボタン」など遠くからでも楽しめる遊び心満点な「ほぼ日らしい」仕掛けもあります。取材日の数日前には本物の海のような雲海を見ることができたそうです。条件が整わないと見ることができないため、居合わせた人はラッキーですね。雲海カメラをチェックしその日に来る人もいるのだとか。前日が雨で翌朝は晴れ、無風などの条件が揃った午前中は狙い目です。

鳥居峠駐車場から、覚満淵と大沼を見渡すことができるこの景色も素敵ですよ。ぐんまちゃんが刻印されたベンチに座って赤城山を楽しんでみては。
前橋食材を味わう「ほぼの駅 AKAGI」のグルメ
「ほぼの駅 AKAGI」のおすすめグルメは、豚汁です。ジャパン・イタリア・インドと三種類の味を楽しむことができます。「あかぎのうま豚汁 塩むすびセット」のイタリアを注文。トマトベースのスープにしっかり煮込んだ大きな野菜がゴロゴロと入っていて栄養たっぷりな豚汁。優しくてとてもおいしかったです。

「ほぼの駅弁」も注文。毎日数量限定なので気になる方はお早めに。この日は残り4個でした。前橋の「近藤スワインポーク」の豚肉と赤城山麓のりんごを使用。豚肉が柔らかく、下に敷いたキャベツと上に乗ったりんご、全ての相性が良く満足感の高い駅弁でした。何度でも食べたい飽きのこない味です。

そして食後のデザートには、お目当てのソフトクリーム。前橋にある「松島農園」で育てているブラウンスイス牛のミルクを使用しています。滑らかな口あたりで濃厚だけど爽やかな味わい。何て言ったらいいのでしょう。今まで食べたソフトクリームで一番美味しかったです。また食べたくて、もうすでに恋しい存在。世界最高峰といわれるイタリアのソフトクリームマシンメーカーで作る特別なソフトクリーム、ぜひ食べてほしいです。
ここでしか買えない!遊び心いっぱいのおみやげ
切符モチーフのグッズや、ほぼ日らしい雑貨がたくさん。「ほぼの駅 AKAGI」オリジナル商品や、地元名産品など選りすぐりの商品が並んでいます。


特に私が気に入ったのは、『おちつけ』シリーズ。自然に目に留まり、直感的に好みだと感じ、一つアイテムを持っておきたいなと思いました。アクリルキーホルダーが欲しかったけど残念ながら完売。

リップクリームを購入。普段の生活の中で、つい焦りや緊張する場面がありますよね。でもこれを見て少しでも気持ちが楽になればいい、おまじないのような存在。おちつけマグカップで朝に白湯やコーヒーを飲めばその日は落ち着いた判断ができるかも。掛け軸を目につくこところに飾っている会社もあるそうですよ。自分へのプレゼントや、少し落ち着いて欲しい人へ、クスっと笑ってしまうプレゼントにもおすすめです。

糸井さんの「UFOを飛ばしたい」という願望から生まれた『UFO自由自在』という何ともチャーミングな商品。発想がシュールかつユニークで魅力的。大人気でこちらも完売商品です。ほぼ日スタッフの方に見本を見せてもらいました。普段の写真の端っこにさり気なく映り込んでいたら面白いですよね。
ドライブで立ち寄りたい癒しのスポット
周辺には、大沼、小沼、赤城神社、覚満淵など自然を楽しめるスポットがたくさんあります。この日は「ほぼの駅 AKAGI」を訪れる前に、まずは気になっていた覚満淵へ。

周囲約1kmほどあり、約30分で歩けるのでちょっとしたハイキングにおすすめ。小尾瀬と言われる湿原で、木道がしっかりしていて歩きやすかったです。ツツジがまだ蕾でしたが6月には見頃を迎え楽しめそう。


赤城神社にも参拝。6年かけて架け替え工事が行われていた赤い橋・啄木鳥(きつつき)橋が2025年12月に完成したので渡ることができ嬉しい。鮮やかで本当に美しい。

昨年、赤城山の最高峰、黒檜山を登山したときの写真。大変だったけど登ってから見える景色は最高です。
赤城には魅力的なスポットがたくさんあります。ドライブがてら、ふらっと「ほぼの駅 AKAGI」を訪れてみてはいかがですか。

ここを訪れて感じたことは、「大人が楽しんでいる」ということ。「ほぼの駅 AKAGI」は、ほぼ日の魅力がたっぷり詰まっています。ワクワクするような感覚を楽しめるって素敵なことだし大事なこと。行きたいところには行ってみよう。やりたいことはやってみよう。まさにこの場所は「希望への出発の駅」です。
インフォメーション
ほぼの駅 AKAGI
住所:群馬県前橋市富士見町赤城山鳥居峠
電話番号:027-287-8444
営業時間:10:00~16:00
(ランチタイム11:30~14:00 / L.O.午後13:30)
定休日:不定休(SNSで営業日カレンダーを確認)
HP:https://www.1101.com/hobonoeki_akagi
Instagram: @hobonoeki_akagi
きなこ