前橋の迎賓館「臨江閣」へ!四季の景色とカフェまゆたまで贅沢時間【ぐんま観光県民ライター(ぐん記者)】

臨江閣

更新日: 2026年05月01日

前橋の中心に、明治時代の迎賓館として建てられた臨江閣。四季折々に表情を変える庭園と、歴史を感じる空間は、まるでタイムスリップしたかのような感覚に。臨江閣の存在は知っていてもなかなか中に入ったことが無い方も多いのではないでしょうか。館内には「まゆたま」も誕生し、歴史だけじゃない、今だからこそ楽しめる臨江閣の魅力を取材してきました。

明治の迎賓館「臨江閣」とは?前橋が誇る歴史建築の魅力

明治の迎賓館「臨江閣」

国指定重要文化財の臨江閣には本館と別館があります。本館は地元有志や銀行等の企業の寄付で明治17年に建てられた迎賓館です。明治天皇や皇太子(後の大正天皇)など多くの皇族や政治家などが宿泊されました。 

 

 

純和風の美しい木造建築で、心が落ち着く格式高い空間です。まるで明治時代にタイムスリップしたかのよう。前橋中心部にこんなにも静かで美しい場所、他にありません。

 

<臨江閣別館>

 

別館は明治43年に貴賓館として建てられました。別館2階には、180畳もの広さの大広間があります。国天然記念物である安中杉並木の杉の巨木30本を使用しとても贅沢な空間でした。各種大会や晩餐会が開かれていたそうです。そして前橋市出身の詩人・萩原朔太郎さんなどの著名人が結婚披露宴の会場としても使用されました。この広さを存分に使って素晴らしい披露宴になったことでしょう。

 

<別館2階の大広間>

 

建物の中から見える景色も素敵です。

 

 

近年ミュージックビデオなどにも使用されるなど、全国から注目を集めています。現代にいながら歴史を感じることができ、ライトアップされた風景は映像を通して魅力がたっぷり伝わります。

四季折々に表情を変える臨江閣

四季折々に表情を変える臨江閣

春には桜、夏の新緑、秋の紅葉、冬の静けさ。臨江閣の庭園は、日本の四季を魅力たっぷりに伝えてくれます。同じ場所なのに違う顔を持っている、とても素敵な庭園です。

 

紅葉の時期に訪れたことがあり、もみじがとても綺麗だったのを覚えています。

 

<秋に訪れた時の写真>

 

臨江閣ではフォトウェディングを行うことが出来ます。前橋公園エリア(臨江閣・日本庭園・るなぱあく・前橋公園)を追加料金なしで撮り放題、前橋東照宮で行う「奉告祭」という儀式を通して感謝を伝えることができる贅沢なプランです。この日もフォトを撮っている方たちがいました。普段和装が多いそうですが、この日はウェディングドレスとタキシードでした。和と洋のコラボが素敵で幸せな光景をみることができ、ほっこりしました。

 

紅葉の季節はウェディングフォトを撮りに来る方が毎日いるそうです。ウェディングだけでなく七五三や成人式の前撮りで使用する方も多いのだとか。

早春だけの特別展示!華やかなお雛様と歴史空間

華やかなお雛様と歴史空間

例年2月から3月にかけて、本館2階には市民から寄贈された歴史あるお雛様が飾られています。2026年は、23日から315日にかけて開催されました。和室と色とりどりのお雛様の共演は、思わず写真に収めたくなる美しさです。臨江閣に飾られているお雛様たちは何だか誇らしげな表情をしています。格式高い場所に飾られ気分も良いことでしょう。

 

 

 

雛祭りの時期しか見ることができない特別感を味わってみてください。和室と雛飾りってどうしてこんなにも相性が良いのでしょう。風情あふれる光景に日本の素晴らしさを実感しました。

歴史空間で味わう贅沢時間「まゆたま」と100年コーヒー

歴史空間で味わう贅沢時間

20255月に臨江閣内にできたカフェ「まゆたま」。カフェメニューはテイクアウトで、スイーツは隣の洋間で食べることができます。ネーミングが気になる『100年コーヒー』とは100年前の味を再現しているアイスコーヒーです。冬の一番人気は『シルクコーヒー』、こちらはホットコーヒーです。前橋は糸の町ということでそれにあやかってつけた臨江閣オリジナルブレンドです。私は『シルクコーヒー』と『臨江閣 旅がらす』を購入して、洋間でいただきました。歴史空間の中で味わうコーヒーは今と昔を調和し、味わい深い味がしました。スープもとても美味しそうでぜひ次回はスープをテイクアウトしたいです。

 

 

美味しい和菓子付のお抹茶体験や、アフタヌーンティー、すき焼きディナーも人気がありおすすめです。すき焼きディナープランは完全予約制なので気になる方は臨江閣HPからチェックしてみてください。

売店で見つける群馬土産と、ゆったり過ごす大人時間

売店で見つける群馬土産

「まゆたま」に一歩入るとまず目に飛び込んでくるのは、アートブランド「TOKYO LOLLIPOP」とのコラボによるだるま。きれいなブルーでかっこいい。群馬のこだわりが詰まった商品が上品に、存在感を放ちながら並んでいます。『笑福ねこどら』がかわいくてかわいくて。五個入りの箱入りもあるので手土産にいいですね。

 

 

記念に『臨江閣御閣印』はいかがですか?御朱印や御城印のように御閣印を集めてみるのも面白いですね。

 

 

臨江閣は大人の休日スポットとして魅力を感じました。臨江閣は、歴史を現代に伝える重要な存在です。皆さんもぜひ100年の想いを感じに訪れてみてください。

 

インフォメーション

臨江閣 

 

住所:群馬県前橋市大手町三丁目15番

電話:027-231-5792 

開館時間:午前9:00~午後17:00(入館は16:30まで)

休館日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
    年末年始

※2026年6月より臨江閣が館内消防設備の大規模改修工事の為、2027年3月末まで長期休館となります。

入館料:無料

 

 HP:https://rinkokaku.maebashi-park.com/

Instagram @rinkokaku_official

きなこ様

きなこ

群馬県生まれ群馬県育ちの根っからのグンマー。最近は季節のものを観たり食べたりすることを大切にしています。趣味は、寺社巡り・カフェ巡り・キャンプなどアクティブで楽しいことが大好きです。