道の駅くらぶち小栗の里に「田園cafe」誕生!倉渕×横須賀の歴史が繋ぐご当地グルメ
小栗上野介ゆかりの地、倉渕
国道406号沿いにある道の駅
高崎市倉渕地区は榛名山の西麓に広がる田園エリア。道の駅くらぶち小栗の里は、国道406号沿いにあり、草津温泉へ向かうドライバーの休憩スポットとして利用されています。

館内に展示される小栗公の軌跡
この地は、2027年NHK大河ドラマ『逆賊の幕臣』の主人公・小栗上野介ゆかりの地。館内には彼の年表や功績、関連史跡の案内なども展示されています。
倉渕の魅力が集まる直売所

倉渕のおいしい水と空気で育った倉渕米
道の駅では、倉渕の清らかな水と土壌で育った米、トマト、ミョウガ、卵などの農産物を販売。

フレッシュな人参ジュース

牧野酒造の大杯
地元・牧野酒造の日本酒「榛名山」「大盃」や、味噌、そば、パンなどの加工品も揃います。
2025年4月からは「くらぶちメロン村」で収穫されたメロンの販売を開始。連日売り切れが出るほどの人気の商品。

地元の作家さんが作る陶器が並ぶ
地元作家による陶器、竹細工、木工製品などのクラフト作品や、小栗上野介にちなんだコーヒー、まんじゅう、横須賀市のカレーなどを扱う「小栗上野介コーナー」も設置されています。
併設の食堂で楽しむ地元の味

倉渕産トマトを使ったカレー
1階の食堂では、倉渕の食材を活かした料理を提供しています。看板メニューは倉渕産トマトをたっぷり使ったカレー。
また地元で採れた新鮮な卵を使った卵かけご飯やうどんやそばなど、ドライブの休憩や観光の合間に気軽に立ち寄れるメニューが揃っています。道の駅ならではの、地産地消を体感できる食事処です。
小栗がつないだ「田園cafe」誕生
道の駅二階に誕生した田園cafe
2025年11月21日、道の駅の二階「田園cafe」がオープンしました。小栗上野介がつないだ、倉渕と横須賀のコラボメニューや、倉渕限定メニューを堪能できる自慢のカフェです。
オープン初日は平日でしたが、開店前からお客さんが集まり、駅長自らが料理を提供する姿が見られました。

店内にはカウンターとテーブル席が並ぶ
店内にはテーブル席とカウンター席を配置。木の香りが漂う空間に、窓から優しい光が差し込みます。目の前には倉渕ののどかな田園風景が広がり、ゆったりとした時間を過ごせます。
横須賀コラボと地元食材で彩るメニュー

田園cafeのメニュー
フードメニューは、倉渕産の玄米や野菜、横須賀産のしらすを使ったピザが中心。また、玄米を使ったベイクドチーズケーキやワッフルなどのデザートも用意されています。
ドリンクメニューは、高崎市中豊岡町にある清水珈琲の高崎だるまブレンドをはじめ、エスプレッソ、カフェラテなどを提供。京都祇園辻利の抹茶を使った抹茶ラテ、りんごジュース、くらぶちメロンジュースなど、バリエーション豊かなラインナップとなっています。
関係各所に何度となく足を運び、研究を重ねて誕生した地元愛溢れるくらぶちcafeグルメです。
田園cafeで出会う、こだわりの味

自らも腕をふるう駅長さん
横須賀とのコラボメニューと倉渕の食材を使ったメニューを味わってみました。

絶品自慢のピザとメロンジュース
くらぶちメロンジュースは果肉入りで、メロンの濃厚な甘みが感じられます。店頭でメロンが即日完売する理由が分かる味わいです。
一方湘南しらす玄米ピザは、倉渕産玄米を使った生地が特徴。もちもちとサクサクの食感が混在します。しらすは横須賀・佐島から朝に水揚げされたものを直送。しらすとチーズの間に倉渕の味噌を挟み、塩気と旨みのバランスを取っています。

倉渕と横須賀の美味しさが共演
倉渕と横須賀、2つの地域の食材を組み合わせたメニューは、小栗上野介が繋いだ縁を味覚で感じられる一品となっています。田園風景を眺めながら、ここでしか味わえない「田園cafe」のメニューをぜひ体験してみてください。
インフォメーション
道の駅くらぶち小栗の里
住所:群馬県高崎市倉渕町三ノ倉296-1
アクセス:車
駐車場:あり(無料)
問い合わせ先:027-384-8282
営業時間:売店店舗 9:00〜18:00、食堂11:00〜14:00
公式HP:https://www.kurabuchi-oguri.com/
道の駅くらぶち小栗の里は観光ぐんまでもご紹介しています。
施設情報:https://gunma-kanko.jp/spots/605
観光ぐんま編集室