赤城自然園

園内の高低差はおよそ100m、すべてのエリアをまわるとおよそ１万歩の約2時間。敷地内にはバーグ（木の皮）が敷かれた足に優しい遊歩道を、四季折々に変化する自然の鼓動を思い思いに楽しむことができます。

見どころは、春の訪れとともに、一面に咲く12万球以上のカタクリの群生や、秋には一面を染める約20種類のカエデの木々。

さらに渡り蝶のアサギマダラが飛来し、人々の目を楽しませてくれます。また、ここでしか見られないめずらしい山野草や、昆虫や野鳥などの生態系も観察できます。

医師監修の体験プログラム「森Deリトリート」

赤城自然園の体験プログラムの一つ「森Deリトリート」は日本栄養精神医学研究会会長であり、医療法人 山口病院の副院長「奥平智之」先生監修の「赤城自然園オリジナルセラピープログラム」です。

ガイドと一緒に、四季折々の自然の中で、呼吸法や五感を使うことで心とカラダを整えてくれます。

その効果には、ストレスの軽減や免疫力の向上、１/ｆ揺らぎの癒し効果、睡眠の質の改善、ビタミンＤの生成とオキシトシン分泌促進などがあり、自律神経を整え、心と身体にやすらぎを与えてくれます。

五感を使った森林散策

リトリートプログラムの一例をご紹介しましょう。

オープニングは、ハーブティーを飲みながら、ガイドの自己紹介、プログラムの説明、コースの案内を行います。

園内の広いスペースで準備体操を行い、芝生の上でいざ森林散歩へ。季節によっては芝生の上を素足で歩く「アーシング」等も行います。

遊歩道を、沿道の花々の説明を受けながら、自然のリズムに身を委ねながらゆっくりと歩いていきます。

休憩で東屋で目をつぶり、自然の音に耳を傾けると、鳥のさえずりや木々のそよめきなど、自然が奏でる優しいハーモニーが日々の喧騒を忘れ、心も身体もリラックスできる時間が流れます。

免疫効果のある「リトリートランチ」と森林安息

園内にあるしばふ広場（休憩広場）で奥平智之先生監修の免疫力UPランチと、ハーブティーをいただきながら、芝生の上でのんびりした時間を過ごします。どの食材を先に食べると健康に効果的かなど、ガイドのアドバイスもあります。

食事の後は森林安息。ゆっくりとした気分で自然の音に耳を傾ける事で、まるで自然と一体になったかのような感覚に包まれます。

食後の森林散歩やアロマ作り体験も

さらに森の中をゆっくり進み、植物や風景の変化を楽しみます。

散歩終了後には、森の香りをテーマにしたアロマスプレー作りで嗅覚を通じて心を整えます。またティータイム＆振り返りで今日の気づきや感想などをシェア、セルフケアのアドバイスも行います。

自然豊かな赤城山麓で堪能できる、群馬ならではのリトリートプログラムです。

プログラムのアレンジや季節に応じたアクティビティも充実

リトリートプログラムは約5時間ですが、2～3時間のミニプログラムや、年齢層や団体の目的に合わせてアレンジが可能。

このほか、「森de Camp」や森の中にある様々な色を探して楽しめる「森de色合わせ」など、ここでしかできない、自然を満喫できる様々なアクティビティも充実しています。