写真好きの私がオススメする「花の山」桜山公園の魅力【ぐんま観光県民ライター(ぐん記者)】 | 特集一覧 | 心にググっと観光ぐんま

写真好きの私がオススメする「花の山」桜山公園の魅力【ぐんま観光県民ライター(ぐん記者)】

群馬県藤岡市桜山公園

更新日: 2024年03月27日

群馬県の魅力をぐんま観光県民ライター(ぐん記者)がお伝えします!

毎週末、群馬県内のあちらこちらに出かけ、風景写真を撮る私がおすすめするのは地元藤岡市の桜山公園。紅葉や冬桜で知られていますが、実は一年を通じ花が楽しめる「花の山」でもあります。藤岡市が誇る「花の山」桜山公園の魅力を「写真好き」目線で紹介します。本記事中の写真は全て私が撮影したものです。

まるで雲のような山の斜面に広がるソメイヨシノ

桜山公園は、明治41年(1908年)、時の村長が村民の憩いの場として桜やツツジを植えたことに始まります。桜山公園というだけあって桜の数が一番多く、全部で約1万本、うちソメイヨシノは3千本。見頃は例年4月上旬~中旬ですが、近年は春の訪れが早く、見頃が早まっています。

★ おすすめフォトスポット ★

ライトアップで黄金色に染まる紅葉が日本庭園の池にリフレクションする様子は幻想的です。昼間は暖かくても、山の上は夜になると肌寒いので、防寒対策をお忘れなく。

紅葉のライトアップで昼とは全く違った幻想的な風景

第1の広場(日本庭園)や第2の広場(見本庭園※)の紅葉は10月下旬~11月中旬に見頃を迎え、毎年多くの人で賑わいます。期間中の土日はライトアップも。駐車場からの坂道を登り、ぱっと開けた先に見える風景は、つい写真に撮りたくなります。
※見本庭園:地元名産の三波石を使った庭園で、庭づくりの参考に訪れる人が多い。

日本庭園の池にリフレクションする紅葉

★ おすすめフォトスポット ★

ライトアップで黄金色に染まる紅葉が日本庭園の池にリフレクションする様子は幻想的です。昼間は暖かくても、山の上は夜になると肌寒いので、防寒対策をお忘れなく。

 

紅葉と冬桜の共演は桜山公園ならでは

桜山公園の冬桜は国の「名勝及び天然記念物」に指定されています。冬桜は園内に7千本。見頃は11月中旬~12月中旬で、比較的長い期間楽しめるのも写真好きにはありがたい。紅葉の時期とも重なり、紅葉と冬桜の共演は桜山公園ならではの景色です。


紅葉と冬桜の共演

★ おすすめフォトスポット ★
「第1の広場」近くの展望台付近。足腰に自信のない方は桜山まで上らなくても、この辺りだけでも十分楽しめます。

 

ロウバイ、秩父の山々を背景にしてみては

冬桜が終わると次はロウバイの季節です。見頃は12月下旬~2月下旬。第2駐車場付近の道沿い斜面に咲いています。桜と比べると本数は少ないものの、冬の青空によく映え、見応えがあります。

ロウバイと秩父の山並み

★ おすすめフォトスポット ★

ロウバイは花が小さく、枝の存在感が大きいのでなかなか撮るのが難しい。そこで、秩父の山々を背景にダイナミックに撮ってみてはいかがでしょうか。

山歩きの足を休めるのにちょうどいい、居心地のよい空間

令和5年(2023年)10月末、公園内に「みんなのカフェ『しき』」がオープンしました。一番の特徴はカフェの出店者が「日替わり」ということ。「いつか鬼石でカフェを開業したい」「地域のにぎわいを作りたい」という思いに応え、短期間、少額の利用料金で出店できるようにしたそうです。

無印良品を展開する良品計画が手がけた内装は、木の温もりが感じられ、柔らかな光が外から差し込む、とても居心地のよい空間です。山歩きの後、駐車場に戻る前にちょっと立ち寄ってみては。

★ おすすめフォトスポット ★

柔らかな光が差し込む窓際の席がオススメです。見晴らしのよいオープンテラスもあります。

※ カフェは出店者から出店希望があった日のみの営業です。出店予定は市のWebページをご覧ください。

Chez mamaの「じっくり煮込んだハンバーグプレート」メインはもちろん、付け合わせのポテトサラダにもこだわりを感じます(メニューは変わる場合があります。)。

まとめ

紹介した花は、地元の藤岡市役所鬼石総合支所にぎわい観光課の職員が、見頃情報を市のウェブページにて写真付きでお知らせしています。花の見頃がわかるというのも写真好きにはありがたい。見頃情報をチェックして「花の山」桜山公園に、ぜひお出かけください。

インフォメーション

藤岡市役所鬼石総合支所にぎわい観光課

住所:群馬県藤岡市鬼石170-1

電話番号:0274-52-3111

営業時間:8:30~17:15

定休日:土曜、日曜、祝日

花の見頃情報やカフェの出展予定は、藤岡市のウェブページをご覧ください。
https://www.city.fujioka.gunma.jp/

 

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平良 文康

「写真の力で群馬の魅力をお届けする」をテーマに、群馬とその周辺の風景をほぼ毎日、X(旧Twitter)に投稿しています。