群馬で南国気分!道の駅まえばし赤城で「まえばしバナナ」農業体験 【ぐんま観光県民ライター(ぐん記者)】

道の駅まえばし赤城で「まえばしバナナ」農業体験

更新日: 2026年09月11日

「群馬でバナナが育つ」って知っていますか?前橋市にある「道の駅まえばし赤城」では、南国フルーツの代表・バナナを栽培しています。その名も「まえばしバナナ」。どんな姿をしているの? どんなふうに実がなるの?知っているようで意外と知らないバナナの秘密。

 

今回は農業体験に参加し、バナナの栽培について学びながら、普段はなかなか見ることのできないバナナの生育現場を見てきました!

 

親子のおでかけにもぴったり。前橋で育った「まえばしバナナ」の魅力とは?体験の様子を詳しくレポートします。

群馬でバナナ栽培!?「まえばしバナナ」とは? 

まえばしバナナ

老若男女問わず大人気のバナナ。日本では多くは輸入に頼っている現状ですが、前橋市は年間平均気温が15度で晴天が多く、 実はバナナの栽培に適した地域なのです。前橋市には特産品の果物がほとんどないことから「バナナを栽培し特産品にしたい」という想いからスタートしたのが、この「まえばしバナナ」です。

 

 

「道の駅まえばし赤城」のバナナハウスでは、「グロスミッシェル」というバナナを348本栽培しています。

昭和時代中頃までは沖縄などでも生産されていた人気の品種で、モチモチした食感と濃厚な味が特徴です。

 

しかし1950年代「パナマ病」と呼ばれる土壌伝染性の病気が流行り、9割が消えてしまいました。2016年頃からまた栽培できるようになったことから 「奇跡の品種」と呼ばれています。

 

農薬を一切使わず栽培する「まえばしバナナ」には、こだわりと魅力が詰まっています。

いざ農業体験へ!バナナハウスで生産者さんから直接学ぶ

いざ農業体験

<参加者に説明をする生産者の小淵さん>

 

バナナの苗の植え替えから収穫までの時期には、収穫バナナハウスの内部を見学できる農業体験が、開催されます。 

この日は20名という大人数の方が農業体験に参加しました。テレビの取材も来ていて注目度の高さを感じます。夏休みということもありほとんどが親子連れで8割が県外からの参加でした。

 

ハウスの中は約30度。水分補給をしながら体調管理には気を付けましょう。約1時間半の体験スタートです。 

 

 

生産者さんは、過去の記事『吉岡町に誕生!ライトアップされたストロベリーラボで楽しむ【夜のいちご狩り】』で取材させていただいた小淵さんです。日本でバナナを作る人があまりいないので、試行錯誤を繰り返しながら「まえばしバナナ」を栽培しています。正解がわからず手探りであることを話していたのが印象的でした。

 

 

バナナは木のように見えますが、なんと草です。低木と勘違いしている方も多いかもしれませんが一年草なので実を採ったら終わり。バナナの太い幹は葉が何枚も重なり合ってできています。その葉は不思議なことに43枚だと小淵さんは話してくれました。個体差があるのでたまに違うときもあるけれど、大体が43枚だそうです。

 

農業体験では、バナナの豆知識やクイズも用意されていて楽しみながらバナナについて学べます。

 

バナナは成熟するまで約1年かかり、1株から約200本のバナナが実ります。個体差がありますが、最高680本も収穫できたことがあるそうです。

 

 

これは何だと思いますか?実はこれがバナナの花なんです。大きいですよね。触ってみるとしっかりしていて筍のような感触です。大きく育てば大きな花が咲き、花が大きいということはたくさんのバナナが実ります。花が咲いてから約35カ月くらいで収穫。

 

 

こういう風にバナナが実るとは知りませんでした。実際に目でみて体験することの大事さを実感しています。

 

 

バナナの花は食べられるそうです。タイやベトナムでは花料理があるくらい。たまにスーパーでもバナナの花が売っているので興味がある方は購入し食べてみて下さい。

苗のお世話から収穫まで! 

苗のお世話から収穫まで

<株分けをする苗を選んでいる様子>

 

農業体験では、苗作りを体験することができます。この日は人数が多かったので代表者3名が苗作りをしました。バナナの幹の根元から生えている苗を、スコップで根ごと採り株分けします。

 

 

苗ポットに入れ、時期がきたら小淵さんが植えてくれるそうです。自分で選んだ苗が大きく育ち、バナナが実ることを想像するだけでワクワクしますね。

 

 

 

子供から大人まで楽しみながら学べてバナナの栽培に携わることができるなんて貴重な体験です。

 

 

農業体験した人は最後1本自分用に収穫ができます。ハサミを渡され自分で切り、切り口を下にして袋に入れて持ち帰ります。

 

 

まだ青いバナナを黄色くするためのコツは、温度です。13~25度の日の当たらないところに置き、一週間から10日間待ちましょう。夏場など室温を25度に保つのが難しい時期には 、うまく黄色にならないかもしれません。しかし、食物を栽培することの難しさを知るいい機会になるでしょう。

 

身近なバナナのことを、今まで深掘りすることがなかったので、今回の「まえばしバナナ」の農業体験はとてもいい経験になりました。肌にも髪にも健康にも良く、ますますバナナが好きになりました。

「道の駅まえばし赤城」グルメや直売所で楽しめる商品

グルメや直売所で楽しめる商品

<新しく完成した「まえばしバナナ」オブジェの写真スポット>

 

農業体験に参加した方には、当日限り有効の「わぬき屋」ジェラートの無料券がもらえます。味はバナナ味。濃厚でおいしかったです。

 

 

マンナンライフ×「道の駅まえばし赤城」コラボの蒟蒻畑まえばしバナナ味が、農畜産物直売所「Akagi FarmLife」にて好評発売中。

 

 

他にも、まえばしバナナ絹シフォンサンドは贅沢にバナナを1本使用しています。クリームが甘すぎず、絹シフォンのしっとりふわふわの食感とマッチしていて、極上の美味しさですよ。ぜひご賞味あれ。

 

 

「まえばしバナナ」は収穫時期や収穫量によって店頭での販売状況が変わってきます。詳しくは「道の駅まえばし赤城」Instagramをチェックしてください。

 

「道の駅まえばし赤城」は、前橋全体を盛り上げていくために、今後「まえばしバナナ」の他、多種多様なフルーツ栽培に挑戦していくことを目標にしているそうです。前橋がフルーツ王国になる日はそんなに遠くないかもしれません。

インフォメーション

道の駅まえばし赤城

 

住所:〒371-0048 群馬県前橋市田口町36番地
電話:027-233-0070
営業時間:9:00~21:00※店舗により異なる※年末年始除く

 

HP:https://maebashi-akagi.jp/

Instagram:https://www.instagram.com/maebashi_akagi/

 

 

まえばしバナナ農業体験

 

料金:2,500円(税込)
 ※子供・大人は同一料金

開催日時はURLでご確認ください 

 

HPhttps://maebashi-akagi.jp/amuse/post-18826

きなこ様

きなこ

群馬県生まれ群馬県育ちの根っからのグンマー。最近は季節のものを観たり食べたりすることを大切にしています。趣味は、寺社巡り・カフェ巡り・キャンプなどアクティブで楽しいことが大好きです。