リトリートぐんま:列車で行ける磯部温泉~自分のペースで過ごせるわがままリトリート~
更新日: 2024年06月06日
電車でのんびり、映える廃線ウォークも体験できる、自分だけのマイペースな旅へ
群馬県安中市は、廃線を歩ける日本最大の鉄道遺産群があります。
また市内にある磯部温泉は、温泉マーク発祥の地としても知られ、しかもアクセス抜群!
温泉というと山奥にありアクセスが大変、というイメージがありますが磯部温泉は、東京駅から約70分で到着するJR信越本線の磯部駅を出てすぐが温泉街。
磯部温泉を起点に温泉を愉しみながら、自然の中を満喫する廃線ウォークや珍しい砂風呂体験、陶芸やお醤油しぼりなどこの地ならではの多彩な体験を満喫できます。
もちろんほどよく旅ならではの刺激を受けながら、のんびりマイペースにも過ごすことも。
友人と少し久しぶりの旅を計画。仕事や日々の生活に疲れた心と身体を癒したいし、友人といろいろこれからのことや悩みもじっくり話したい…と思いつつも、何か旅ならではの新しい経験や刺激もほしい…できればアクセスは良くて手軽にのんびり過ごしたい…という人にピッタリのプランです。自分たちでカスタマイズするオリジナルの旅を叶えに、磯部温泉へGO!
※本プランはモデルプランです。
1日目
【昼~夕方】
電車で「磯部駅」に到着。駅から降りればそこはこじんまりしてのどかな温泉街。
ひとまず宿にチェックイン!
ホテルで、「あんとりっぷカード」を受け取って、旅の3日目の体験や旅のご飯などを決めます。
「あんとりっぷカード」は、安中市のお食事処や体験モノ、観光施設などがそれぞれ個別に掲載された名刺サイズのカード。
裏にはQRコードが掲載されていて、スマホでサクッと情報にアクセスできる便利なもので、情報を見ながら、自分好みに3日目のプランを決定。
砂と塩のチカラでデトックス!体感したことない“もぐる温泉”!
宿を出て、磯部温泉内にある日帰り温泉施設「恵の湯」へ!
天然温泉も楽しめる施設ですが、目的は「砂塩風呂」。
体験前に簡単なカウンセリングを受けて薬草茶をいただき、水分補給。
砂の上に横になり、スタッフに砂を掛けてもらってスタート。
砂がサラサラなので肌にも優しそうで温かく、心地良いです。
潜って10分もすると寝ているだけなのに、顔から汗が噴き出してきます!
砂の中なのでわからないけど体も相当汗をかいています。
スタッフさんが顔に霧吹きをかけてくれると気持ち良い!
シャワーで砂を落とした後は、別の浴衣に着替えてリクライニングチェアーに座り、ここからがデトックスタイムの本番!特製の薬草茶を数種いただいていると汗がさらに噴き出してきます。
体に負担なく悪いものが汗と一緒に出ていく感覚は爽快!最後には軽く足のマッサージもしてもらい体験終了。約1時間半ぐらいです。体験後は、軽い運動をしたようなスッキリ感。
サウナでもこんな短時間に汗は出ないし、中からデトックスされたような感覚。
少し休んで天然温泉もはいってさらにスッキリ。
【夜】
天然温泉の湯力に心も身体も解きほぐされる
スッキリするとお腹がすいてくるのが人の性。
夕食は、地元の雰囲気を味わえる磯部の温泉街にある食堂や居酒屋で。
磯部温泉は体の芯までしっかりと温まり、肌の表面にある不要な角質を取り除く効果もあるため、美人の湯として人気。
早速温泉に入り、体の疲れをほぐしましょう。
友人と温泉に入り、しっかり温まったら部屋でゴロゴロしながら、砂塩風呂の感想や近況報告。
旅で一番楽しいともいえるこの時間。話しているうちに自然と心地良い眠りへ誘われます。
2日目
【朝】
温泉を堪能した1日目の効果か、目覚めの良い朝
朝食は宿なら、ふっくらやわらかな食感が特徴的な磯部温泉の名物料理「鉱泉豆腐」を楽しめます。
磯部鉱泉でつくられた湯豆腐で、胃腸にも優しい一品。
もしくは宿で紹介してもらった駅前のおしゃれなベーグル屋さんへ。
トラックのコンテナを改造して作った店内は白で統一されておしゃれ!
焼きたてを食べられるベーグルはレインボーカラーやユニコーンカラーと個性的。
オプションでクリームチーズなどがプラスできます。コーヒーなどドリンクも充実。
hitoritoiro.café https://hitoritoiro.cafe/gallery_category/menu/
まずは、高崎駅発の「SLぐんまよこかわ」※に乗り、横川駅へ。
廃線ウォークはイベント開始時のみ立ち入りが許可されている廃線跡を巡るツアー。
特別解放される「標高差553メートルの信越本線 横川–軽井沢区間11.2キロ」がすべて見どころ。
国の重要文化財「旧丸山変電所」、めがね橋と呼ばれる「碓氷第三橋梁」などを訪れながら、廃線跡を歩いて横川〜軽井沢間(新線下り線)にある18のトンネル越えというアドベンチャー感にあふれ、さらにガイドさんの説明もあるので歴史や文化をたどる知的欲求も満たされる時間。
経験したことのないツアーへの期待感も高まり、現実から離れられる良い旅の始まり。
※不定期運行のため詳細は下記で確認ください
https://www.jreast.co.jp/railway/joyful/slgunma.html
出発から歩いて1時間。峠の湯に到着したら、横川が発祥の地の、「温かいまま提供する」、「陶製の器を使う」といった駅弁の常識を覆した「峠の釜めし」を昼食にいただきます。
素朴でしっかりした味わいがたまらない一品。
重厚な歴史を感じるトンネルをヘッドライトの明かりをもとに歩いたり、自然にあふれた湖の上の橋を渡ったりと、今まで見たことのない景色を目の当たりにしながら歩きます。
目にはいるトンネル内の当時の連絡用電話などに好奇心がくすぐられ、ガイドさんの話に耳を傾けながら歩き続ける時間は、純粋な感動や驚きの連続!
童心に帰ったようで気持ち良くなってきます。
トンネルを出れば線路の周辺は爽やかな自然。2つと同じ景色がない、
線路と自然が生み出す絶景に撮影の手もとまりません。
夕方にゴールし、達成感と程よい疲れを感じながら、電車に乗って磯部温泉の宿へ向かいます。
3日目
【朝】
昔から続く天然醸造の醤油づくりを体験!
朝食のあとは体験へ!
陶芸体験、ガラス細工体験、醤油しぼり、写経、座禅など多彩な体験の中から、醤油しぼり体験をチョイス。
1832年創業の老舗醤油や「有田屋」に到着したら、まずは香ばしい醤油の香りを感じながら歴史のある醤油蔵を見学。
もろみが入った巨大な樽が並ぶ蔵。
昔ながらの天然醸造の製法にこだわった醤油や有田屋の歴史、蔵での製造工程など説明を受け、醤油づくりの奥深さに触れます。
その後に、もろみを使った醤油しぼりを体験!意外と力のいる作業で思わず没頭。
絞った醤油を瓶に入れて、オリジナルのラベルを付けると、世界に一つだけのマイ醤油が完成。
とっておきの旅の思い出に。
高野酒店
【昼~夕方】
昼食は名物のアユ料理を堪能し、のんびり温泉街散策
昼食は、6月~9月限定でオープンしている「磯部簗」へ行ってみましょう。
生きたアユを、注文を受けてから炭火でじっくり焼き上げる塩焼きや、刺身にしてくれる新鮮なアユ料理。
アユってこんなにいろいろな料理になってこんなに味が幅広いんだと驚くこと間違いなし。
清流のせせらぎを感じながらゆっくり夏の風物詩をいただていると、涼やかな気分に。
落ち着いて過ごしたランチタイムの後は、宿でもらったMAP片手に温泉街散策へ。
磯部簗
磯部温泉の名物、「磯部せんべい」はサクっとした食感のあとに口の中に溶けるような軽い舌触りの、小麦粉に磯部温泉の鉱泉とお砂糖を加えて焼き上げたお菓子。
温泉街には磯部せんべいを販売しているお店が11店舗あり、お店によって味わいが違うので食べ歩きがおすすめ。
また、酒屋に併設され、スイーツと日本酒を楽しめる「TARTANS CAKE STAND」や、クラフトビールが気軽に味わえる「HOME BASE DRINK STATION」も。
食べ飲み歩きをしながらお店の人と何気なく会話するのも楽しい過ごし方。
歩き疲れたら足湯でひとやすみしたりと、思うがまま、気の向くままのんびり街歩きをしましょう。
TARTANS CAKE STAND
https://www.tartanscakestand.com/
HOME BASE DRINK STATION
4日目
【朝から昼】
朝はすっかり目覚めがよくなり、朝風呂を楽しんで、朝食へ。
宿でゆっくり友人とスマホの写真を見せ合ったり、旅の思い出を話しながらパッキング。
いろいろ普段味わえない体験をして、旅の醍醐味の温泉や地元グルメも楽しんだのに、なんだかゆっくり過ごせた気分。心も身体もスッキリ整っています。
帰りは乗り換える軽井沢で降りてアウトレット「軽井沢・プリンスショッピングプラザ」へ。
新鮮な気持ちでショッピングを楽しんでさらにリフレッシュ!
明日からの活力にしましょう。
Information
「列車で行ける磯部温泉~自分のペースで過ごせるわがままリトリート~」 プラン
※本プランはモデルプランです。
上記プランの詳細は下記にお問い合わせください
安中市観光機構
TEL:027-329-6203
メール:info@antrip.jp
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