藤岡の春を彩る紫のシャンデリア ふじの咲く丘【ぐんま観光県民ライター(ぐん記者)】

ふじの咲く丘

更新日: 2026年06月05日

藤岡市の春の風物詩、藤の花。「ふじの咲く丘」では全長約350mの藤棚の下を歩くと、頭上から優しく降り注ぐ藤の花がまるで紫のシャンデリアのように美しい絶景が広がります。市の花「藤」が織りなす幻想的な景色を、ぜひ体感してください。

ふじの咲く丘とは?

藤岡ふじまつり

藤岡市にある「ふじの咲く丘」は、市の花に認定されている「藤」をテーマにした公園です。園内には全長約350mにも及ぶ藤棚が設置されており、歩いているだけで頭上から藤の花が次々と降り注ぐような幻想的な景色を楽しめます。甘い香りに包まれながらの散策は、まるで紫のシャンデリアの下を歩いているかのようです。

 

この公園は「藤岡ふじまつり」のメイン会場。毎年春になると藤の美しい姿を求めて多くの人が訪れます。園内には45種類もの多彩な藤を集めた見本園もあり、色や形の違いを比較しながら散策できるのが魅力です。藤の季節ならではの特別な春の風物詩として、藤岡を代表する人気スポットとなっています。

 

さらに今回、藤岡市商業観光課の職員に「みどころ」を伺いました。まつり期間中は、藤岡の特産品が集まる物産市や、お気に入りの株を買える藤の即売会、心地よい音楽が響く野外コンサートなど、会場を盛り上げるイベントが目白押しです。また、午後6時から午後8時の間には藤棚のライトアップが行われ幻想的な雰囲気の中で藤を楽しむことができます。

満開の見本園で目移り

45種類の藤が並ぶ見本園

45種類の藤が並ぶ見本園>

 

ふじの咲く丘を訪れた際、まず最初に時間をかけて撮影したのが、園内の全品種が揃う「見本園」です。ここだけで45種類もの藤を楽しめます。紫を基調に白やピンクなど色も形もさまざまな藤が植えられており、満開の時期はまさに圧巻の光景でした。 

 

<蜂が蜜を吸う藤の花クローズアップ>

 

代表的な品種として「千年紫藤」「紫花美短」「白花美短」「岡山一才」などがあり、他にも珍しい色や花房の長い品種まで揃っています。

 

特に印象的だったのは、ところどころで蜂が藤の花に蜜を求めて飛んでくる様子です。藤の花と蜂が自然に共存する姿を撮影することができ、生き生きとした春らしい一枚に仕上がりました。

 

<藤の甘い香りに誘われてやってきたミツバチ>

 

<ミツバチが藤の花に夢中な瞬間>

 

花房の長さや垂れ方、色の濃淡など品種によって違いがはっきりしているのも見どころで、じっくり観察しながら歩いていると藤の奥深さを改めて実感します。

全長約350mの藤棚トンネル 圧巻の絶景

全長約350mの藤棚トンネル

筆者は見本園での撮影を終えた後、メインである藤棚のトンネルへ移動しました。トンネル状に広がる藤棚は想像以上に壮大で、歩くたびに頭上から紫の花房が優しく降り注ぐような幻想的な空間が広がります。周りの観光客の方々も「本当に綺麗」「甘い香りがすごいね」と感動の声も聞こえ、改めてこの場所の特別さを感じました。

 

<藤棚の圧巻のトンネル>

 

<頭上いっぱいに広がる紫の花房>

 

筆者は藤棚の真下から見上げるように撮影を進めました。花房が美しくフレームいっぱいに広がり、柔らかな光が差し込む様子も相まって、とても印象的な写真がたくさん撮れました。

 

<光が差し込む藤棚のアーチ>

 

風にそよぐ藤の動きを捉えたり、光と影のコントラストを楽しんだりしながら、何度も同じ場所でシャッターを切り続けました。藤棚の中を歩きながらの撮影は、訪れた人ならではの没入感のある体験で、時間が経つのを忘れてしまうほど夢中になりました。

 

<藤の花房が美しく垂れるアップ>

ライトアップの藤棚 夜の絶景を堪能

ライトアップされた幻想的な藤棚

<ライトアップされた幻想的な藤棚>

 

後日、ライトアップ撮影だけを目的にふじの咲く丘を再訪しました。藤のライトアップは初めての経験だったので、とても楽しみにしていました。  

 

<夜の紫のシャンデリアのような藤棚>

 

日が暮れてライトが点灯すると、藤棚が一変しました。柔らかな光が花房を照らし出し、昼間とは全く違う幻想的な紫のシャンデリアの世界が広がります。光の加減で紫のグラデーションが美しく浮かび上がり、頭上から降り注ぐ花がよりロマンチックで神秘的に見えました。

 

<ロマンチックな夜の藤棚トンネル>

 

昼間に訪れた際は青空の下で明るく爽やかな藤棚を楽しめましたが、夜は静かな雰囲気の中で甘い香りもより感じられ、別世界のような美しさです。初めてライトアップされた藤を目にした時は想像以上に美しく、しばらくその場に立ち尽くしてしまいました。

 

<昼と夜の異なる表情の藤棚に筆者は大満足>

 

昼の自然光で撮影した華やかな藤棚と、夜の幻想的なライトアップの両方を体験することで、ふじの咲く丘の異なる魅力を存分に味わうことができました。

 

<光に浮かび上がる藤の花房>

 

全長約350mの藤棚が織りなす紫のシャンデリアと、45種類もの多彩な藤が楽しめる「ふじの咲く丘」。昼は明るく爽やかな美しさ、夜はライトアップで幻想的な世界に変わります。藤の香りに包まれながら散策する春の特別な体験を、ぜひ藤岡市で味わってみてください。

インフォメーション

藤岡ふじまつり

 

開催期間:例年4月中旬~5月上旬開催(2026年は4月18日~5月6日)

ライトアップ:18:00~20:00(期間中)

  

※2026年現在の情報です。開催日程や最新情報は公式サイトで必ず確認してください。

 

 

ふじの咲く丘(ふじふれあい館)

 

住所:藤岡市藤岡2690-7

電話:0274-22-8111(ふじふれあい館) 0274-40-2317(藤岡市経済部商業観光課)

料金:入場無料、駐車場無料(ふじまつり期間中は臨時駐車場も開放)  

 

HPhttps://www.city.fujioka.gunma.jp/kanko_bunka_sports/kankojoho/3/2711.html

タマル様

タマル

群馬の魅力を発信する「タマルのぐん旅」ブログを運営。旅形式で県内の秘境や温泉、隠れた名店などを綴っています。趣味は、県内の温泉巡りと地元グルメの食べ歩き。ロードバイクで挑む「榛名山ヒルクライム」や「碓氷峠ヒルクライム」で群馬の魅力ある自然を体感しています。