榛名湖の夏夜を彩る!圧巻の花火ショー【ぐんま観光県民ライター(ぐん記者)】

榛名湖の花火

更新日: 2025年12月04日

8月初旬、群馬県高崎市の榛名湖で開催された花火大会に足を運び、夏の絶景を体験!湖面に映る水中花火と豪華なスターマインに感動。そして、大蔵坊こばやしのメンコロを味わい、榛名富士を眺めながら最高の夜を満喫しました。登山記念ピンバッジもゲットし、夏の思い出がさらに輝きました!

涼やかな榛名湖の魅力に迫る

榛名湖の魅力

高崎市の標高1,084mに位置する榛名湖は、上毛三山の一つ、榛名山の頂上に輝くカルデラ湖。涼しい気候の中、夏はボートやキャンプ、冬はワカサギ釣りが楽しめる自然の宝庫なんです。

 

 

例年、夏の花火大会は湖面を彩る水中花火と榛名富士を背景にした打ち上げ花火が魅力で、約7,000人が訪れます。また、冬は12月中旬~下旬に開催されるイルミネーションイベントが魅力です。湖畔が色とりどりの光で飾られ、(降雪があれば)雪景色と調和した幻想的な雰囲気が楽しめます。小規模な花火も打ち上がり、湖面に映る光がロマンチックな夜を演出します。

 

榛名湖までのアクセスは関越自動車道渋川伊香保ICから車で約40分、JR高崎駅からバスで約90分です。

 

<土手にヤマユリが可憐に咲いていました。78月には富士見峠・榛名神社参道で咲き、甘い香りと白い花弁が彩ります。>

 

次は花火大会当日の駐車場情報をお届けします!

榛名湖花火大会当日の駐車場ガイド

榛名湖花火大会当日の駐車場

榛名湖花火大会当日は混雑しますが、早めの準備で快適に楽しみましょう!花火大会会場付近の駐車場や、アクセス情報をまとめてみました。

 

・アクセス:榛名湖へは関越自動車道・渋川伊香保ICから国道17号、県道33号を経由し、約40分程で到着します。カーブが多い道なのでご注意ください。また、向かう途中で県道33号(渋川松井田線)の「メロディーライン」では走行音がメロディーを奏でます。50km/hで走行するとBGM「静かな湖畔」が私達を癒してくれます。

 

・駐車場:湖畔全体では約1,200台駐車可能。会場に近い市営駐車場(本部付近)および湖畔の宿記念公園駐車場の一部は協賛者専用で、一般利用できませんでした。

 

<湖畔の宿記念公園 駐車場>

 

その他の榛名湖周辺の県営駐車場などは自由に利用できます。近年は花火大会の来場者が増えていて、駐車場が不足気味とのことです。

 

<観光案内所付近 駐車場>

 

<榛名湖南 駐車場>

 

・臨時駐車場:多目的広場(会場から約1km600台)は普段閉鎖されていますが、イベント時のみ開放されます。17時から無料シャトルバスが運行し、会場まで楽に移動できます。

 

<多目的グランド駐車場(臨時駐車場)>

 

・シャトルバス:17時から多目的グランド(臨時駐車場)から無料シャトルバスが運行。

 

<シャトルバス乗降所>

 

<帰りのシャトルバスを待つ観客>

 

・交通規制:17時~22時、湖南側商店街周辺は車両通行止め。早めの到着がスムーズです。

 

17時に車両通行止めになります>

 

・マナー:ドローン撮影は禁止になります。女性の公衆トイレは混雑しますので、早めに利用しましょう。

 

初めての方は17時前に観覧場所を確保すると安心です。静かに花火を楽しみ、素敵な思い出を作りましょう!次は撮影スポットと特別観覧席をご紹介します!  

絶景撮影スポットと特別観覧席

絶景撮影スポット

榛名湖花火大会で素敵な写真を撮りたいなら、本部近くにある「HARUNA」ローマ字オブジェがおすすめです!「HARUNA」の文字の後ろにまわって、綺麗な空と榛名富士をあわせて、家族や友人と記念撮影をして楽しんでください。

 

 

そして、オブジェの裏にあるのが花火大会の特別観覧席です。こちらの観覧席は、協賛金1万円で2名様(2025年は定員150名)で利用できます。ゆったり座れる席、会場近くの専用駐車場(市営駐車場または湖畔の宿記念公園の一部)、お弁当、飲み物が付き、混雑を避けて快適に花火を楽しめます。

 

 

協賛は個人・企業を問わず、榛名観光協会のHPSNSで公募、または榛名観光協会に直接連絡して募集しています。観光協会の坂本さんによりますと、2026年は会場内に新設の観覧席で定員を増やす予定だそうです。これは大変嬉しい情報ですが、受付は例年6月頃からで、定員に達し次第終了しますので早めにご連絡ください。

なお、冬のイルミネーション花火では特別観覧席の提供はありません。

夏の花火大会では、協賛で地域を支えつつ、静かな観覧で最高の夏の思い出を作りましょう!次は花火にぴったりのグルメ情報です!
 

花火メシ!絶品メンコロを堪能

絶品メンコロ

花火大会の楽しみのひとつは、榛名湖畔南側商店街エリアにある「大蔵坊こばやし」の名物メンコロです!名前の通りメンチとコロッケが一体化したグルメで、上州牛入りのメンチと上州麦豚入りのコロッケを使用しています。外はカリッと、中はホクホク&ジューシーな味わいが魅力です。花火大会当日はテイクアウトが可能です。

 

<大蔵坊こばやし>

 

<広々とした店内>

 

店内からは榛名山が見え、涼しい風と絶景が食事を一層楽しくします。

 

<大蔵坊こばやしの店内から望む榛名山>

 

<筆者はメンコロを2つ注文しました!食べるのが楽しみです!>

 

筆者は2つ注文し、1つは店内で揚げたてを堪能、もう1つは花火を待ちつつ榛名山を眺めながら味わいました。湖畔の雰囲気が美味しさを引き立てます!

 

<榛名山を背景に味わうメンコロの美味しさ!>

 

また、登山愛好家向けの「榛名山登山記念ピンバッジ」も販売していました。榛名山のシルエットと百合の花「ユウスゲ」が刻まれたデザインに一目惚れし購入!花火とメンコロ、ピンバッジで更に榛名湖を満喫できますね。

 

<榛名山登山記念ピンバッジが光ります>

扇形の水中花火が湖面を彩る

扇形の水中花火

写真提供:榛名観光協会

 

花火大会当日、19時頃に大粒の雨が降ってきてドキドキしましたが、開始直前にピタッとやみ、最高の夜になりました。榛名湖花火大会の見どころは、ボートから投げ込まれる水中花火。湖面で扇形に広がる光は、水面に咲く花のようで圧巻。鮮やかな色彩が湖に映り、観客を魅了します。

 

<色鮮やかな水中花火が湖面を彩ります>

 

<ボートから投げ込まれた水中花火が湖面に扇形に広がる瞬間>

 

筆者の撮影した写真では、花火が榛名富士を背景に幻想的に輝き、感動ものでした!外輪山に囲まれた会場は音響効果も抜群で、花火の音が山々に響きます。

 

<まるで「不死鳥」のような写真が撮影できました>

 

<暗闇と赤のコントラストが格好良いです>

 

この日は約1,500発の花火が打ち上げられ、水中花火とレーザー光線の共演が特に印象的です。雨上がりの澄んだ空気の中、水中花火の美しさが夏の夜を特別なものにしてくれました。

 

<大迫力の水中花火>

 

<フィナーレは綺麗な扇形が楽しめました>

音と光の迫力に大満足

音と光の迫力

写真提供:榛名観光協会

 

榛名湖花火大会の打ち上げ花火も圧巻。特大スターマインが夜空を赤や金、青、緑などの光で彩り、湖面に映る輝きが美しいです。さらに、山と湖に響く音が迫力満点。音と光の迫力が本当にすごいです!

 

<色鮮やかな大輪の花火>

 

<煙に隠れながらも輝く打ち上げ花火>

 

ボートから投げ込まれる水中花火が湖面に花を咲かせ、同時に打ち上げ花火が空を飾ります。湖を囲む山々に花火の音が反響し、体に響く臨場感が楽しめます!

 

<クライマックスは煙に隠れてしまいました>

 

残念ながら、この日は煙で花火が少し隠れ、クリアに撮れた写真は少しだけでしたが、雲間から見えた色とりどりの花火は、榛名富士を背景に神秘的でした。次回の花火大会は晴れた空でクリアな花火を見たいですね。

 

初めての榛名湖花火大会は、水中花火と特大スターマインが織りなす夏の絶景。大蔵坊こばやしのメンコロは外はカリッと中はホクホク&ジューシーの絶品で、榛名山を眺めながら味わう至福の時間でした。榛名湖の夏の夜は心に残る感動がいっぱい。ぜひあなたも訪れて、最高の思い出を作ってください! 

 

インフォメーション

榛名湖

 

住所:群馬県高崎市榛名湖町

アクセス:最寄りのインター関越自動車道渋川伊香保ICから車で約40分。
※ヤセオネ峠から榛名湖へ下る「メロディーライン」を通るルートがおすすめ。「静かな湖畔」の曲が流れます。

 

 

榛名観光協会

 

電話:027-374-5111

HP:https://harunavi.jp

 

 

大蔵坊こばやし

 

住所:群馬県高崎市榛名湖町847-2

電話:027-374-9311

営業時間:9:00~16:00(花火大会当日は変更あり)

定休日:不定休

 

タマル様

タマル

群馬の魅力を発信する「タマルのぐん旅」ブログを運営。旅形式で県内の秘境や温泉、隠れた名店などを綴っています。趣味は、県内の温泉巡りと地元グルメの食べ歩き。ロードバイクで挑む「 榛名山ヒルクライム」や「碓氷峠ヒルクライム」で群馬の魅力ある自然を体感しています。