館林・邑楽を巡るSNS映えスポット
更新日: 2023年12月27日
■真っ赤に燃える1万株のツツジ
館林市の「つつじが岡公園」は関東を代表するツツジの名所。毎年4月中旬から5月上旬にかけて「つつじまつり」が開催され、多くの観光客で賑わいます。100品種以上、約1万株のツツジが燃えるように咲き誇る景色は圧巻。園内の東側にある丘、国指定名勝「躑躅ヶ岡(つつじがおか)」では古木群や巨樹群が多く見られます。新田義貞が妻のために植えたと伝えられるヤマツツジの巨樹はなんと推定樹齢800年。その立ち姿は堂々たる風格が漂います。
■迫力満点!関東最大の手筒花火大会
館林市の夏の風物詩といえば、毎年7月下旬に開催される「館林手筒花火大会」。手筒花火は火薬が詰まった長さ1mもの竹筒を人が抱えて吹き上げる花火で、館林藩主・榊原氏の出身地である愛知県三河地方が発祥と言われています。勢いよく吹き上がる火柱は約10mにも及び、暗闇をオレンジ色に染めます。最後に底から地面に向かって噴出する「ハネ」と呼ばれる炎も見所の一つ。全身に火の粉を浴びながら竹筒を抱え続ける勇敢な姿は圧巻です。
■夏空を彩る550本の傘「城町アンブレラスカイ」
2019年から始まった夏限定のイベント「城町アンブレラスカイ」。館林市役所敷地内にある「城町食堂」前の歩道上空を7色の傘約550本が美しく彩り、フォトスポットとして人気を集めています。カラフルな傘が一際鮮やかに見える晴れた日がおすすめですが、見る時間帯や天候によってさまざまな表情が楽しめるのも魅力の一つです。
館林市つつじのまち観光課
館林市花山町3181
0276-74-5233
館林市観光協会
■冬の訪れを告げる「ガバ沼」の白鳥
館林市と邑楽町にまたがる多々良沼には、冬になるとシベリアからコハクチョウやオオハクチョウが飛来します。例年11月下旬から徐々に飛来数が増え、1月下旬から2月下旬がピーク。3月中旬頃には北へと帰っていきます。特に白鳥が集まるのが、多々良沼の一番西に位置する通称「ガバ沼」です。きらきらひかる水面を優雅に泳ぐ姿や、白い翼を羽ばたかせ飛び立つ姿はSNS映え抜群ですが、白鳥は警戒心が強いためフラッシュ撮影は厳禁。大声を出したり、ペット同伴で見学したりするのも控えましょう。
邑楽町役場
邑楽郡邑楽町大字中野2570番地1
0276-88-5511
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※2023年12月時点の情報です。
※この記事は、公益財団法人群馬県観光物産国際協会noteに掲載していたものを再掲しました。