スコットランドの古城で愛を誓う− ロックハート城 −【ぐんま観光県民ライター(ぐん記者)】

ロックハート城

更新日: 2026年10月07日

ロックハート城は、スコットランドから高山村に移築された国内唯一の古城です。この城では、その建物と豊な自然に囲まれたロケーションの下でドレスを着る体験イベントや、実際に結婚式を挙げることができます。今回はロックハート城の結婚式についてお話を伺ってきました。

高山村にあるスコットランドの古城「ロックハート城」

スコットランドの古城「ロックハート城」

(画像提供:サンポウ)

 

ロックハート城はウィリアム・ロックハートにより1829年にスコットランドの古都エジンバラの郊外に建てられました。ウィリアム・ロックハートの祖先であるサイモン・ロッカードはスコットランド独立を勝ち取ったロバート・ブルース王の死後に王の心臓(ハート)を鍵(ロック)をかけた小箱に入れ、メルローズ寺院に奉納しました。その功績により、ロッカード家は家名をロックハートとし、紋章に鍵(ロック)に囲まれたハートの絵が加えられました。その後、スコットランドを訪れた俳優の津川雅彦さんが一目惚れしたロックハート城を購入し、1988年から1993年にかけてスコットランドから群馬県の高山村へ移築・復元されました。

 

ここではスタッフがオススメする写真3枚を紹介します。1枚目はロックハート城の正面。もう1枚はスプリングベルから眺めた前庭で、残りの1枚はロックハート城を背景としたウィリアムズガーデンです。後の2枚はロックハート城を写真の中心ではなく背景の一部とした、ロックハート城を知り尽くしたスタッフならでこその写真です。

 

<スプリングベルから眺める前庭>

(画像提供:サンポウ)

 

<古城を背景としたウィリアムズガーデン>

ロックハート城での結婚式へのはじまりの場:ブライダルサロン

ブライダルサロン

(画像提供:サンポウ)

 

国内で唯一のスコットランドの古城であるロックハート城は、古城とその周囲に広がる森林などのロケーションからドラマや映画のロケ地として利用される一方、古城での結婚式「ロックハート ウエディング」として年間150組の誓いの場となっています。ブライダルサロンでは、お二人の特別な一日のために、ロックハート城での結婚式を知り尽くしたコーディネータやプランナーやプランナーにより時間をかけてお二人の思い描く願いを一つ一つ形にしていきます。

 

ブライダルサロンではロックハート城での結婚式への第一歩としてブライダルフェアを催しています。フェアでは結婚式をイメージできるようにドレスや料理など挙式から披露宴までを通して体験できます。ロックハート城の結婚式に興味があれば、まずはブライダルフェアへの参加を検討してみてください。

ステンドグラスが彩る厳かな教会で愛を誓う

ステンドグラスが彩る厳かな教会

(画像提供:サンポウ)

 

「セントローレンス教会」では、18世紀のステンドグラスに彩られたやわらかい光が降り注いだ、静かで厳かな空間がお二人の誓いを祝福します。

 

<ステンドグラスからの光と木の温もりに満ちた空間>

(画像提供:サンポウ)

 

挙式は牧師からの問いかけに応えるお二人の誓いに続き、オルガンの柔らかい音色と合唱による讃美歌の澄んだ歌声により厳かな時間が流れます。教会を出たお二人には参列者からのライスシャワーによる祝福を受け、花嫁によるブーケトスなどがおこなわれます。

 

<牧師からの問いかけに愛を誓う>

(画像提供:サンポウ)

「王妃の宮殿 パレ・クイーンズ」から始まるお二人の新しい物語

王妃の宮殿 パレ・クイーンズ

「王妃の宮殿 パレ・クイーンズ」は、かつて王妃たちが過ごした宮殿の優雅な空気をそのまま映したような空間で、お二人の新たな物語の第一章が華やかに幕を開けます。

 

アンティークな調度品やシャンデリアが輝くラウンジや、バンケットルーム前のホワイエには重厚な調度品が開宴の時間を待つゲストを迎えます。

 

<重厚な調度品が開宴を待つゲストを迎えます>

 

パレ・クイーンズにはお二人のお披露目の場となる2つのバンケットルームがあり、ともに華やかなシャンデリアやアンティークな調度品により気品な満ちた空間です。

 

中世ヨーロッパのサロンを彷彿する優雅な「スクーン」は、ゴールドを基調とした重厚な佇まいの中に、華やかな装飾により新婦のドレスの白さが際立ちます。スクーンは80名から100名のゲストに適し、様々な演出にも対応できる余裕を持っています。

 

<ゴールドを基調とした華やかなスクーン>

 

<重厚と華やかさが際立つスクーン>

(画像提供:サンポウ)

 

一方、古代ローマの神殿を思わせる大理石のステージが印象的な「タリスマン」は白を基調とした優美でクラシカルな雰囲気があり、50名から70名のカジュアルスタイルなパーティーにオススメです。

 

<大理石の白をベースとしたクラシカルなタリスマン>

 

<白で統一されたタリスマン>

(画像提供:サンポウ)

 

これらの2つのバンケットルームをつなげ、さらに多くのゲストを招待することも可能です。そこで心配になるのが、これらの内装による不統一ですが、テーブルクロスなどを工夫すれば違和感は抑えられるとこのことでした。また、テーブル毎にテーブルクロスの色を変更すれば会場に賑やかさをプラスすることもできるなど、バンケットルームの内装のイメージは工夫次第で強くすることも、抑えることもできるそうです。内装などに要望があれば、コーディネーターに伝えてください。きっとお二人のイメージに近づける提案をしてくれることでしょう。

 

最近では、お二人の初の共同作業としてケーキ入刀ではなく、マグロを解体し、それを握り寿司としてゲストにサーブしたり、唐揚げ好きのお二人が料理の一品として唐揚げタワーを用意するなど、お二人らしい演出も増えているとのことです。また、結婚式の撮影をプロのカメラマンに依頼し、思い出を多くの写真に残す方も多いそうです。

 

お二人のアイデアは、どんな小さなヒントでもロックハート城を知り尽くしたコーディネーターやプランナーに伝えてみてください。打ち合わせの中で具体化を目指して、一緒に考えていきたいとのことです。

最高の食材とシェフの技が結実する至福の美味しさ

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(画像提供:サンポウ)

 

披露宴では群馬県産を中心に旬の食材を利用し、磨き抜かれたシェフがおもてなしの心を込めた一品がサーブされます。味とともに盛り付けにまでこだわった料理は、ゲストを魅了し、好評を得ているとのこと。今ではすっかり定番となったデザートビュッフェには季節のフルーツをふんだんに盛り込むなど、クオリティにも妥協はありません。

 

<旬のフルーツを使った上質なデザートビュッフェ>

(画像提供:サンポウ)

 

ゲストに合わせて料理の味付けの調整や、サーブ前のカットにも対応しているそうです。最近では料理のグレードアップを希望する方も多いとのことです。

お二人の思い出を切り取る

ロックハート城の結婚式のフォトスポット

ロックハート城の結婚式のフォトスポットとしてマストなのが、城内に入ると最初に目に飛び込んでくる白亜の大理石でできた長い階段です。この階段ではドレスを纏った新婦の優雅な佇まいを、さらにロングトレーンなドレスであればトレーンの長さが引き立ち、印象に残る一枚になることでしょう。

 

<ロングトレーンを引き立てる白亜の階段>

(画像提供:サンポウ)

 

ロックハート城の前庭も人気の高いスポットの一つです。スコットランドの古城であるロックハート城での結婚式の象徴とも言える1枚であり、この1枚から結婚式の思い出が走馬灯のように思い浮かぶと思います。

 

<ロックハート城の象徴である前庭>

(画像提供:サンポウ)

 

イングリッシュガーデン「ウィリアムズガーデン」は城と森に囲まれたフォトジェニックなスポットで、多くの方々が撮影されているそうです。古城をバックにした庭園での写真はロックハート城の結婚式ならではのものです。

 

<花木が美しいウイリアムズガーデン>

(画像提供:サンポウ)

本物のお城での結婚式と丁寧なスタッフの対応

根岸さんご夫妻の石版

(画像提供:サンポウ)

 

ロックハート城で結婚式を挙げたお二人のお名前と結婚式の日付は大理石の石板に刻まれ、城内に掲げられます。その数は5千枚以上になっています。

 

今回、ロックハート城で結婚式を挙げた2組にお話を伺ったところ、口を揃えたのは本物のお城での結婚式とスタッフによる丁寧な対応ということでした。根岸英雄さん&貴子さんご夫妻は、ロックハート城には、本物のお城ならではの石造りの重厚感やヨーロッパを思わせる美しい景観に魅力を感じたそうです。結婚式当日もスタッフの心配りによりリラックスし、結婚式を楽しめたとのこと。ロックハート城は多くのロケにも利用されるので、テレビで見かけるたびに結婚式を懐かしく思い出すのだそうです。これらは他の式場にはない特色とのことでした。

 

<阿部さんご夫妻の石板>

(画像提供:サンポウ)

 

阿部貴光さん&純子さんご夫妻は言います。ロックハート城で結婚式を挙げたかったそうです。そして、招待者が200名でお色直し3回という派手婚を懐かしみます。当日はあいにくの雪でフラワーシャワーが屋内になってしまったのが、心残りだった一方、雪のロックハート城の美しさは今までも鮮明に記憶に残っているとのこと。そして、その式が素晴らしかったために、彼女の妹さんもロックハート城で結婚式を挙げたそうです。

 

<阿部さん夫妻の式当日ではありませんが、雪をまとったロックハート城>

(画像提供:サンポウ)

 

これから結婚式をお考えになっているお二人に向けて、お言葉をもらいました。根岸さん夫妻からは「ロックハート城では、本物のお城という特別な空間で、結婚式という特別な体験ができると思います。まずはブライダルフェアなどで、石造りのお城が持つ重厚感と独特の雰囲気を感じてみてください。」、阿部さん夫妻からは「ぜひ本物のお城であるロックハート城でお二人らしい結婚式を、ゲストとともに楽しんでください」とのことでした。

 

ロックハート城での結婚式の魅力は施設の寄せ集めや辻褄を合わせたものではなく、本物のお城であるということです。スコットランドに実在した古城の敷地内にあった教会で式を挙げ、城内で披露宴を催すことができます。ぜひブライダルフェアに参加するなど実際に訪れてください。きっとその魅力を感じることができると思います。

 

※この取材は2026年7月に実施しました。

インフォメーション

ロックハート城

 

住所:群馬県吾妻郡高山村 5583-1

電話:0279-63-2101

営業時間:9:00~17:00

定休日:無休

 

HP:https://lockheart.info

HP:https://lockheart.info/wedding/

ぐんま観光県民ライター ぐん記者

福田 靖

私が初めてロックハート城を訪れたのは、結婚式でカラードレスを着られなかった妻がプリンセスドレス体験で赤いドレスを着た時でした。その時に感じたのが城の本物感でした。城の至る所に歴史があり、これは何物も代え難いロックハート城の魅力と感じました。