大人も子どもも夢中になる「伊香保おもちゃと人形自動車博物館」【ぐんま観光県民ライター(ぐん記者)】

伊香保おもちゃと人形自動車博物館

更新日: 2026年04月07日

群馬県吉岡町にある「伊香保おもちゃと人形自動車博物館」は、おもちゃ、人形、自動車などが展示されている人気の博物館です。「プロが選ぶ日本の観光施設100 選」に、20年以上連続して選出されており、年間で約16万人が訪れることから私設ミュージアムとしては入場者数No.1ともいわれています。今日はその人気の理由を探ってみました。

ヒストリックカーの名車を展示

ヒストリックカーの名車

ここには95台ものヒストリックカーが展示されています。その最たるものがトヨタ2000GTです。しかし、ここには、そんな希少なスポーツカーだけでなく、スバル360などの軽自動車やGT-Rでないスカイライン1500 2ドアハードトップなどのファミリーカーも展示されています。これらの軽自動車やファミリーカーを見ていると、その当時が鮮明に思い出されます。

 

<てんとう虫の愛称で知られるスバル360

『頭文字D』の藤原豆腐店を再現

藤原豆腐店

館内には、人気漫画『頭文字D』に登場する藤原豆腐店が再現されています。その前には主人公の愛車である「トヨタ スプリンタートレノAE86型(通称ハチロク)」が置いてあります。店舗の看板は藤原豆腐店ですが、クルマは藤原とうふ店なんですね。

 

隣のエリアには、頭文字Dの原作者である「しげの秀一」さんが実際に所有していた愛車であるマツダの「RX-7」が展示され、壁には頭文字Dのコミックの表紙絵が飾られています。これらを目当てに訪れる来館者も多いそうです。

 

また、博物館の屋外にも藤原豆腐店があります。雨にも関わらず、愛車と一緒に撮影している来館者がいて、その人気の高さが伺えました。

 

<頭文字D原作者が所有していたRX-7

 

<屋外には藤原豆腐店が再現>

初期型からカスタム車両まで多彩なクラシックミニを展示

多彩なクラシックミニ

ここに展示されているのは1959年から2000年にかけて製造されたクラシックミニが展示されています。マーク1と呼ばれる初期モデルもあり、私は今回初めて実物を見ることができました。リフトアップし、大きなタイヤを履かせた車両や、車体を短くしたカスタムカーなど、個性的なミニも並びます。クラシックミニはカスタムが盛んだったようで、これらのカスタムミニを見ているとワクワクしてきます。

 

<リフトアップされ、巨大なタイヤを履いたカスタムカー>

レトロな館内に懐かしい品々が並ぶ

レトロな館内

館内では昭和中期が再現され、あちらこちらに昔懐かしいブリキのおもちゃや当時の看板などが展示されています。ロサンゼルスのディズニーランドがオープンした際に、アトラクションで使われたミッキーマウスも展示されています。このミッキーマウスは頭部が革製で、世界で1体しかないという非常に珍しいものだそうです。また、江戸時代の御所人形や雛人形、さらに日本国内には9体しかないといわれる福松人形なども展示されています。展示物が非常に多く、次から次へと目を奪われ、自然と楽しくなってきます。また、スマートボールや射的が楽しめるコーナーもあり、有料ではありますが、多くの方々が遊ばれているそうです。

 

<駄菓子屋なども当時の姿を再現>

 

<スマートボールも楽しめます>

愛くるしいテディベアの世界

愛くるしいテディベア

テディベアは、1902年にアメリカのルーズベルト大統領が狩りの際に熊を助けたという逸話から、大統領の愛称である「テディ」にちなんで名付けられたといわれています。さらに、現在では広くクマのぬいぐるみ全般をテディベアと呼ぶようです。館内には約2,000体ものテディベアが展示され、全ての展示ケースにはテーマがあり、それらを楽しむことができるそうです。展示されているテディベアは大小様々で、ヒグマ?とも思えるような大きなものもあります。様々なテディベアを見ていると、作者のテディベアに対する思い入れを感じることができます。

 

<大小様々なテディベア>

 

<所狭しと置かれたテディベア>

戦車などの模型で再現する市街地戦

戦車などの模型で再現する市街地戦

第二次世界大戦で活躍したアメリカの戦車M4シャーマンなどの模型と、崩れた壁や、剥き出しになった鉄骨などを使って、市街地戦の様子をほぼ実物大で再現しています。戦争ってこんな風なんだろうか・・・と、妙な臨場感と迫力を感じました。

 

M4シャーマンは、私にとって少し思い入れがある戦車です。子供の頃にタミヤからシャーマンのラジコン模型が販売されていて、憧れていたことを思い出します。

宇宙をテーマにしたカフェとミュージアムショップ

宇宙をテーマにしたカフェ

新しいカフェのテーマは「宇宙の果てのカフェ」だそうで、宇宙観というか、近未来的な雰囲気を感じられます。内装の改修が終わり、今後はコンセプトに沿った新メニューも追加したいそうです。どんなメニューがラインアップされるのか、非常に楽しみです。

 

ミュージアムショップは館内に数カ所あります。最後のショップで懐かしいサイコロキャラメルを見つけたので購入しました。サイコロキャラメルは、以前は明治から全国で販売されていましたが、現在では北海道限定の商品となっているそうです。サイコロキャラメルを食べてみると子供の頃を思い出しました。懐かしいですね。

 

<懐かしい・・・サイコロキャラメル>

 

今回は、全ての展示を紹介できませんでしたが、この博物館では、昭和中期を再現した空間に、当時のおもちゃやクルマがいたるところに展示されています。実際にその時代を経験した方には懐くかしく、経験がない方には新鮮に感じられると思います。ぜひ、博物館を訪れて、昭和の景色を楽しんでください。

インフォメーション

伊香保おもちゃと人形自動車博物館

 

住所:群馬県北群馬郡吉岡町上野田2145 水沢観音下

電話:0279-55-5020

営業時間:9:00~17:00

定休日:無休

 

HPhttp://www.ikaho-omocha.jp/index.html

福田 靖様

福田 靖

私自身、この博物館の存在は知っていましたが、群馬を離れていたこともあり、訪れたことがありませんでした。しかし、妻が友人と伊香保温泉に宿泊した際にこの博物館を訪れ、非常に面白かったと言っていました。今回、妻のそんな気持ちを共有することができました。