群馬県民なら言えるはず!上毛かるたの「さ」の舞台、三波石峡に行ってみた【ぐんま観光県民ライター(ぐん記者)】

三波石峡

更新日: 2025年10月31日

上毛かるたの「さ」といえば、「三波石と共に名高い冬桜」ですね。

今回は上毛かるたで詠まれているの舞台、藤岡市にある三波石峡に行ってきました。

群馬県民の皆さんは三波石峡に行ったことはありますか?私は初めて行きました。

実際に行ってみると、意外な穴場スポットだということがわかったのです。

三波石峡といえば、三波石を連想される方も多いでしょう。しかし、実際は三波石以外にもたくさんの魅力があったのです。

行ってきた様子をお届けします。

三波石峡とは?

看板

<48石の紹介>

 

三波石峡とは、国指定名勝及び天然記念物です。下久保ダムのすぐ下流の渓谷には、約1㎞にわたり三波石の巨岩・奇岩が並び、藤岡の代表的ともいえる景観を造り出しています。地質学においても日本全国に有名な三波川変成帯が露出したものです。(特徴は青味の中に水で洗われた石英が白く浮き出ています。)特異な形をした48石には名前も付けられています。

※三波石峡コースマップより引用

 

三波石峡までは整備された遊歩道があり、安全に川まで近づくことができます。

四季折々の風景が見られますので、さまざまな景色が楽しめます。

 

<「道の駅上州おにし」から国道462号線を南に300mほど先の分岐点>

 

国道462号線から下久保ダム方面へ進んだ先に分岐点があります。

この分岐点から向かう方が道路が広いので走行しやすいです。三波石峡に近づくにつれて、道路が一部狭くなる箇所があります。注意して走行しましょう。

気になる駐車場は?

駐車場(三波石峡)

<駐車場は広くて駐車しやすい>

 

分岐点を進んだ先に駐車場があります。三波石峡の駐車場は広く、しっかりと整備されています。白線が引いてある箇所が10台分でしたが、それら以外にも広いスペースがあり、駐車可能です。合計約30台以上は駐車できるような広さでした。また、トイレもありますので、安心して出掛けられます。

駐車場からすぐに三波石峡にアクセスできるのも嬉しいポイントです。

いざ、三波石峡へ!

降り口(三波石峡)

<降り口から降りて行きます>

 

三波石峡コースマップによると、降り口は2番~6番まであります。駐車場から比較的近いのは、順に6番降り口、5番降り口、4番降り口でした。順番に降り口を進んで三波石峡まで降りて戻ってを繰り返すと、とてもいい運動になりました。

 

<遊歩道から段々と見えてくる三波石峡>

 

<すぐそばに迫る三波石峡>

 

遊歩道を降りて行くと、いよいよ三波石峡が迫ってきました。さまざまな大きさの奇岩が現れてきます。平日に取材しましたが、ハイキングをされていた一人とすれ違っただけでしたので、人目を気にせず大自然をダイレクトに感じることができました。川のせせらぎや澄んだ空気にも癒されて、心も体もリフレッシュできたような気がします。大自然の中を軽く散歩しながらリフレッシュするのには、最適な穴場スポットだなと感じました。

吊り橋から望む三波石峡

三波石峡

<吊り橋から望む三波石峡>

 

<迫力ある三波石>

 

<吊り橋>

 

<川のせせらぎに癒される>

 

<石碑>

 

<三波石峡から望む下久保ダム>

 

三波石峡の上流には下久保ダムがあります。吊り橋からなど、さまざまな景色が楽しめました。

また、川、木々、三波石の組み合わせでいろいろと写真を撮っていたら、楽しくてカメラに夢中になっていました。また、太陽の向きが変わるなど写真を撮る時間帯によって、さまざまな変化があり、一日中楽しむことが出来ると思います。四季によっても景色が変わるため、年間を通して絶景を楽しめる穴場スポットなのではないでしょうか。

秋の訪れ

赤とんぼ

<秋の訪れを知らせる赤とんぼ>

 

取材したのは急に涼しくなり始めた9月下旬。

ですが、少し動くと汗が出るそんな気候でした。

帰り際、1匹のトンボがもう秋だよと秋の訪れを知らせてくれている。そんな気がしました。

三波石峡の学習

道の駅上州おにし(看板)

<「道の駅上州おにし」で三波石の学習>

 

「道の駅上州おにし」で三波石峡を訪れる前に三波石峡についての歴史などを学びました。

さまざまな資料が展示してあり、知らない事ばかりでとても勉強になります。三波石峡を訪れる際には立ち寄ってみてはいかがでしょうか。三波石峡に対して理解が深まることで、今よりさらに三波石峡がもっと魅力的に見えるでしょう。

 

<三波石のふるさとの展示1>

 

<三波石のふるさとの展示2>

 

取材後に「道の駅上州おにし」内にあるレストラン『暖炉亭』で昼食をいただきました。『暖炉亭』では名物の手打ちそばを食べることができます。とても珍しいこんにゃくの天ぷらも一緒にいただきました。食感はこんにゃくですが、新食感の天ぷらでとてもおいしくいただけました。三波石峡に行く際はぜひ「道の駅上州おにし」内のレストラン『暖炉亭』に寄って、食してみてはいかがでしょうか。

 

<手打ちそばと天ぷらセット(こんにゃくの天ぷらが絶品)>

 

今回は三波石峡と道の駅上州おにしに行ってきました。

三波石峡で味わう大自然は、日々の疲れを癒す絶景の穴場スポットです。

年間を通してさまざまな景色が楽しめるので、フォトスポット巡りが好きな人にもおすすめです。

ぜひ三波石峡に行ってみてください!

 

インフォメーション

三波石峡

住所:群馬県藤岡市譲原1608(駐車場)
トイレ:有
駐車場:30台程度 
HP:三波石峡(さんばせききょう)/藤岡市

 

道の駅上州おにし

住所:〒370-1402 群馬県藤岡市譲原1089-2
電話:027-452-3300
営業時間:9:00~17:00(駐車場・トイレ・公衆電話などは24時間利用可能)
レストラン『暖炉亭』:平日11:00~14:00 休日11:00~15:00
休館日:毎週火曜日(祝日の場合は翌平日)、12月29日~1月3日
駐車場:大型:5台 普通車50(身障者用2)台 

HP:上州おにし | 道路 | 国土交通省 関東地方整備局 

  道の駅 公式ホームページ 全国「道の駅」連絡会

手作り料理 暖炉亭 公式Instagram:https://www.instagram.com/joshuonishi?igsh=dXp2cTJlNzBjNXdo

 

ぐん記者

瀬尾リュウイチ

群馬県在住のライター。群馬県が大好きで趣味はドライブや旅行。温泉とカフェを巡りながら群馬県内をお気に入りのロードスターで楽しく走り回っています。週末は群馬の豊かな自然に触れてリフレッシュしています。