高崎市吉井町にある「フルーツオンザヒル」でフルーツ三昧　【ぐんま観光県民ライター（ぐん記者）】

更新日: 2025年09月25日

高崎市吉井町にある「フルーツオンザヒル」では、フルーツの収穫体験や、そのフルーツを使ったアイスバーなどのスイーツを楽しむことができます。今回は「フルーツオンザヒル」に話を伺い、アイスバーを食べてきました。

小高い丘の上にある「フルーツオンザヒル」

＜緑に囲まれた可愛らしい店舗＞

「フルーツオンザヒル」は高崎市吉井町の小高い丘の上にあり、年間2万人以上の方が訪れる人気の観光果樹園です。ここでは、ブルーベリー、ブドウ、イチジク、レモンなどが栽培され、店舗内にある明るく落ち着いたカフェでは、フルーツアイスバー、フレッシュジュース、季節のパフェを楽しむことができます。座席は店内のカフェに3テーブルがありますが、過ごしやすい時季であればテラス席やラベンダーが植えられた庭のテーブル席も気持ち良さそうです。

＜フルーツやスイーツのショーケースが目をひく店内＞

＜明るく落ち着いたカフェ　写真提供：フルーツオンザヒル＞

＜ブドウ棚の下にあるテラス席＞

＜庭のラベンダーを囲むテーブル席＞

6月上旬から9月上旬に楽しめるブルーベリー狩り

＜熟したブルーベリーの摘み取りを楽しめます＞

「フルーツオンザヒル」では、粒が巨大なタイタンや上品な甘さのユーレカなど60品種のブルーベリーを栽培し、それぞれ収穫時季が異なることもあり、ブルーベリー狩りを6月上旬から9月上旬まで楽しむことができます。ブルーベリー狩りは料金表を確認して、利用するコースなど選びます。料金を払い、容器を持ってブルーベリー畑に入ります。ブルーベリーの摘み取りを楽しみながら、その場で食べることもできます。このブルーベリー畑は無農薬栽培なので、そのまま食べても安心です。ブルーベリーは白や赤い粒は未熟なためにまだ酸っぱいので、色が濃くなっている粒が食べ頃です。ブルーベリーの木は低く、ブルーベリー畑には日陰が少ないので、天気が良い日には暑さ対策をした方が良いと思います。

＜ブルーベリーのメニュー表で料金を確認します＞

＜案内に従って入園してください＞

＜広々としたブルーベリー畑が摘み取りを待っています＞

＜白や赤い粒は未熟なので収穫はまだ先です＞

ブドウ狩りは8月上旬から10月中旬

＜シャインマスカットも狩れます＞

8月になるとブドウの季節に入っていきます。「フルーツオンザヒル」ではブドウを短梢栽培で作っているので、入り口側から入るとブドウが一列に並んで見えます。ブドウ狩りでは袋がはずされたブドウからお好みのブドウを選んで収穫します。ブドウの価格は、大きさにかかわらず、品種ごとに設定されているので、同じ品種であればどのブドウを選んでも料金は同じです。作られている品種は、藤稔、ブラックビート、クインニーナなどです。さらに、皮ごと食べられる品種としては、シャインマスカット、バイオレットキング、ナガノパープル、富士の輝きなどがあります。

＜ブドウが一列に並んで皆様をお出迎え＞

＜粒が500円玉程度になる藤稔と園主齋藤勝彦さん＞

＜味が絶品で皮ごと食べられるナガノパープル＞

＜店舗内でもブドウは購入できます　写真提供：フルーツオンザヒル＞

他にも多くのフルーツが栽培されています

＜イチジクは取材時にはまだ未熟でしたが、8月下旬には食べ頃を迎えます＞

「フルーツオンザヒル」では、ブルーベリーやブドウの他にも、イチジク、レモン、キウィフルーツ、アンズ、柿なども栽培されています。イチジクはパローネという品種を作っていて、生食用としても人気ですが、ドライフルーツやフルーツアイスバーの材料としても利用しています。レモンは12月に収穫され、加工用の材料にしていますが、今後は生の状態での販売も考えています。

＜取材では幼果だったレモンは冬になれば黄色く熟します＞

フルーツを使ったスイーツも多種多様

＜一番人気のアイスバー、ブルーベリーヨーグルト＞

「フルーツオンザヒル」では、採れたてのフルーツを使い、フルーツアイスバーをはじめ、パフェ、フレッシュジュース、スムージー、ドライフルーツなどを楽しめます。今回はリーズナブルに食べられるフルーツアイスバーを頼みました。アイスバーは、フルーツの種類の豊富さに加えて、ヨーグルトや豆乳など、フレーバーが多く、迷ってしまいましたが、一番人気であるブルーベリーヨーグルトを選びました。ヨーグルトのコクとブルーベリーの酸味が相まって爽やかな美味しさでした。