エアリススケートパーク太田でスケボーで遊ぶ　【ぐんま観光県民ライター（ぐん記者）】

＜エアリススケートパーク太田の入口＞

スケートボードは近年、日本国内で大きな盛り上がりを見せています。2020年の東京オリンピックと2024年のパリオリンピックでも、堀米雄斗選手がスケートボード男子ストリートで2大会連続で金メダルを獲得するなど、日本人選手が目覚ましい活躍をしました。

そんな中、2024年に太田市にスケボーで遊べる施設「エアリススケートパーク太田」がオープンしました。敷地面積3,000㎡のフルコンクリート施設で、その規模は北関東で最大級です。スケートボードの他、インラインスケートとBMXにも対応しています。

＜QRコードか暗証番号で入場します＞

同施設はスタッフが常駐していないため、セルフ入退場を導入しています。スマホから予約ページで空き状況を確認して予約し（初回のみ利用者登録が必要です）、支払いをします（クレジットカード、PayPay、現金 、OTACOから選択できます）。すると、メールが届きますので、当日、現地のリーダーにメール内のQRコードをかざすか、暗証番号を入力することで入場ができます。

スケートボード、ヘルメット、防具は基本的に持参になります。しかし、近々、同施設から徒歩3分の「太田市新田文化会館」でスケートボード一式のレンタルを開始予定とのことです。取材した2024年12月時点ではまだ開始していませんでしたが、今回は特別にレンタルさせていただきました。

＜このスケボーで滑ります＞

＜ヘルメットと防具もレンタルしました＞

＜エアリススケートパーク太田　画像提供：太田市＞

同施設は地元のスケボー愛好家団体などの意見を取り入れてデザインしたそうで、フラットエリア、ストリートエリア、パークエリアの3つに分かれています。

＜フラットエリア＞

フラットエリアはその名のとおり、地面の平らなエリアです。初心者はまずはここで練習したほうがよさそうです。

＜ストリートエリア＞

ストリートエリアにはピラミッド、ボックス、レールなど12のセクション（スケボーに使用する道具）が設置されています。セクションによって難易度は異なりますが、中級者以上向けという感じです。

＜パークエリア＞

パークエリアには水を抜いたプールのようなクォーターが設置されています。高さは0.9〜3mあり、奥に進むにつれて高くなります。クォーターの湾曲部分でいろんな技を決めることができるようです。中級者でも滑ることはできそうですが、いちばん奥の3mの高さのところは完全に上級者向けですね。

＜初心者だけど、レッツ・トライ！＞

僕は子供の頃に友達のスケボーにちょっと乗せてもらったことがあるという程度の、ほぼ完全な初心者です。そのため、滑るのはもちろん、初心者向けのフラットエリアです。ヘルメットと防具でフル装備してからスケボー開始です。

左足をスケボーに乗せ、右足で地面を蹴ります。すると、すーっと動き出すので、右足もスケボーに乗せます。しかし、ここでうまくバランスを取ることができず、すぐに転倒してしまいました。うーん、これは難しい……。

しかし、そんなことを何度か繰り返しているうち、転倒せずに滑れる距離がちょっとずつ伸びていきました。スケボーの上でのバランスの取り方を頭ではなく、体に覚えさせていく感じです。滑れる距離が長くなるほど楽しくなっていきました。

＜ちょっとだけ滑れるようになりました＞

今回はちょっと滑れるようになっただけですが、それでも非常に楽しめました。もっと上達してスイスイ滑れるようになったら、さらに楽しくなりそうです。

スケボー、ヘルメット、防具のレンタルは近々開始予定ですので、一度試しに滑ってみたいという方にもおすすめです。インストラクターはいませんが、人が多いときは、上級者が初心者に教えてくれたりということもあるようです。

エアリススケートパーク太田

住所：群馬県太田市新田金井町26-1
メール：airys-sp@sp-city-ota-gunma.jp
営業時間：平日12:00〜21:00、土日祝日 9:00〜21:00
定休日：毎年12月29日から1月3日まで

料金：
＜1DAY　TICKET（税込）＞
■市内（在住、在学、在勤）
・平日　　　高校生以下　300円、一般　600円 　
・土日祝日　高校生以下　360円、一般　720円 

■市外　
・平日　　　高校生以下　450円、一般　900円 　
・土日祝日　高校生以下　540円、一般 1,080円

予約ページ：https://labola.jp/r/shop/3344/