片品村の高原を疾走!手ぶらでマウンテンバイク(MTB)体験【ぐんま観光県民ライター(ぐん記者)】

かたしな高原スキー場

更新日: 2024年09月12日

グリーンシーズンも楽しめるスキー場が増えています。キャンプサイトやアクティビティなど様々ですが、「かたしな高原スキー場」では傾斜を生かしたマウンテンバイクコースを整備。高原の風を感じながらマウンテンバイク(以下MTB)にチャレンジしてみませんか。

初心者でも楽しめる手ぶらでMTB体験

かたしな高原スキー場(準備)

<安全に楽しむためにプロテクターをしっかり装着>

 

乗りこなすまで技術も装備も色々準備がいりそうなMTB。初心者でも楽しめるように、MTB本体、ヘルメット、肘あて、膝あてなどの安全装備がパッケージになっているので、手ぶらでMTB体験ができます。保護者同伴なら小学校1年生から体験可能です。いつも乗っている自転車とは少し扱いが異なるMTB。装備が調ったら、専門のスタッフがブレーキの使い方、コースについて丁寧に説明してくれます。子どもからシニアまでの幅広い年代で一緒に楽しむことができます。

 

<初めてでも専門スタッフが丁寧にサポート>

緑鮮やかなゲレンデを眺めながら、リフトでらくらくスタート地点へ。

かたしな高原スキー場(リフト)

<人もMTBも登りはリフトでらくらく♪>

 

MTBのパッケージにはリフト代も含まれています。制限時間内なら、何度乗っても大丈夫。MTBもリフトで上げてもらえるので、下りだけを楽しめるのは、スキー場ならではの利点です。

 

<MTBもリフトで。冬には見られない楽しい光景>

 

乗り降りはリフトのスタッフがサポートしてくれるので、小学校低学年のお子さんでも安心です。思いがけず、いつもはるか高くに見ているトビなどの鳥をすぐ間近に見ることができたり、冬のスキー場とは違ったグリーンシーズンのゲレンデ風景を眺めながら、ゆったりした気分で約7分間の乗車を楽しんでみてはいかが。

 

初心者から上級者まで、レベルに合わせて様々なMTBコースを楽しめます。

かたしな高原スキー場(リフト降り)

<リフトを降りて、いよいよコースへ出発>

 

初心者ならフロートレイルやアドベンチャートレイル、中級以上なら12トレイル、上級者ならフォレストトレイル、と様々なコースが設計されています。初心者はリフトを降りたらまずはブレーキの感覚をチェックして、初級コースから楽しみましょう。

 

<初心者から楽しめるアドベンチャーコース>

 

フロートレイルはコースの幅が広く、レベルによってライン取りが決められます。アドベンチャーコースはロッジエリアを迂回する一番長いコース。景色の変化を楽しみつつ、森の空気を感じながら下っていくと徐々に感覚がつかめて楽しくなってきます。

 

<中級者でも楽しめるフロートレイル>

慣れてきたら様々なコースにチャレンジ

かたしな高原スキー場(リフト2)

<慣れてくると下りは約10分、すぐまたリフトに直行したくなります>

 

MTBの感覚に慣れてきたら、色々なコースにチャレンジしてみましょう。憧れのジャンプも夢ではないかも?ダートジャンプのコースは初級の練習用、中級や上級の方は技を磨くのにピッタリです。

 

<ダートジャンプにチャレンジ!>

 

体重移動に慣れてきたらパンプトラックのコースへ。サスペンションを感じながら1周できるようになってくると、ますますMTBの楽しさにハマってしまいそう。グラスゲレンデはフリーライドを楽しめるフラットな一枚バーンです。大人も子どもも思わず「イエーイ」「フゥー」声を上げて駆け下りたくなるコースです。

 

<遊びとはいえ真剣な表情になります>

 

<体重移動を上手くできるようになると楽しいパンプトラック>

初心者から上級者までリピートしたくなる楽しさがいっぱい

かたしな高原スキー場(グラスゲレンデ)

<思わず声をあげたくなるグラスゲレンデ>

 

<子どもも大人も広いゲレンデを思い切り疾走>

 

リフトを利用したMTBパークは初心者でも気軽に始めることができます。普段はあまり広い場所で自転車に乗ることが少ないという都内から来られた親子、小学校低学年のお子さんは「くねくねカーブが少し難しかったけれど楽しい。」と笑顔で話してくれました。「泥で汚れても楽しめる。チャレンジしてみよう、という気持ちになる。絶対またやりたい。」と話してくれたのは、初めてMTBを体験した高校生。アウトドア好きな50代の女性の第一声は「疾走感!」「初めてだったけれど本当に楽しかった。」といきいきした表情でした。

 

<レンタルMTBは全てSpecialized。こちらは大人用>

 

<子供用も充実しています>

 

<たっぷり汗をかいた後は涼やかな「水辺の探検エリア」へ>

 

片品村の高原はオールシーズン楽しめます。MTBを始めてみたいというビギナーから、色々なコースを楽しみたいという中級者や上級者まで、思う存分楽しめるトレイル設計になっています。冬のスキーヤーもぜひ夏の高原疾走の楽しさを味わってみてください。

 

インフォメーション

かたしな高原スキー場 MTBパーク

住所:群馬県利根郡片品村越本2990
電話:0278-58-2161
営業時間:9:00~16:30(最終受付は14:30)
※雨天や特定日はクローズの場合があります。事前にホームページ等でご確認ください。

料金:【MTBパッケージ(3時間)】
・キッズ   (小学生以下)一般5,500円(会員3,900円)
・スタンダード(中学生以上)一般6,600円(会員4,900円)
※上記料金はMTBとヘルメット、プロテクター各種(肘、膝等)、手袋等の安全装備レンタル料金も含まれます。
持ち物:運動靴、汚れてもいい服装、防寒具、サングラス等必要に応じて

詳しくは、以下かたしな高原スキー場MTBホームページをご覧ください。

https://Katashinakogen.co.jp/mtb/

ぐんま観光県民ライター(ぐん記者)

Aya

大阪府出身。子どもの進学に伴い片品村に移住。これまでは教育関係に従事。現在はNPO活動の傍ら観光業などに携わる。片品村の自然や美味しい農作物、村民の気さくな人柄にすっかり魅了されている。