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リトリートぐんま:ディープな草津の温泉探求プラン 〜それぞれの源泉の違いを解く旅〜

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更新日: 2024年06月06日

温泉好きにはたまらない!深く知り、ひも解くとわかる草津温泉の本当の魅力

 

日本三名泉の1つである草津温泉。泉質主義宣言を出すほど、その類まれな「泉質」を大切にし、毎分32,300リットル以上、1日にドラム缶約23万本分もの

温泉が湧き出す日本一の自然湧出量、温泉療法に優れた効能を発揮する、強力な殺菌力を誇る酸性の湯は唯一無二。

そして草津温泉のシンボルである湯畑というシステムがあってこそ、草津温泉エリアの多数の旅館や温泉施設で「源泉かけ流し」を楽しめるというのも

草津温泉の魅力の一つ。

実は草津温泉には、この湯畑に流れる源泉を含め、主に6つの源泉があるのをご存じでしょうか?

それぞれ特徴も異なる草津の多彩な源泉。その中でより個性のある数種の源泉を堪能しながら、草津の文化・歴史を学び知的好奇心を満たすマニアックな

視点が魅力のプランです。

旅が進むにつれ、草津温泉をディープに学び、終わるころにはあなたが観光ガイド。ぜひ草津温泉を深堀りできる濃密な旅を満喫しましょう!

 ※本プランはモデルプランです。

 

1日目

【昼~夕方】

まずは湯畑の源泉をゆっくり楽しみ温泉欲を満たす

まずは宿へチェックイン。宿でこの旅の各スポットで使うチケットと、草津の歴史や文化を楽しむための案内パンフレット(お得なスタンプカード付)ももらいます。

準備ができたら早速、湯畑の近くにある「御座之湯」へ。

御座之湯には「木之湯」と「石之湯」と2つの浴室があり、日替わりで男女交代制になっています。

それぞれの浴室に「湯畑源泉」「万代鉱源泉」と2種類の源泉を使用。

まずはここで2種類の源泉の泉質の違いを肌で感じてみましょう!温度や湯ざわりなどを比べ、泉質の成分表を見てみたり…。

温泉でスッキリ覚醒したので、探求心も盛り上がってきます。

温泉を楽しんだ後はまずは目の前の湯畑散策へ。

湧き出した温泉が滝のように流れる様子は圧巻!その魅力を深く知るための必須アイテムが「音声ガイド」。

湯畑、熱乃湯、西の河原公園や白根神社、光泉寺の歴史などを無料アプリ「Pokke」をダウンロードすれば手軽にご自身のスマートフォンで聞くことができます。

まずはお湯が湧き出す上流部分、ひょうたん型のてっぺんにあたる位置で石柵から眺めながらスタートを。

「湯畑」は、非常に高温な源泉の効能や成分を保つため、熱い源泉を冷ましながら、

各温泉施設に供給するために考え抜かれた先人の知恵が集結したシステム!

その仕組みや成り立ちを、ゆっくり湯畑をまわりながら聞いているとあっという間に時間が過ぎていきます。

 

草津温泉伝統の「湯もみ」を目の前で!

湯畑近くには、湯もみ体験もできる「湯もみと踊りショー」を見ることができる「熱乃湯」があるので、ぜひ立ち寄りましょう。

「湯もみ」は、草津温泉に約180cmの板を入れてかき回し、冷ましてから入浴する方法の一つとして考え出された技術。

江戸時代から伝わる伝統的な入浴法「湯もみ」の様子を「熱乃湯」で見ることができます。

音声ガイドは「湯もみと踊りショー」を観覧する上で事前に知っておくとより楽しめる知識を案内してくれるので、事前か、ショーの待機中に聞いてインプット。

湯もみの迫力、魅力的な唄と踊りを目の前で見られる臨場感に、その背景がプラスされると、より楽しめます。

 

【夜】

湯けむりと光が織り成す幻想的な夜の湯畑に感動

宿で夕食を食べたあとは、夜の湯畑周辺散策へ。

昼間とは全く違い、夜は一層湯けむりがのぼりたち、そこにライトアップの光が浮かび上がり、生み出される世界。ファンタジックな異空間が広がります。

夜は人もちょうどいい賑わいで落ち着いた雰囲気。

足湯にゆっくり入って湯畑を眺めたり、じっくり湯畑内の湯桶を見て、源泉の流れを観察したり…。思うがまま、ぶらりと湯畑や温泉街を堪能しましょう。

 

2日目

【朝】

朝風呂は自然と開放感あふれる広大な露天風呂で贅沢に

朝は早めに起きて、西の河原公園の奥にある「西の河原露天風呂」へ。

西の河原公園内には遊歩道があり、その周辺には無数の湧出した温泉が湯の川となっています。

そのワイルドな雰囲気が温泉好きにはたまりません。

いたるところで白煙を上げて温泉が湧き出す様子を見ながら、露天風呂へ向かうという流れが最高。

西の河原露天風呂の源泉は「万代鉱源泉」。草津温泉の中でもマグマに近い高温の源泉で、その湧出温度は94~5度ととても高く、

殺菌・抗炎症作用に優れています。

泉質の魅力に加えて、西の河原露天風呂の醍醐味は圧倒的なスケールの開放感!

広大な露天風呂の周囲を囲む自然を見つめ、爽やかな高原の風を感じながら温泉に入っていると、普段の疲れが溶け出して、心も身体も軽くなります。

朝食後は、音声ガイドを片手に、白根神社と光泉寺へ訪れます。

 

白根神社は湯畑から北に進み約3分歩けば参道があります。そこから階段を上がり、高台の公園内にある神社です。

神社の上から温泉街を見下ろす眺望も素晴らしく、温泉街の喧騒から離れ、自然といくつかの社が生み出す静謐な雰囲気が心を落ち着かせます。

湯畑すぐの長い石段の先にあるのが光泉寺。

 

音声ガイドでその成り立ちや歴史を聞きながら長い石段を登り切りましょう!

1300以上 、草津温泉を見守り続け、「日本三大温泉薬師」でもあるお寺。

近年はパワースポットとしても人気で、「遅咲き如来」をはじめ、境内には草津町指定文化財が点在し、見どころも多いのが魅力です。

各お堂や松尾芭蕉の句碑などゆっくり見てまわって草津温泉の歴史を深く味わってください。

 

【昼】

絶景を堪能できる進化系アクティビティを満喫!

 

ゆっくり温泉を堪能した後は、天狗山へ。

冬はスキー場の天狗山。夏は大人も子どもも楽しめるアクティビティがあるプレイゾーンに!

 

まずは「スカイスウィング」を体験!

草津温泉スキー場天狗山山頂にある、高さ10mの日本一高いブランコ。

こちらは高度感があるものの、ゆっくりブランコに乗りながら草津の温泉街が一望でき、標高1,300mの高原の風を感じられて爽やかな時間を過ごせます。

 

続いてもう一つのメインアクティビティ「バンジップテング」に挑戦。

標高1,370mの天狗山山頂から、滑り降りるため、最初こそその高さにひるみますが、スタートすれば、草津温泉街はもちろん遠方の山々の眺望が最高!

爽快さとスリルがたまらなく気持ちよいアトラクションです。

 

【夜】

温泉街で地元グルメに触れ、星空観賞へ

夕食は、温泉街へ繰り出し、多彩な飲食店からお好みのお店を選んで草津グルメを堪能!

夕食後は、朝風呂で訪れた西の河原公園へ。

朝とはがらりと雰囲気を変え、広い公園内がライトアップされ、湯畑ともまた違う、自然と光と温泉の湯気が織り成す神秘的な空間に。

空を見上げれば満天の星空。

学ぶ体験ではないけれど、自然の美しさに刺激を受け、感性が育まれる充実の夜散歩に。

 

3日目

【朝~夕方】

草津温泉の新しい魅力に触れられるディープなニュースポット「裏草津地蔵」へ

朝食の後は、「裏草津地蔵」へ。

湯畑から徒歩約23分の所にある共同浴場「地蔵の湯」周辺が新しくなり、華やかな温泉街とはまた雰囲気の違う、魅力にあふれた「裏草津地蔵」。

雰囲気のあるカフェや、足湯、顔湯などゆっくり散策したりひと休みしたりと新しい草津温泉の過ごし方が楽しめるエリアです。

漫画堂には、約1万冊の漫画が揃い、草津温泉ゆかりの作家さんの作品をはじめ、新旧問わず名作がずらり。

思わず「これ!懐かしい!好きだった」と手に取ってしまったり、今、流行りの漫画を読んでハマってしまったり、あっという間に時間が過ぎていきます。

また、施設内に飾られている日本を代表する漫画家総勢14名が、1980年に草津温泉を訪れた旅の記念に描いた「草津、いい湯だな」のメッセージとともに、

イラストを寄せ書きした作品は必見!

 

漫画堂からほど近い「百年石別邸」では、石灰石にペンキで好きな絵や文字を書く体験ができます。

その石を草津の温泉につけると、石自体が溶け、絵や文字の部分だけが浮かび上がり、世界に一つの石アートが完成!表札にする人も多いそう。

裏草津地蔵エリアを楽しんだら、少し歩いて「大滝乃湯」へ。

源泉は「煮川源泉」。pH2.1の酸性の無色透明の温泉がかけ流し。

草津の源泉の中でも、特にお肌がすべすべになる良いお湯です。「大滝乃湯」は、温度の違う湯船を並べる「合わせ湯」が人気。

熱いことで知られる草津のお湯に、身体を馴らす入浴法で、温度の低い湯船から、順に入って徐々に身体を馴らす入浴法です。

「合わせ湯」を楽しみつつ、露天風呂もあり、時間をかけて多彩な湯浴みを楽しめます。

また、施設内は休憩所やレストランも充実しているので、夕食をとるのもおすすめ!

 

【夜】

地元グルメ、ライトアップ、星空に満たされながらDEEPな旅を振り返る

夕食後は、西の河原公園へいき、星空観賞。

今夜は公園内の「草津穴守稲荷神社」へ立ち寄り、参拝も。

境内の砂は「招福の砂」といわれ、持ち帰ってまくと、福が訪れるとのことで、少し持ち帰るのもよし。

ゆっくり夜散策しながら、この旅で訪れたスポットを振り返っていると、草津をよく知ることができ、かなり心の距離が近くなった温泉地になっていることを実感します。

 

4日目

【朝】

異国と草津の知られざる縁と歴史に触れられる「ベルツ記念館」へ

宿で朝食をいただいたあとは、少し足を延ばして草津の歴史を知ることができる「ベルツ記念館」へ。

草津温泉を「世界第一級の温泉保養地」と世界に紹介し、草津の恩人と称えられるドイツ人医師ベルツ博士の軌跡や草津温泉との関係を物語る資料を

展示しています。

「日本近代医学の父」といわれるその功績や草津温泉とのゆかりなどに触れてみましょう。

また、ミュージアムショップでは、草津温泉の姉妹都市カルロビ=ヴァリ市のあるボヘミア地方の特産であるボヘミアグラスを中心に、海外特産品がずらり。

思わぬ場所で出会う海外の空気もとても興味深く楽しめます。

温泉街に戻ったら、お土産などショッピング、立ち寄り湯など、最後まで草津温泉の魅力に触れ、観光協会へ。

この旅の成果を腕試し!観光協会で草津探求結果のテストを受けて、「湯もみちゃんの限定手ぬぐい」をゲットして帰路へ!

 

 

Information

 「ディープな草津の温泉探求プラン〜それぞれの源泉の違いを解く旅〜」プラン   

 ※本プランはモデルプランです。

 

上記プランの詳細は下記にお問い合わせください

 

草津温泉観光協会

TEL0279-88-0800

 

※その他草津温泉の観光情報はこちらから https://www.kusatsu-onsen.ne.jp/top.php