【ユニバーサルツーリズム】草津コース

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更新日: 2026年03月31日

豊かな自然と歴史、美味しい食が魅力の群馬県。そんな群馬の魅力をすべての人に届けたい、と群馬県では誰もが楽しめる旅行、「ユニバーサルツーリズム」を推進しています。

本記事では、車いすの方と目の不自由な方が楽しめるモデルコースを当事者の体験談も交えて紹介します!

第3弾は、草津エリアの1泊2日コースです。草津町では温泉のみならず食べ歩きや歴史に触れる「湯もみと踊り」ショー、「草津 温泉らくご」を楽しみ、八ッ場(やんば)方面では人々の生活を支えている八ッ場ダムの見学、吾妻渓谷の美しい景色を眺めながらのハイキング(目が不自由な方のみ)などをお楽しみいただけます。

温泉で体も温まり、食、歴史、景勝地で心も満たされるお勧めのコースです!

草津で楽しむ温泉・食・歴史 草津温泉

草津温泉は、下呂温泉・有馬温泉とともに「日本三名泉」として有名です。自然湧出量は日本一を誇り、毎分32,300リットル以上、1日にドラム缶約23万本分もの温泉が湧き出しています。さらに日本有数の効能の高い泉質で、昔から“恋の病以外は何でも治す”として人々に親しまれてきました。

温泉としても素晴らしいところですが、他にも美味しい食や歴史、美しい景色に触れることができるお勧めスポットがたくさんあります。

 

① 草津温泉スキー場

草津温泉スキー場提供

 

「草津温泉スキー場」は、標高の高い上質な天然雪で、パウダースノーを体感できるのが特徴です。6つの個性的なコースや草津温泉に近い立地から観光客に人気のスポットとなっています。

ここでの楽しみ方は、ウィンターシーズンだけではありません。
グリーンシーズンには高原の空気の中で、ハイキングもでき、目が不自由な方も安心して楽しむことができます。遊んだあとは、温泉に寄って体を温めたり汗を流したりするのがおすすめです。

 

「パルスゴンドラ天狗」に乗車し、いざ空の旅へ。
乗車時間は山頂までの往復で約10分ほどです。今回は雪景色を眺めました!グリーンシーズンであれば緑豊かな自然の風景を満喫できます!

※ウィンターシーズンにお越しの際は降雪、積雪にご注意ください。雪が降ると一部車いすではアクセスが難しい箇所があります。詳細は以下の「◆バリアフリー情報」をご覧ください。

 

<いざ空の旅へ。ゴンドラ乗車時はゴンドラを止めて安心安全に乗車できます>

 

 

草津温泉スキー場提供

<グリーンシーズンは緑が美しい山々を眺めながらの空の旅です>

 

 

<あたり一面の雪景色も神秘的です>

 

<車いすの方の感想>
訪問時は一面雪景色で、高いところから雪景色を見下ろすという経験はあまりなかったので新鮮です。グリーンシーズンは木々も色づいてまた違った美しさの景色を見ることができるそうです。また、天気が良ければ草津町全体の絶景が見下ろせるそうで、違う時期にも来てみたいです!
ウィンターシーズンは駐車場からゴンドラ乗り場までのアクセスは介助が必須となりますが、グリーンシーズンであれば問題なくアクセスできるとのことです。また、ゴンドラ乗車時はゴンドラを止めていただけるので安心して乗車できます!

 

◆バリアフリー情報
・車いすの方は、ウィンターシーズン中、駐車場からゴンドラ乗り場までのアクセスに注意が必要です。ご自身の状態に合わせてご判断ください。

 

身体障害者用駐車場:複数台有

・ゴンドラ乗車時は車いす利用であることを伝えれば、ゴンドラを止めていただけます。また、ゴンドラ内部も車いすで入れる広さがあります。

 

<車いすで乗車しても余裕の広さです>

 

 

② 温泉門広場・足湯

草津温泉の主要スポットを回る前にちょっとひと息。

<足湯が楽しめる温泉門です>

 

2023年に草津温泉の新たな入口として誕生した「温泉門」にやって来ました。湯畑のサテライトをイメージし、木材をふんだんに使った立体交差は、道路脇の広場に足湯を備えております。車いすの方も目が不自由な方も気軽に楽しめるスポットです。

 

<気軽に浸かれる足湯で歩き疲れた足を癒します>

 

<目が不自由な方の感想>
温泉門の足湯は気軽に草津温泉の名湯を楽しめるスポットとしてお勧めです。草津町の主要スポットからは少々離れますが、だからこそ人も少なく、ゆったりとできる隠れスポットになっています。私が訪れた時期は雪の時期でしたので、寒さで冷えた足を温めることができ、体の芯まで温まりました!
目が不自由な方の場合、温泉は滑りやすく恐怖を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、足湯はそのような心配がありませんので、安心してお楽しみいただけます。同行者と一緒に足湯に浸かっておしゃべりするのも良いです!

 

◆バリアフリー情報
・温泉門駐車場からのアクセスは、階段ルートと車道脇の歩道を通る緩やかな坂道ルートの2つがあります。
車いすの方は、グリーンシーズンは車道側からアクセス可能ですが、雪のシーズンは地面が凍結することがあるため注意が必要です。

<温泉門近くに駐車場とトイレがあります。>

 

<車道脇の歩道を通る緩やかな坂道ルートは雪のシーズンは注意が必要です。>

 

身体障害者用駐車場:

 

③ 湯畑

草津温泉観光協会提供

 

温泉街の中心に位置する草津温泉のシンボル「湯畑」は、一日中観光客の絶えない、草津温泉で一番人気の高いスポットです。
湯畑では毎分約4000リットルの温泉が湧き出ており、いつも湯けむりを舞い上げています。
湯畑の周りは瓦を敷きつめた歩道、石柵、白根山をかたどった「白根山ベンチ」など、散策が楽しめます。 夜はライトアップによる幻想的な表情を見せてくれ、浴衣姿の温泉客でにぎわっています。
昼食は湯畑周辺の飲食店や、「④西の河原通り」での食べ歩きをお勧めします!

 

草津温泉観光協会提供

 

車いすの方の場合は、③湯畑、④熱乃湯、⑤西の河原通りまでは、草津温泉の宿泊施設から運行されている送迎バスでのアクセスを推奨しています。

 

 

<車いすの方の感想>
車いすの方は柵の間から湯畑を見る形になりますが、熱気の温かさや景色の美しさ、温泉の香りをしっかりと感じることができます。夜にはライトアップもされており、とても幻想的な風景を味わうことができます。湯畑からは毎分約4000リットルの源泉があふれだしているそうですが、実際にその様子を目にするとその迫力に圧倒されてしまいます!百聞は一見にしかず、草津温泉に立ち寄ったら湯畑も是非、ご覧ください!

 

<目が不自由な方の感想>
湯畑に近づくと温泉の香り、ごうごうという音、そして湯畑から立ち上る熱気が感じられ、視覚以外の要素でも十分に楽しめるスポットです。また、湯畑は草津温泉の主要観光スポットとして有名なため、ひっきりなしに多くの人が訪れており、人々の活気が感じられる点も「草津温泉に来た!」という実感が持てます。
私が訪問したのは寒い日でしたが、湯畑周辺はあふれ出す源泉のおかげで熱気があり、別世界にいるようでした。大迫力であふれ出す源泉に、草津温泉の歴史に想いを馳せるのもいいかもしれませんね!

 

◆バリアフリー情報
・アクセスには急な坂を使用する必要があります。車いすの方へは、宿泊施設から運行される送迎バスでのアクセスを推奨しています。

<湯畑までの坂道。かなり急です>

 

※湯畑の目の前に宿泊施設からの送迎バスが停車します。
・湯畑の周辺は車いすで支障なく移動可能です(冬場の積雪時に注意してください。特に、湯畑へ続く道路や湯滝側へ行く道路は、一部傾斜が急な所もありますので、十分ご注意ください)。

 

 

 

④ 西の河原通り

③湯畑から続く「西の河原通り」は、温泉街の情緒と自然の息吹が調和する散策の名所です。石畳の道沿いには、老舗の温泉まんじゅう店や手仕事の工芸品店などが立ち並び、食べ歩きやお土産購入を楽しむことができます。あちこちから立ち上る良い香りや、店員さんの呼び込みに思わずあれもこれも……と、目移りしてしまうので、散策前はお腹を空かせてお越しください。

 

石畳の道沿いには、温泉まんじゅうや地元グルメ、土産物店が軒を連ね、歩くだけで草津温泉らしい温泉情緒を存分に味わえます。

 

<通りは緩い坂道ですが、道路は舗装されているため、車いすの方も走行可能です>

 

<車いすの方の感想>
数多くのお店が立ち並び、どこでお土産を買おうか、どこで食事や軽食をとろうか迷ってしまいます。旅館やフォトスポットなどもあり、とても情緒あふれる場所です。多少傾斜があるので介助者と一緒にお楽しみいただいたほうがいいですが、車いすでも「とても楽しい!」と感じていただける素敵な場所です!

<目が不自由な方の感想>
通りの両脇には様々なお店が連なっており、おいしそうな匂いもあちこちから立ち込めています。介助者にどのようなお店があるのか教えてもらいながら歩きましたが、どれも美味しそうなものばかりで目移りしてしまいます。
出来立ての温泉まんじゅうを試食させていただきましたが、薄い皮と濃厚なあんこの味わいが絶品で、即時購入を決めました!
「味覚で草津町を楽しみたい!」という方はぜひお立ち寄りください。お腹を空かせて行くのがポイントです!

 

◆バリアフリー情報
・アクセスには急な坂を使用する必要があります。車いすの方へは、宿泊施設から運行される送迎バスでのアクセスを推奨しています。(送迎バスの有無については、宿泊予約時に確認をお願いします)

・西の河原通り自体は、緩い坂道なので車いすで走行可能です。(冬場の積雪時に注意してください)



⑤ 裏草津 地蔵

草津温泉観光協会提供

湯畑の賑わいから一歩奥へ入り、階段を上った先にある「裏草津 地蔵」。
草津温泉のもう一つの顔として知られる「裏草津 地蔵」は、石畳の路地、静かに佇む湯屋やカフェ、歴史を感じさせる街並みが魅力的な場所です。地元の方々の暮らしと湯治文化が息づくこの場所では、草津町本来の魅力にゆっくりと触れることができます。ここでは目が不自由な方も楽しめる「顔湯」を紹介します!

 

写真のような四角い木の枠の中に顔を近づけると、熱い蒸気が立ち込め、顔を温めてくれます。
「顔湯」とはいっても実際のお湯ではなく蒸気を楽しむのがポイントです!

<この枠の中に顔を近づけると蒸気が感じられます>

 

<目が不自由な方の感想>
顔湯、と聞いて、お湯を張った桶に顔を浸けるイメージをしていたのですが……
どんな感じだろうとおそるおそる枠の中に顔を近づけてみると、もわっとした蒸気が顔全体に当たり、顔だけポカポカする不思議な感覚。蒸気だけで草津温泉の効能が感じられて嬉しいです!他では見かけないものなので、是非一度どのようなものか実際に体験されることをお勧めします!
また、「裏草津 地蔵」は階段が多いエリアであるため歩行に不安がある方は、ゆっくり散策をお楽しみください。湯畑周辺の賑わいとはうって変わって落ち着いたたたずまいです。

 

<温かい蒸気を感じられる顔湯。草津温泉の新たな楽しみ方です>

 

◆バリアフリー情報
・「裏草津 地蔵」へのアクセスには階段を使用します。場合によっては介助者が足場の状況などを伝えると目が不自由な方も安心してアクセスできます。

 





⑥ 光泉寺


草津温泉の歴史を感じられる場所としてお勧めしたいのは、「光泉寺」です。
奈良時代に開かれたと伝えられ、草津温泉とともに歩んできたこの寺は、湯治客や旅人の心を静かに受け止めてきました。境内へと続く石段「温泉坂」を上ると、眼下には湯畑の湯けむりが立ちのぼり、草津温泉ならではの風情を一望できます。四季折々に表情を変える景色と、厳かな本堂が織りなす空間は、訪れる人に深い安らぎを与えてくれます。

境内までの長い階段の迂回ルートとして坂道からのアクセスが可能ですが、かなり急なため、車いすの方は介助者によるしっかりとしたサポートが必須です。
また、本殿周辺は砂利道のため、車いすのままでの参拝は難しいですが、五重塔や眼下に広がる湯畑などを楽しんだり写真を撮影することができます。

 

境内には五重塔もあり、湯畑など草津温泉の街並みを一望できます

 

目が不自由な方は介助者に案内文を読んでもらったり、境内の様子を言葉で説明してもらうことでより楽しめます!御朱印もいただけます。

<お寺の歴史に想いを馳せながら、お参り>

 

<目が不自由な方の感想>
光泉寺までの長い階段を上ると視界が開けたことが、風を感じてわかりました。介助者にも眼下には湯畑が見え、境内には五重塔が見えると説明をしていただき、とても良い景色なのだろうなと想像がつきます!
境内にはお寺の歴史が書かれた看板があり、介助者に読んでもらいながら光泉寺、ひいては草津温泉の歴史に想いを馳せます。また、境内は静かなたたずまいで、落ち着いた気持ちになります!

 

◆バリアフリー情報
・光泉寺までの階段は長く、急な箇所もあるため、目が不自由な方へは適宜介助者が足場の状況を伝えると良いでしょう。また、冬場は凍結していることもあるので、注意が必要です。

 

・車いすの方は坂道からのアクセスが可能ですが、かなり急なため、強い力での介助が必要です。

 

<急な坂道のため強い力での介助が必要です>

・境内は砂利部分もあるため、車いすのままでは移動が難しい箇所もあります。

 

 

⑦ 熱乃湯

 

「熱乃湯」は湯畑や西の河原通りからも近く、草津温泉の伝統を体感するなら絶対に外せないスポットです。

こちらでは草津温泉に古くから伝わる「湯もみ」を見学できる「湯もみと踊り」ショーと、「草津 温泉らくご」を楽しむことができます。
草津温泉のうち湯畑源泉は50度以上もあるため、そのままでは熱くて入れません。そこで発案されたのが、大きな木の板を使って湯をかき混ぜ、空気を含ませながら温度を調整する「湯もみ」です。湯もみをすることによって、水で温泉の効能を薄めることなく、観光客は草津温泉の源泉を楽しむことができるのです!

そんな湯もみは、草津節の踊りと共に大迫力のパフォーマンスとして見学することができます。響き渡る草津節と息の合った所作は見る人の心を虜にします。 夜は同じ場所で「草津 温泉らくご」を聞くことができます。日によって聞ける演目が違うので、行く前にチェックしておくとより楽しめます!浴衣で来られている方も多かったです。
夜は「草津 温泉らくご」を聞いて、温泉文化の奥深さを味わいませんか。

車いすの方もそのまま観賞できるスペースがあります。

 

草津温泉観光協会提供

<草津温泉に古くから伝わる伝統の湯もみ。間近で見られるので迫力があります>

 

 

<夜は「草津 温泉らくご」を楽しめます>

 

 

 

<車いすの方の感想>
館内には車いすスペースが用意されており、正面から「湯もみと踊り」ショーの様子を見ることができます。「湯もみと踊り」ショーはよくテレビで観ておりましたが、実際に生で見てみるとテレビで観ているよりも迫力を感じました。最初はゆったりとした掛け声とともに木の板で湯もみがされ、最後にはダイナミックに大きなしぶきをあげながら熱い源泉を上下にかき混ぜる「大もみ」が行われ、その迫力に圧倒されます。

「草津 温泉らくご」も正面から聞くことができ、内容もとても面白く、時間が経つのを忘れてしまいます。毎日行われているため、いつ来ても楽しめる最高なスポットです!

 

<目の不自由な方の感想>
「湯もみと踊り」ショーは息の合った草津節を聞きながら、草津温泉で長らく受け継がれてきた伝統に想いを馳せました。湯もみは、大変な作業ではあると思いますが、踊り子の皆さんは草津節を歌いながら楽しそうにやっていらして、「草津温泉を楽しんでほしい」という、長きにわたって受け継がれてきたおもてなしの心を感じます。「湯もみと踊り」ショーの様子は音だけでは分かりづらい部分もあるので、介助者に様子を教えてもらうとよりイメージができるでしょう。
「草津 温泉らくご」は語りを聞くという特性上、目の不自由な方も存分に楽しめる娯楽です。今回は古典落語と落語家さんの手持ちのネタの両方を拝聴し、テンポの良い語りに引き込まれ、オチでは大笑いしました!

 

◆バリアフリー情報
・アクセスには急な坂を使用する必要があります。車いすの方へは、宿泊施設から運行される送迎バスでのアクセスを推奨しています。(送迎バスの有無については、宿泊予約時に確認をお願いします)
・熱乃湯自体は車いすで支障なく移動ができます。

<出入り口も段差なく入場可能です>

 

<場内も車いすで支障なく移動できます>

 

八ッ場ダムや渓谷歩きが楽しめる!八ッ場(やんば)エリア

2日目は草津温泉から車で約15分ほどでアクセスできる八ッ場エリアを散策します。
八ッ場エリアには八ッ場ダムや吾妻峡があり、八ッ場ダムの歴史や役割を詳しく知ることができる資料館、群馬の農産物を購入できる道の駅も見どころです。車いすの方も目が不自由な方も八ッ場エリアを心ゆくまでお楽しみいただけます!

 

① 八ッ場ダム周辺をのんびり散策!資料館でダムの歴史・役割も学べます

 

自然豊かな吾妻渓谷に立つ八ッ場ダムは2020年に完成した比較的新しい多目的ダムです。洪水調節、首都圏への水資源の供給、水力発電による電力供給といった役割を果たし、人々の生活を支えています。
まずは八ッ場ダムの歴史や役割を学ぶことができる資料館「なるほど!やんば資料館」を訪れます。

 

 

資料館では広報員の方に無料で案内していただける「やんばお気楽ガイド」への参加がおすすめです。
※「やんばお気楽ガイド」は火曜日・金曜日に時間制で4回実施しています。詳細は公式HPをご覧ください。

今回は、特別に八ッ場ダム職員の方にご案内いただきました。

 

 

<「なるほど!やんば資料館見学の様子>

 

資料館を回る場合は、目が不自由な方は介助者に資料の内容や展示物の説明をしてもらいながら回ると良いでしょう。また、ダム全般のご案内は、資料館内で配布している音声ガイドパンフレットにあるQRコードを読み取ることで、スマートフォンで説明を聞くことができます。

<音声ガイドはスマートフォン等で聞くことができます>


<最短ルートで資料館から八ッ場ダムに向かう出口です。>
こちらのドアから出入りが難しい場合には、受付の方に相談をしてください。
少し遠回りになりますが、迂回ルートを案内されます。


八ッ場ダムエレベーターまでは舗装路です。

<この写真はダムから左側の資料館に戻るときに撮影しています。>

 

<ダム下流へ向かうエレベーター>

 

<エレベーターを降りたらダムを見下ろせる橋まではフラットです>

 

利根川ダム統合管理事務所提供

<ダム下流から見上げた様子>



ちなみに、ダムから水を放流している時はこのようにとても迫力のある光景を見ることができるそうです!

利根川ダム統合管理事務所提供

<放流しているときはとても迫力があります>


この写真にあるゲートからの放流は、基本的に春先の点検放流の時に限り見ることができるそうです。

 

◆バリアフリー情報

<なるほど!やんば資料館>

・資料館内は車いすで支障なく移動ができます。
・資料館内はエレベーターも完備しています。
・資料館内には多目的トイレがあります。

<資料館内は車いすの方も安心して移動できます>

 

多目的トイレ:有


身体障害者用駐車場:

 

★もっと八ッ場ダム周辺を楽しみたい方は以下のアクティビティもお勧めです!★
※障害の程度によっては体験が難しいものもあります。ご自身の状況でご判断ください。

➁ 水陸両用バスでダム湖を満喫!

株式会社Dts creation様提供

 

群馬県で唯一(2026年3月現在)の水陸両用バス「八ッ場にゃがてん号」に乗車し、八ッ場ダムのダム湖遊覧を楽しむことができます。バスが勢いよく湖に飛び込む瞬間はスリル満点!陸と湖の両方の景色が味わえるのが魅力です。

株式会社Dts creation様提供

<群馬県で初めて導入された水陸両用バス>

 

目が不自由な方は陸と湖の感覚の違いが味わえるでしょう。車いすの方については、車いすのまま乗車することは難しく、バス乗車前の6段のステップを自力で昇降できる方であれば乗車可能です。
乗車中は車いすを事務所内で保管いただけますので、その旨お伝えください。

 

◆バリアフリー情報
・車いすのまま水陸両用バスに乗車はできません。バス乗車時は6段のステップを上がる必要があります。

株式会社Dts creation様提供

 

③ 自然の中をハイキング!

八ッ場ダムがある吾妻渓谷は、吾妻川に架かる雁ヶ沢(がんがざわ)橋から八ツ場大橋までの約3.5kmにわたる渓谷です。「国指定名勝・吾妻峡」として登録されており、特に紅葉のシーズンは見ごろです。「渓谷パーキング」から「見晴台・小蓬莱(しょうほうらい)」までは、片道約60分の遊歩道が整備されており、長年にわたる自然による浸食が作り出した懸崖や滝などを見ながらのハイキングを楽しむことができます。

目が不自由な方でも自然豊かな渓谷歩きを楽しむことができますが、介助者は適宜足場の状況を説明し、細い道は一列になるなど、注意して歩くと良いでしょう。車いすの方の渓谷散策は難しいですが、川沿いの道路上から渓谷を眺められるところから、散策を介助者と共に楽しんでください。

※ハイキングルートは体力等に合わせて事前によくリサーチしてください。

利根川ダム統合管理事務所提供

<人気の鹿飛橋>

 

<車いすの方の感想>
資料館の館内通路は広くてフラットなため移動しやすく、エレベーターもあります。ダムの歴史や環境等を学ぶことができ、とてもためになる時間を過ごすことができます。ダムへ移動する際の扉が狭く、スロープも奥行きが短く急でしたが、介助者に押してもらうことにより問題なく外にも出られ、ダムの見学もできます。
季節によって様々な顔を見せてくれる八ッ場ダムに是非足を運んでください!

 

<目が不自由な方の感想>
「なるほど!やんば資料館」では、ダムの歴史や構造について理解を深めることができます。季節や気象によって日々変わる下流河川の様子を監視し、利根川に流す水の量を調節しているからこそ、私たちが安心して暮らせているのだな、と実感。
ダムから放流している時は音や場合によっては水しぶきが飛んでくるということですので、目が不自由な方もダムの迫力を目の前で感じることができるでしょう。



④ 旅の締めくくりに立ち寄りたい!道の駅八ッ場ふるさと館


いよいよ旅も終盤へ。群馬県産の新鮮な野菜をはじめとしたお土産購入は、「道の駅八ッ場ふるさと館」がお勧めです。

農産物直売所「八ッ場市場」では群馬県産の野菜を購入できます。
目が不自由な方も商品を手に取りながらお買い物を楽しめます。
手作りこんにゃくを買って帰り、刺身こんにゃくとして食べましたが、スーパーで売っているこんにゃくとは味も食感も異なり、本当においしかったです。さすが群馬県の名産品ですね。


また、「八ッ場食堂」では名物の「ダムカレー」を食べることができます!

カレーのルウの部分とご飯の部分との間に仕切りがあり、ダムが水をせき止めるようにルウをせき止めています!

<中央にダムを模した仕切りがあります>

<車いすの方の感想>
「八ッ場ふるさと館」は全体的にフラットで通路幅も車いすが問題なく移動でき、多目的トイレも完備されているため、とても快適に利用できる施設です。農産物直売所「八ッ場市場」は数多くの商品があり、地域の食材も多く販売されています。「八ッ場食堂」では券売機で食券を購入して自分でご飯を運ぶスタイルの為、介助者に運んでもらいました。テーブルが車いすにちょうどいい高さのため、食事のしづらさは感じませんでした。メニューはネーミングセンスの良いメニュー名ばかりな上、とても美味しかったです。ぜひ一度来ていただきたいスポットです。

 

<目が不自由な方の感想>
農産物直売所「八ッ場市場」では介助者に商品を説明してもらいながらお買い物を楽しむことができました。こんにゃくは、生産者によって微妙に色や触り心地が違うことが分かり、商品を選んでいるだけでも面白かったです。また、ダムカレーはよく考えられた商品だなと感動しました。私はご飯がカレールウに浸るのが苦手なため、あえてルウを「放流」せずにいただきました!

 

 

◆バリアフリー情報
・館内はフラットな設計のため車いすで支障なく移動できます。

<館内は車いすの方も安心して移動できます>

 

 

 

多目的トイレ:有

 

身体障害者用駐車場:有

貸出用車いす:有

 

 

宿泊先のご案内~草津温泉 草津ナウリゾートホテル~

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草津ナウリゾートホテル 提供


本コースの宿泊先としてお勧めしたい、車いすの方・目が不自由な方ともに安心して宿泊できる宿泊施設の一例です。

湯畑をはじめとした草津温泉の観光地にもほど近い立地の「草津温泉 草津ナウリゾートホテル」。山のふもとの森に囲まれ、“草津の上質な「温泉」と1年を通じて表情豊かな「自然」の2つが楽しめる”ことが魅力です!客室は20タイプ、138室ありますが、源泉かけ流しの露天風呂付客室は予約がすぐ埋まるほどの大人気だそう。また、群馬の恵みをふんだんに使った和洋中ビュッフェ・フランス料理・日本料理・中国料理、4つのレストランがあり、好きなお料理を満足いくまで楽しめます。

群馬県ユニバーサルツーリズムサイトにも掲載されている施設で、スタッフがおもてなしの心で迎えてくれます。草津温泉へ宿泊される際には、ぜひ利用をご検討ください。

 

① 客室

草津温泉 草津ナウリゾートホテルではすべての露天風呂付客室が段差のない客室となっています。
源泉かけ流しのお湯で心も身体もほっと一息つくことができます。

草津ナウリゾートホテル 提供


草津ナウリゾートホテル 提供

<露天風呂付客室で体も心も休まります>

 

なお、露天風呂付客室のうち1室が車いすのまま使用できるお手洗いとなっております。

草津ナウリゾートホテル 提供

<車いすのままでも安心のお手洗いです>

② レストラン

館内には複数のレストランがあり、車いすのまま利用できるレストランもあります。
和洋中ビュッフェレストランでは、トレイカートの貸し出しをはじめ、タイミングが合えばスタッフの方に、目の不自由な方の食事の取り分けを手伝っていただけます。
群馬の恵みをふんだんに使ったお料理を味わえます!

他にも、中華料理、日本料理、フランス料理のレストランがあり、長期滞在でもさまざまな食事を楽しめる点が魅力です。※日本料理レストランは車いすの対応が難しいです。

草津ナウリゾートホテル 提供


 

③ 駐車場

身体障害者用駐車場が2台分あり、駐車場からホテル玄関までの通路上に屋根が付いているため、雨天でも安心です。

草津ナウリゾートホテル 提供

 

④ その他、ロビー・エレベーター

ロビー、エレベーターも車いすで支障なく移動が可能です。

草津ナウリゾートホテル 提供

 

 

交通のご案内

① 車いすの方も安心! 福祉タクシーのご案内

本コースでは施設間の移動には福祉タクシーでの移動を推奨しております。
福祉タクシーの業者をお調べになりたい場合は、ぐんまユニバーサルツーリズム相談窓口までご連絡ください。
(連絡先は本記事の下部に掲載しています)

 

② 草津温泉へは長野原草津口駅から!

草津温泉へのアクセスは長野原草津口駅からのアクセスが便利です。 長野原草津口駅からはJR関東バスを利用して草津温泉バスターミナルへアクセスするのが一般的ですが、草津温泉バスターミナルまでのバスは車いすの方の乗車が難しいため、本コースでは長野原草津口駅から福祉タクシーの利用を推奨しています。
草津温泉の玄関口でもある長野原草津口駅は、東京からも特急「草津・四万」で乗り換えなしでアクセス可能です。長野原草津口駅自体も、フラットな床のため、車いすの方も安心して利用できます。

 

● 駐車場・ロータリー

身体障害者用駐車場が2台分あります。また、駅ロータリーには身体障害者用乗降スペースが1台分あります。

<身体障害者用駐車場>

 

<駅ロータリーの身体障害者用乗降スペース>

 

● ホームまでのアクセス

長野原草津口駅は改札からホームまで段差がありません。

<階段等を使用せずにホームまでアクセスできます>

 

● 多目的トイレ

 

● 駅の利用にあたって

長野原草津口駅はJR東日本の駅係員が常駐しているため、駅係員による乗降サポートをお願いする際は有人改札にてその旨をお伝えください。

 

 

③ 八ッ場エリアへは川原湯温泉駅から!

八ッ場エリアへは、JR吾妻線の川原湯温泉駅からのアクセスが便利です。
ただし、川原湯温泉駅は無人駅のため、駅係員による乗降サポートを希望する場合は事前にJR東日本へ連絡するか、長野原草津口駅をご利用ください。駅はエレベーター等も完備しています。

 

● 駐車場

身体障害者用駐車場が合計3台分あります。

 

● エレベーター

ホームまではエレベーターでアクセスできます。

 

● 多目的トイレ

 

● 駅の利用にあたって

川原湯温泉駅は無人駅のため、駅係員による乗降サポートをお願いする場合は、事前にJR東日本へお問い合わせください。

 

● 最後に群馬県では、誰もが群馬県を楽しく安心して旅行できるために、お困りのことやご訪問先についてのご相談を承っております。

ぐんまユニバーサルツーリズム相談窓口

https://www.pref.gunma.jp/page/193100.html

 

 

インフォメーション

草津温泉スキー場
住所:〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町大字草津字白根国有林158林班
アクセス:長野原草津口駅より車で約30分、草津温泉バスターミナルより無料シャトルバスで5分
TEL:0279-88-8111
FAX:0279-88-8540
営業時間:
<パルスゴンドラ天狗>
ウィンターシーズン:8:30〜16:30(ナイター営業時~20:00)
グリーンシーズン:9:00~16:00
料金:
<パルスゴンドラ天狗>
大人往復1500円
公式サイト:https://www.932-onsen.com/

 

温泉門広場・足湯
住所:〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津456-1
アクセス:長野原草津口駅より車で約20分、草津温泉バスターミナルより徒歩10分
TEL:0279-88-0800(草津温泉観光協会)
料金:無料
公式サイト:https://www.kusatsu-onsen.ne.jp/kankou/1257.php

 

湯畑
アクセス:長野原草津口駅より車で約20分、草津温泉バスターミナルより徒歩5分
※車いすの方の場合は宿泊施設からの送迎バス利用を推奨(送迎バスの有無については、宿泊施設の予約時に確認をお願いします)

 

西の河原通り
アクセス:長野原草津口駅より車で約20分、草津温泉バスターミナルより徒歩10分
※車いすの方の場合は宿泊施設からの送迎バス利用を推奨(送迎バスの有無については予約時に確認をお願いします)

 

裏草津 地蔵
アクセス:長野原草津口駅より車で約20分、草津温泉バスターミナルより徒歩5分


光泉寺
住所:〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津甲446
アクセス:長野原草津口駅より車で20分、草津温泉バスターミナルより徒歩3分
公式サイト:https://www.kusatsu.ne.jp/kousenji/


熱乃湯
住所:〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津414
アクセス:長野原草津口駅より車で20分、草津温泉バスターミナルより徒歩5分
※車いすの方の場合は宿泊施設からの送迎バス利用を推奨(送迎バスの有無については、予約時に確認をお願いします)
TEL:0279-88-3613
営業日時:毎日(臨時休館あり)
※「湯もみと踊り」ショー、「草津 温泉らくご」それぞれの講演時間等、詳細は公式サイトをご覧ください。
料金:
<「湯もみと踊り」ショー>
障害者手帳をお持ちの方と介助者1名まで:半額(大人1名700円)
<「草津 温泉らくご」>
大人1200円
公式サイト:
<「湯もみと踊り」ショー>https://www.kusatsu-onsen.ne.jp/netsunoyu/
<「草津 温泉らくご」>https://www.onsen-rakugo.com/

 

なるほど!八ッ場資料館
住所:〒377-1301 群馬県吾妻郡長野原町大字川原畑1121-31 八ッ場ダム管理支所内
開館時間:9:00~16:30
休館日:年末年始
入館料:無料
アクセス:JR川原湯温泉駅から車で5分
公式サイト:https://www.ktr.mlit.go.jp/tonedamu/tonedamu00572.html


八ッ場ダム

開放時間:9:00~17:00
※工事等で開放していないこともあるため事前に公式サイトで確認してください。


八ッ場にゃがてん号(水陸両用バス)(お問い合わせ先:株式会社Dts creation)
住所:〒377-1304 群馬県吾妻郡長野原町長野原1295-32
TEL: 0279-82-5596
料金:
大人(中学生以上) 2,800円
小人(小学生) 1,820円
1歳未満の乳幼児 無料
※未就学児は大人1名につき1名無料(膝上抱っこ) 定員と安全の観点から未就学児であってもお一人で座れてシートベルトを着用できるお子様 は小人料金をお支払いいただき座席に座ってご乗車いただくことをお願いしております。
乗車/降車場所:長野原草津口駅横(Dts creation本社)または湖の駅丸岩
※時間等については公式サイトをご確認ください。また、冬季は運休になります。
公式サイト:https://dtsline.jp/lp_nyagaten

 

道の駅八ッ場ふるさと館
住所:〒377-1309 群馬県吾妻郡長野原町林1567-4
TEL:0279-83-8088
FAX:0279-83-8089
アクセス:JR川原湯温泉駅より車で3分
公式サイト:https://yambamichinoeki.com/

 

草津温泉 草津ナウリゾートホテル
住所:〒377-1711 群馬県吾妻郡草津町草津750
TEL:0279-88-5111(対応時間:9:00~18:00)
公式サイト:https://www.kusatsu-now.co.jp/