群馬で訪れたいおすすめのリトリートスポット6選 | 特集一覧 | 心にググっと観光ぐんま

群馬で訪れたいおすすめのリトリートスポット6選

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更新日: 2025年01月20日

群馬県は都心から気軽に行ける距離でありながら、自然・温泉・食に恵まれたリトリートにピッタリの場所。

そんな群馬県の環境をいかして、リトリートをコンセプトにしている施設やリトリートにおすすめのプログラムが続々と増えています!

ここではその一部をご紹介。あなたにピッタリのリトリートを見つけてみて下さい。

 

※リトリートとは・・・

 忙しい日常から離れてゆったり心と身体を癒し、自分をリセットする過ごし方。

 

 目次:

  1.歴史文化と自然の原風景でととのう 世界遺産リトリート  荒船いとわ
  2.寺泊で心と身体を整えるソウルリトリート TEMPLE STAY ZENSŌ
  3.森林セラピー基地で疲れた心や身体をデトックス 赤城自然園
  4.リトリートルームで過ごす特別な自分時間 果樹園グランピングヴィラHARASAWA

  5.日常の喧噪から離れた自然豊かな空間で、香りに癒やされる 森の香。foreal
  6.広大なゲレンデの一角でサウナと温泉と自然に浸かるリトリート Earthboat Minakami Fujiwara
  

 

 

 

 

 

 

 

 

歴史文化と自然の原風景でととのうリトリート
1.世界遺産リトリート 荒船いとわ

「世界遺産リトリート  荒船いとわ」は「ほどいて、むすぶ」というコンセプトのもと、世界遺産「荒船風穴」の麓に佇む一棟貸しのヴィラです。自然と歴史文化を感じながらのリトリート体験を通して、現代社会に生きる人々の日常を”ほどく”  そして、新たな明日へと意識を”むすぶ”。ありのままの原風景で 心も身体も整える体験をしてみませんか?

 

都心から2時間、5つの空間から成る施設では、プライベートサウナ、湧水かけ流しの水風呂、瞑想、ヨガ、自然浴などの極上のリトリート体験のほか、お庭ではバーベキューなどさまざまなアクティビティも楽しめます。

宿の目の前には世界遺産「荒船風穴」とともに雄大な自然の原風景が広がり、現代社会の喧噪から解放され、疲れた心や身体を癒す静かなひとときを過ごせます。

・写真左上:寝室「こもり箱」 シルクカーテンに囲まれ、繭こもりのような包まれた空間で、自分に向き合う内なる睡眠体験に誘います。
・写真右上:瞑想ルーム「離心庵(りしんあん)」 未来型セルフトレーニングマシーン「ミラーフィット」をはじめ、セルフケアアイテムが用意されており、開放的な瞑想体験ができます。
・写真下:土間スペース「ひらき箱」 荒船の自然を凝縮したようなサンルームは、ワーケーションや創作活動、読書など新たな自分と向き合う時間を過ごすのにお勧めです。

 

・写真左:山と森に囲まれた庭では、ハンギングチェアにゆられながらゆったり過ごすのもお勧め。
・写真右:夜サウナを満喫した後は、静かな星空の下で整う時間。こんなにきれいな星空が見られるのもこの地ならでは。

 

 

世界遺産リトリート 荒船いとわの詳細
住所:群馬県甘楽郡下仁田町南野牧10713
アクセス:下仁田駅より車で約30分
公式サイト:https://arafune-itowa.com/

 

 

 

寺泊で心と身体を整えるソウルリトリート
2.TEMPLE STAY ZENSŌ

群馬県の東部 千代田町にある、約700年続くお寺「宝林寺」。

空き家となった宝林寺の離れを改装したのが「TEMPLE STAY ZENSŌ(テンプル ステイ ゼンソウ)」です。

 

 

”現代人が余白を楽しむ”ための1日1組限定の一棟貸しの「寺泊」。「宿坊」というと、少し厳しいイメージをお持ちになるのではないか。そんな想いからここでは「寺泊」と呼んでいるそうです。

堅苦しくなく入りやすい。でも、お寺の厳かさや規律は保たれている。そんなTEMPLE STAY ZENSŌは、ゆったり過ごす中で自分を見つめ直せる、まさにリトリートにピッタリの空間です。

広々とした敷地で都心から90分、便利さを手放してちょっと手の込んだ過ごし方をすることで、心と身体を整える、ソウルリトリートを体験してみませんか?

・写真左:宿の前に広がるお庭には、ピザ窯のほか、静けさの中で囲む焚き火もあり、日常を忘れるひと時を過ごせます。奥のデッキで読書するのもおすすめ。
・写真右:お庭でお出迎えしてくれる可愛らしいお地蔵さん

 

 

・写真上:夕方になるとお寺の参道や鐘楼堂(しょうろうどう)がライトアップされ、幻想的な空間を楽しめる。
・写真左下:テラスや本堂での坐禅体験も可能。体験する際は予約を忘れずに。
・写真右下:心を無にして筆を走らせる写経体験もできます。写経の後は本堂にてお経をあげた後、奉納あるいは持ち帰ることもできます。

 

 TEMPLE  STAY  ZENSŌの詳細
 住所:群馬県邑楽郡千代田町新福寺705
 アクセス:館林ICより車で約25分
 公式サイト:https://zenso.horinji.or.jp/

 

 

 

森林セラピー基地で疲れた心や身体をデトックス
3.赤城自然園

赤城山西麓の標高600~700mに位置し、日本の豊かな四季を織りなす美しい自然を感じる事ができる森「赤城自然園」。

「人間と自然との共生」の実現を目指し、もともとは雑木林だった場所を、長い年月をかけて植生を入れ替え、植物がいきいきと育ち、昆虫や小動物が棲みやすい環境づくりを続け、豊かな森に再生しています。

 

遊歩道には、間伐材でつくったベンチや手洗い場が要所に設置されており、気軽にゆったりと森林を散策しながら、様々な植物や、昆虫・野鳥を観察することができます。

赤城自然園では、定期的に森林セラピープログラム「森 de リトリート」 「森 de ミニリトリート」を開催しています。

園内を歩きながら、樹木が放出するマイナスイオンやフィトンチッドを吸い込み、森の癒しに身を任せるくつろぎの時間を過ごす贅沢なリトリート体験ができます。

 

・写真上:木々のざわめきを聞き、木漏れ日を浴びながら、整備された遊歩道を歩くだけでも心癒されます。
・写真左下:園内を流れる川のせせらぎや、野鳥の鳴き声など、音の癒しも溢れています。
・写真右下:休憩広場にはお昼寝できる椅子もあり、のんびりした時間を過ごせます。靴を脱いで裸足で歩いたり、芝生に寝転がったりして自然を全身で感じるのもおすすめ。

 

 赤城自然園の詳細
 住所:群馬県渋川市赤木町南赤城山892
 アクセス:赤城I.C.から車で約10分
 公式サイト:https://akagishizenen.jp/

 

 

 

リトリートルームで過ごす特別な自分時間
4.果樹園グランピングヴィラHARASAWA

群馬県の最北部。利根川の源流域に位置するみなかみ町で、50年にわたってりんごを作り続けているりんご農家「原沢りんご園」。その広大なりんご園の中にあるグランピング施設は、谷川連峰を一望する絶好のロケーション。

「りんご農家が全国のりんご好きに贈る夢のりんごグランピング体験」をコンセプトとした1日2組限定のグランピングヴィラは北欧風2階建てのフィンランド式ログハウス「The Apple」と、愛犬同伴可能なコテージ「Plum」の2棟。いずれも1棟独立型なので、誰にも邪魔されないプライベートな空間でゆっくり過ごせます。

・写真左上:グランピングヴィラ「The Apple」はフィンランドパインで造られているので、外気温に左右されない快適な室温。芳香性の香りにも癒されます。
・写真左下:キッチンにはかわいいりんごのまな板も。IHクッキングヒーターや炊飯器などの家電やカトラリー・食器類も用意されているので、好きな食材を持ち込んでのんびり料理や食事を楽しめます。
・写真右:食卓の上にもりんごをモチーフにした木の器。お部屋のあちこちでりんごを感じる、まさにりんご園ならではのグランピング。

 

 

グランピングヴィラ「The Apple」の2階にはハンモックやハンギングチェアがあり、夜になると天窓から満点の星空を楽しめます。

ちょっとした机もあるので、そこで読書するもよし、ハンモックに揺られるもよし、過ごし方は人それぞれ。

のんびりと自分を見つめ直すのにぴったりのこのお部屋は「リトリートルーム」と名付けられています。

 

 

 果樹園グランピングHARASAWAの詳細
 住所:群馬県利根郡みなかみ町布施2226-4
 アクセス:月夜野I.C.から車で約15分
 公式サイト:https://www.gunma-glamping.com/

 

 

 

日常の喧騒から離れた自然豊かな空間で、香りに癒される
5.森の香。foreal

わたらせ渓谷鐡道沿いの開けた場所にあるエッセンシャルオイル工房「森の香。foreal」。

春夏の青々とした緑や、秋の紅葉など、四季折々の風景が楽しめる場所にある工房では、山から湧き出る清らかな水を使用し、薪火で時間をかけて蒸留して、みどり市の自然がたっぷり詰まったエッセンシャルオイルを作っています。

隔週土曜日には、五感で楽しむ精油づくり体験ツアーも開催されています。

 

 

林業を営む代表の伊藤さん。何十年も生きた木でも市場価値が低く、出荷されずに残置され燃焼されている現状をより多くの方に知ってもらい、少しでも林業に興味をもつ人が増えてほしい、という想いから木の香りに着目して商品を開発したそうです。

 

 

精油の原料となる木々は、熊や鹿に剥がれてしまった木など、丸太としては売れない木を使っているのだそう。

木の伐採、加工から蒸留、瓶詰めまで全ての作業を伊藤さんご夫妻2人で行っていますが、ワークショップでは、木材の加工から蒸留、瓶詰めまでを体験することができます。自然を見て・触れて・嗅いで感じる、都会にはない体験で、気持ちもすっきりリフレッシュできます。

 

 

・写真左上:原材料となる丸太。色のついている中心部分がアロマの材料になり、外側は燃料として使われます。
・写真左下:大きな丸太を粉砕し、細かいチップに。すでに木のいい香りが漂ってきます。作業しながら木の構造や特性を直接感じ取れるのも醍醐味。
・写真右:かまどで火をおこし、蒸留機にチップをセットしていよいよ蒸留開始!

 

 

・写真左:蒸留が完了し、蓋を開けると湯気と共に木の香りがふわっと香ってきます。
・写真右上:伊藤さんご夫妻が蒸留したばかりのチップを専用の箱に入れていきます。とっても熱いのでご注意!
・写真右下:体験ツアーでは、蒸留したばかりのチップをふんだんに使った足浴も体験できます。木の香りに包まれながら、心も身体もぽかぽか温かくなる癒しのひとときです。

 

・写真左:山の湧水を利用して抽出した100%ピュアな自然の香りの精油が抽出されました!蒸留した際に得られる水も、フローラルウォーターとして販売しています。
・写真右上:エッセンシャルオイルは、不定期の日曜日に開かれる工房直売所やオンラインショップで販売しています。
・写真右下:車でアロマを楽しめるカーディフューザーやピアスもみどり市の木材を使って作られています。

 

 

 森の香。forealの詳細
 住所:群馬県みどり市東町花輪1102
 アクセス:わたらせ渓谷鐵道 小中駅から徒歩約6分
 公式サイト:https://www.foreal.jp/

 

 

 

広大なゲレンデの一角で、サウナと温泉と自然に浸かるリトリート
6.Earthboat Minakami Fujiwara

利根川源流の町、みなかみの最奥部に位置する藤原地区のスキー場ゲレンデ内に2024年11月末にオープンしたEarthboat Minakami Fujiwara。自然の中で快適に過ごすためのトレーラーハウス型宿泊施設です。

Earthboatのコンセプトは、キャンプ体験のアップデート。誰もがより快適にアウトドアを楽しめるように設計されています。

アウトドアをリビングとして過ごし、寒くなったら着衣のままサウナに入り暖を取る。トレーラーハウス内は、冬でもエアコンとCLT(木質構造材)の蓄熱性により暖かく、 室内は、各スペースのレイアウトから照明やコンセントの配置に至るまで、考え尽くされており、まさに機能美といった印象。

 

 

・写真左上:クイーンサイズのベッド。ベッド下段の引き出しに布団2セットが収納されている。
・写真左下:CLT(木質構造材)で覆われたハウス内は蓄熱性が高く、エアコン、キッチン、冷蔵庫などもあり快適に過ごせる。
・写真右上:十分なスペースがあるシャワー室。
・写真右下:ウォッシュレット完備で清潔なトイレ。

 

サウナは、チェックイン後に自分たちで火を起こして準備します。とはいっても、着火剤と十分な量の薪が用意されており、難しくはありません。時々サウナを覗いて追加の薪をくべ、少しずつ温度が上がっていくのを見守っていきます。火を育てるというのも都会の日常ではできない貴重な体験。

 

アウトドアのリビングでは、焚き火を囲んだりBBQをしたり。大自然の静寂の中、火を眺めながら過ごす時間は格別で、雑念が取り払われ心底リラックスできます。また、ちょっと寒いなと思ったとき、着衣のままサウナに入り暖を取るのがすこぶる快適。サウナ好きの方にとっても、これは新たな発見になると思います。

 

・写真上:アウトドアをリビングとして過ごすのがEarthboatおすすめのスタイル。
・写真左下:BBQ台はガス式で初心者でも安心。各種調理器具・食器類も備え付けられており、食材を持参すればOK。
・写真中下:火を眺めていると、不思議なほどにリラックスできます。
・写真右下:見上げれば満点の星空。

 

 

サウナの温度を8090℃くらいまで上げて、備え付けのサウナポンチョを着て入るのも、もちろん最高。自分の好きなタイミングでセルフロウリュを楽しみ、キンキンに冷えた水風呂へ。至高のととのい体験ができます。

・写真左上:サウナ内。十分な量の薪がストックされている。
・写真左下:薪の量で火力を調整し、好みの温度にしていくのも楽しい体験。
・写真中下:水風呂から備え付けのバケツで水をくんできて、ロウリュに使用する。
・写真右下:大自然の中で外気浴。

 

 

各棟に奥利根温泉を引湯した温泉露天風呂が完備されており、露天風呂からは谷川連峰の朝日岳などが望めます。

また、上越新幹線上毛高原駅または上越線水上駅から、路線バスでアクセスできるほか、両駅からホテルサンバードへの無料送迎(要事前予約)もあるので、車に乗らない方も安心。

 

・写真左:温泉露天風呂。雪化粧が始まった朝日岳を見渡す。手前の白い建物はホテルサンバード。
・写真右:スキー場ゲレンデ中腹に、Earthboat 4棟が立地。

サウナ、温泉露天風呂、焚き火、アクティビティ、満天の星空…。大自然に囲まれた広大なゲレンデの一角で過ごすリトリート体験をぜひ。

※水上高原藤原スキー場には、Earthboat各棟専用サウナの他にも、本格トレーラーサウナ「サンバードサウナガーデン」が設置されています。紹介記事はこちら

 

Earthboat Minakami Fujiwara の詳細
 住所:群馬県利根郡みなかみ町藤原4957-1(水上高原藤原スキー場内)
 アクセス:水上I.C.から車で約30分
 公式サイト:https://earthboat.jp/list/detail/17/

 

喧騒から離れ、ゆったり心と身体を癒し、自分をリセットするリトリート。都心から近い距離で、日常を離れられる群馬県で自分にぴったりのリトリートを是非探してみて下さい!