スカイリゾートキャンプ場で沼田からの眺望を楽しむ 【ぐんま観光県民ライター(ぐん記者)】

スカイリゾートキャンプ場(眺望)

更新日: 2025年07月17日

沼田市にある「スカイリゾートキャンプ場」は、ゴルフ場を使ったキャンプ場で標高1200m の高地にあり、浅間山をはじめ、条件が整えば富士山まで望めるという抜群の眺望が魅力です。今回は、その眺望を実際に見に行ってきました。

アクセス性が高い「フリーサイトA」

フリーサイトA

<フリーサイトA>

 

このキャンプ場は、それぞれ2ヶ所のフリーサイトとオートサイトからなります。「フリーサイトA」は、クラブハウスから最も近いキャンプサイトで、お風呂があるクラブハウスと夜間に利用できるトイレや炊事場がある「白樺山荘」まで歩いていけるなどアクセス性が高いエリアです。最大5名までの利用が可能で、車両1台、テント1張、タープ1張りが設営可能です。犬・猫を同伴できるエリアであり、ドッグランが隣接しています。

 

<ドッグランが隣接>

利便性が高い「フリーサイトB」

フリーサイトB

<フリーサイトB>

 

キャンプ場の中央に位置する「フリーサイトB」は、売店、トイレ、炊事場、ゴミ捨て場などに近く、利便性が高いサイトです。南側は開けていて眺望がよく、北側は白樺による木陰もあるなど変化に富んでいます。ここも5名までの利用で、車両1台、テント1張り、タープ1張りが可能です。また、バンガローが7棟あり、それらを利用することもできます。

 

<北側には白樺がはえる林間エリア>

絶景が楽しめる「眺望サイト」

眺望サイト

<眺望サイト>

 

キャンプ場の上部に位置する「眺望サイト」は、その名の通り眺望の良いエリアです。クラブハウスや「白樺山荘」からはやや距離があるので、お風呂などの利用には不便ですが、景色は本当に素晴らしいです。全部で25区画あり、1区画の広さは10m×10mです。ここでも同時に5名まで利用することができ、車両1台をサイト内に駐車することもできます。

私が行った時には、あいにくの曇天でしたが、時おり絶景が見られました。そして、私もせっかくなので、キャンプ気分を味わうべくカニカマとシメジのガーリック炒めと肉うどんを作ってみました。ノンアルコールビールを飲みながら、バーナーの燃焼音ともにカニカマを炒めていると「こんな天気でも悪くないな・・・。」と思えてきました。

 

<時おり絶景が見られました>

 

<にわかキャンパーなりに楽しめました>

開放感たっぷりの「頂上サイト」

頂上サイト

<頂上サイト>

 

キャンプ場最上部にある「頂上サイト」は、眺望サイトと同様にクラブハウスや白樺山荘から距離がありますが、広々として開放感があるエリアです。全部で45区画もあり、1区画の広さは10m×10mです。ここでも同時に5名までの利用することができ、車両1台をサイト内に駐車可能です。展望デッキが設置されているので素晴らしい眺めが楽しめます。また、こちらにもバンガローが4棟あるので、それらを利用することもできます。

 

<頂上サイトに設けられた展望デッキ>

 

<天気が良ければ展望デッキからは絶景が見られます>

テントではなく、バンガローでも楽しめます

フリーサイトB

<フリーサイトBのバンガロー>

 

バンガロー(小)は1~3名用で、頂上サイトに1棟(③)、フリーサイトBに6棟(④〜⑧)あります。バンガロー(大)は2~5名用で、頂上サイトに2棟(①・②)、フリーサイトBに1棟(⑩)あります。これらの施設には、照明器具がなく、ご自身で用意していただく必要があります。さらに、頂上サイトには屋外デッキ・トイレがある2階建てバンガローがあり、2~5名で利用できます。なお、バンガローには寝具やAC電源の準備がありませんので、注意が必要です。

 

<1~3名用のバンガロー(小)(③)>

 

<バンガロー(小)(③)にはマットレスがありました>

 

<2~5名用のバンガロー(大)(①)>

 

<バンガロー(大)(①)にはマットレスの他にベッドがありました>

 

<このキャンプ場の最高点にある二階建てバンガロー>

 

<充実した室内>

 

<2階にはベッドもあります>

トイレ、炊事場、売店なども揃っています

売店とトイレ

<売店とトイレ>

 

各サイトではトイレ、炊事場、灰捨て場を利用することができますが、眺望サイトと頂上サイトではトイレと炊事場が共用となっています。売店とゴミ捨て場はフリーサイトBにあり、売店の営業時間は14時から16時です。なお、20時から朝7時まではトイレと炊事場の利用が制限されるため、その時間帯は白樺山荘の設備を利用することになります。

 

<足りないモノはここで調達できます>

 

<トイレは水洗です>

 

<フリーサイトAの炊事場>

 

<炊事場にはシンクが8つ、調理台が4つあります>

 

キャンプ場に行った日はあいにくの曇天でしたが、曇りの合間に抜群の眺望の片鱗を見ることができました。当日、キャンプを楽しんでいたグループは、ここを選んだ理由として眺望の良さなどを挙げていました。次回は、ぜひ快晴のもとで絶景を満喫したいと思います。

 

インフォメーション

スカイリゾートキャンプ場

住所:群馬県沼田市白沢町高平2537-1
電話:0278-53-2211
営業時間:チャックイン13:00~16:00、チェックアウト〜11:00

HP:https://www.gcsr.jp/index.html

SNS:https://www.instagram.com/g.c.skyresort/

 

ぐんま観光県民ライター(ぐん記者)

福田 靖

沼田市にある観光ぶどう園「福田ぶどうマルシェ」で働いています。自衛隊での野営の印象が悪く、キャンプという行為に抵抗があった私ですが、仕事ではない、自由なキャンプは、またやっても良いかな?と改心しました。