アドベンチャーコースが誕生!子供も集うスポットへ進化した桜山公園 【ぐんま観光県民ライター(ぐん記者)】

桜山アドベンチャーコース

更新日: 2025年07月04日

冬桜の名所として名高い、藤岡市鬼石地区の桜山公園。その森の中に、樹木と地形を生かしたアドベンチャーコースが誕生しました。小さな子供から大人まで、思い切り体を動かして遊べます!今回は、そんな注目のスポットを親子で体験してきました。

自然と共生。森の中の樹上遊具

桜山アドベンチャーコース

桜山公園の冬桜は、国の名勝および天然記念物に指定されており、秋冬と春の開花シーズンには多くの観光客でにぎわいます。約47haの広大な公園内には散策路が整備され、ハイキングコースとしても人気です。

そんな公園の一角に誕生した「桜山アドベンチャーコース」。元からある樹木を生かして、ネットやつり橋を張り巡らした大型の遊具です。これまで比較的少なかったファミリー層にも来園してほしいと藤岡市が新たに設置しました。

レクチャーを受けてスタート!初めはドキドキ

桜山アドベンチャー(コース)

階段を上り、ネットに囲まれたコースを進みます。一番高いところは地上から8m。子供たちは躊躇することなく、すたすたと先を行きます。私は恐る恐る進みましたが、ネットが頑丈だということを確認すると一安心。子供の背中を追いかけます。

コースはつり橋やトンネルなどバラエティに富んでおり、通行方向を守りながら自由に動き回れます。

その中で特に楽しかったのが、1本のワイヤーの上を歩く綱渡り。これがなかなか難しく、最大限の集中力とバランス感覚が必要でした。ネットで囲われているので落ちても大丈夫と分かっていても、スリル満点です。

森に響く子供たちの笑い声

桜山アドベンチャー(コース)

コースにはネットだけで囲われた大きな部屋もあります。ここは子供たちに大人気。ふわふわ浮いているような感覚で立つのが難しく、みんな楽しそうに転がっていました。

アドベンチャーコースは予約制で、1回1時間です。コースを何周も回ったり、ネットの部屋で転げまわったりしていると、あっという間に時間が経過。付き添いも含めて定員は15人なので混み合うこともなく、ゆったりと遊ぶことができました。

行き帰りはちょっとしたハイキング

ハイキング

アドベンチャーコースのある場所まで、駐車場から10分ほど散策路を歩きます。アップダウンもありますが整備されているので歩きやすく、ミニハイキングでリフレッシュできました。

アドベンチャーコースができる前は、公園内をめぐるイベントがたびたび開かれていました。展望台で声の大きさを競う「ヤッホー選手権」、公園内に隠されたアイテムなどを集める「桜山冒険譚」などは子供に大人気で、我が家もよく参加しました。そのたびに様々なコースの散策路を歩き、イベントと共にハイキングも満喫。季節の花々や開けた場所から見る山々はいつ来ても美しく、親子で大好きな場所となりました。

 

<過去に参加したヤッホー選手権>

みんなのカフェ「しき」で一休み

みんなのカフェ「しき」

思い切り遊んだ後は公園内にある、みんなのカフェ「しき」へ。ここは希望者が日替わりで出店するシェアカフェです。カフェの開業を目指す人などが出店しており、独自のメニューを提供しています。何度か訪れていますが、魅力的なランチやスイーツに毎回感動しています。

また、なんといっても雰囲気、ロケーションが最高です。木をふんだんに使った店内は居心地がよく、大きな窓の外には桜山の自然が広がります。

天気の良い日はテラス席もおすすめです。四季折々の景色、澄んだ空気を満喫しながら、ゆったりとしたひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか。

 

インフォメーション

桜山公園アドベンチャーコース

住所:藤岡市三波川2166-1
電話:0274-52-3111(藤岡市鬼石総合支所にぎわい観光課)
営業時間:10:00~16:00(最終受付15:00)
営業日:土曜、日曜、祝日、春休み夏休み期間の月曜以外 ※12月末~2月末の冬季、悪天候時は休業
料金:1000円(1回1時間)
対象:身長90㎝以上、体重100㎏以下 ※未就学児は保護者同伴(この場合、同伴者は無料)
アドベンチャーコースの予約、カフェの出店予定は藤岡市のホームページでご確認ください。

https://www.city.fujioka.gunma.jp/

 

ぐんま観光県民ライター(ぐん記者)

関口美智子

群馬で生まれ育ち、ずっと群馬在住。群馬の山並みを毎日眺めて癒されています。趣味は温泉めぐりと、筋トレ、スイミング、ランニングなど体を動かすこと。二児の母で、子供たちと山登りに行くことが楽しみ!