【群⾺】広々としたプライベートヤードが好評、ペットと泊まれる話題のトレーラーハウス「YADOKARI VILLAGE 北軽井沢」

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更新日: 2025年03月31日

緑豊かな自然に囲まれた群馬県・嬬恋村。その静かな森の中に佇み、愛犬とともに特別な時間を過ごせるのが「YADOKARI VILLAGE(ヤドカリビレッジ) 北軽井沢」です。この施設が今、なぜ愛犬家から人気を集めているのか? 施設を運営するYADOKARIの西山さんにお聞きしました。

愛犬と過ごす贅沢な空間

まだまだ聞き慣れない「トレーラーハウス」に泊まれるのが人気の「YADOKARI VILLAGE(ヤドカリビレッジ) 北軽井沢」。トレーラーハウスとは、いったいどんなものなのでしょうか?

「トレーラーハウスはタイニーハウスとも呼ばれるもので、一般的な建築物ではなく、車両として扱われる移動式の住居です。サイズは長さ7.2メートル、幅2.4メートル、高さ3.8メートルほど。車道を走れるように道路交通法に適した形で作っています」(YADOKARI・西山さん、以下同)。

北軽井沢のトレーラーハウスも別の場所で組み立てられ、高速道路を走行し現地に運び込まれたそう。 通常の建築と違い、工期が短く、さまざまな場所に設置できる柔軟性も魅力です。

愛犬と一緒に泊まれるトレーラーハウス。空間を広く感じることができる様々な工夫が詰まっています。

では、新ブランド「YADOKARI VILLAGE」を展開するにあたり、第一弾としてなぜ群馬県・嬬恋村が選ばれたのでしょうか?

「北軽井沢の豊かな自然環境は、愛犬と特別な時間を過ごすのに最適です。軽井沢駅から車で約30分というアクセスのよさがありつつ、軽井沢の賑わいからは奥まったところにあります。現地に行くと静寂が広がり、軽井沢よりもさらに涼やかな空気に癒やされます。敷地周辺は広大な自然に囲まれ、すぐ近くを流れる川のせせらぎや風の音、季節折々の鳥の声が絶え間なく聞こえる、静かで心安らぐ場所です」。

とくに夏場は、愛犬連れのゲストから、この立地が大好評だそう。「温暖化が進み、都心では夏になると日光やアスファルトが暑すぎて散歩にも出かけられないというお悩みをよく聞きます。北軽井沢は、都心に比べると、人間だけでなくワンちゃんにとってもすごく過ごしやすい場所です」

ワンちゃんファーストの宿泊体験

2014年12月のオープンから、現在までに約100組のゲストが宿泊していますが、「その半数がワンちゃん連れの方です」と西山さんは驚きの数字を明かします。「現在、広告は出していませんが、口コミやメディアを通じてお客様に広まっているようで、うれしい限りです」。

YADOKARI VILLAGE北軽井沢の最大の特徴は、各トレーラーハウスに90㎡の専用ドッグランスペースが用意されていること。「都心に住んでいる方からすると、共用のドッグランでもおかしくないほどの広さです。ほかのお客様との共用ではなく、1棟ごとに専用のプライベートドッグランを設けています」。

各ハウスについているプライベートドッグランは愛犬連れに大好評。隣の敷地には共有の大きなドッグランも併設を予定しているそう

プライベートドッグランが人気の理由は、ほかの犬と鉢合わせることがない点。それぞれの棟に犬が泊まっていても、安心して広大なスペースを走り回ることができます。

「運営開始からワンちゃん同士のトラブルや近隣住民の方からの苦情は0件です。プライベート空間なので、ほかのゲストとの干渉がほとんどないのも特徴かもしれません。自由にのびのび過ごせるからか、多頭飼いのゲストの方も多くいらっしゃいます」。


1つのハウスに2頭まで宿泊可能。プライベート空間なので、他の宿泊客を気づかう必要がない

 

 

無人チェックインで気兼ねなく

YADOKARI VILLAGE北軽井沢は、基本的に無人オペレーションで運営されています。事前にピンコードを発行し、本人でチェックインを行うスタイル。他人に干渉されない自由な環境も好評で、ほとんどの利用者がチェックイン開始の15時台にチェックインを済ませているそう。

「車でのアクセスがいいのも、愛犬家の方にマッチしていると思います。トレーラーハウスのすぐ横に車を停められるので、荷物を手間なく運べます」。

愛犬連れで多くなりがちな荷物も、トレーラーハウスの横に車を停められるから運ぶのもラク

キッチン道具も一式そろっているので、ご自宅のように自然体で過ごされる方が多いそう。宿泊される方は早めに夕飯作りを始め、お酒を飲みながら、愛犬とともにゆったりと流れる時間を過ごすことができますね。

「都心で暮らす飼い主さんは、散歩に行くだけでも、エチケットやマナーをすごく気にされています。でもここに来ていただくと、飼い主さんが本当にリラックスして、なにも気にせずカウチに座ってゆっくりできる。それがワンちゃんにも伝わり、いっしょにのんびりとした時間を過ごせるのかもしれません」。

密なコミュニケーションが生まれる非日常空間

トレーラーハウスは、正直、広い空間ではありません。しかし、この「狭さ」こそが、YADOKARI VILLAGEに泊まる利点でもあります。

「家族や仲のよい友人同士でも、普段の生活の中ではなかなかじっくりと話す時間を取るのが難しいものです。静かでコンパクトなトレーラーハウスでは、互いの距離が自然と近くなり、密なコミュニケーションが可能になります。ここにいると、人間同士、人間と愛犬の心の距離も近づくという声をたくさんのお客様からいただいています」

夏に向けて、バーベキューセットも準備予定

施設は最大3名まで宿泊可能で、6歳以下の未就学児は添い寝無料。ご夫婦とお子様、あるいはおじいちゃんやおばあちゃんと一緒になど、さまざまな家族構成での利用ができます。友人同士での利用も人気だそう。

「今年の夏には3棟増やし、計6棟のグランドオープンを予定しています。ワンちゃんのニーズを探りながら、今後は夏に向けてバーベキューセットも準備する予定です」。冬には愛犬とともにスキーが楽しめる「軽井沢スノーパーク」も車で20分ほどの立地にあります。

都心から数時間で訪れることができる北軽井沢へ、ぜひ、家族や友人、そして愛犬とのつながりを深める旅をしてみませんか。

 

YADOKARI VILLAGE 北軽井沢
住所: 群馬県吾妻郡嬬恋村大前字細原2271-30
宿泊料金:1泊33,000円~(1棟貸し切りタイプ・税込)
設備・備品:キッチン、ロフト、L字型ベンチ付きのダイニングスペース、クイーンサイズのベッド1台、シャワー、独立洗面台、トイレ、専用デッキ、専用プライベートヤード、駐車場(2台分)、焚き火台、床暖房、エアコン、プロジェクター、冷蔵庫、調理器具・調味料一式、長野県内のセレクトワインや食材等(有料)
客室数:3棟(2025年初夏、追加3棟を予定)
アクセス:関越・上信越自動車道 碓氷軽井沢ICより車で約1時間、JR北陸新幹線「軽井沢駅」よりタクシー・レンタカーで約40分
ホームページ:https://village.yadokari.net/